『ビーガンの親』に生まれた、『か細い少女』は、やがて自身も親になり、そして、いま、なにを思う?
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『ビーガンの親』に生まれた、『か細い少女』は、やがて自身も親になり、そして、いま、なにを思う?

ぷろおご🍣プロ奢ラレヤー

『多様性』。近年、よく聞くようになったキーワードだ。ひとびとは『多様性』を良きもの、すくなくとも、悪くないものとして、扱いはじめている。

しかし、多様性社会、とは名ばかりに、じっさいは、いまこの社会には、さまざまな「真実」がはびこっている。

いろいろなひとが、いろいろな「じぶんだけの真実」を、それぞれ信じて生きている。それを『多様性』と信じている。それが現状だ。

そんななか、ひとつの社会現象になっているのが『ビーガン菜食主義者』だ。かれらは、その信仰心から肉や、生物由来のものを一切たべない。

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ビーガンの彼らは、われわれが、ふだん口にする動物の「ひどい屠殺動画過剰な食育」を布教のフックにする。

そして、「こんなひどいことはやめよう!」「おれたちは動物を殺さなくても、じゅうぶん農作物だけで生きていけるじゃないか!」と言いながら畑を耕したり、

「そうだ、おれたちは『どんな存在も殺さず、傷つけず、ひっそり生きていこう』!」「この時代に動物殺しに加担するやつは、野蛮だ!」、などといきごむ。

畑の野菜を守る為にイノシシとシカだけで年間120万頭が殺されます

さて、もちろん信仰は自由である。UFOをずっと信じてもいいし、陰謀論を信じてもいいし、ただただ信じる分には(つまり、法的に問題のない範囲では)、カルト宗教を信じることも咎められない。

そう考えると、むしろ、ビーガンは平和的で、すばらしい落としどころだとすらおもう。ひとは常に大きななにかと戦っていたい生き物だし、いまは戦うべき大きななにかが失われてしまったから。自身の肉食欲と戦いつづけるのも、欲の発散としてけっこうなことだ。

戦う大きな相手肉食の人類
居たほうがバイブス高まるから


しかし、信仰において根深い問題は「2世の問題」だ。信仰は自由。しかし、子は、つまり、信仰者のこどもビーガン2世」の信仰は、ほんとうに自由なのだろうか?

まだ生後数ヶ月かと思うほど、体がとても小さかったその赤ちゃん。理由は両親の絶対的な菜食主義へのこだわりにあった

上記

すこし極端な事例ではあるけれども、多かれ少なかれ、親から子への教育というものは、子に影響をあたえる。『親ガチャ』なんて言葉が社会をゆるがしているのも考えれば、わかるはなしだろう。

くりかえすように、信仰は自由である。そして、個人的に、ビーガンを否定しているわけではない。

ただ、「親が実践にまでいたっている信仰を、子は『おしつけられる』という構造的な問題」については、考える余地があるだろう。

その影響はペットにまで?


さて、一般論はここまでにして。

こんかいは、じっさいに、きょうここに生まれている『生きているデータ』を見ていく。

論じることのできる一般論やデータの集積もたいせつだが、n=1の、生の一次情報に触れることでしか感じられないリアルもある。おれはそれをたいせつにしている。

というわけで、今回は「厳格なビーガンの家庭に生まれ育ってきた、現アラフォー・シングルマザー」におすしを奢られてきた(いいの?)。

その「じっさいの苦悩」をみていこう。これがリアルだ。それぞれが信じる真実がいくら強固であろうとも、これもまた、ひとつの真実だ。

購読者のお前らにも、その分配を。
禁断のおすしをたべながら・・・。

ほかのは #奢ログ  から見れるよ

『お前、給食費はらえないんだろ』


じつは、給食、たべたことないんです

ビーガンには、きびしい食事制限がある。

給食というものは、国家資格でもある『管理栄養士』が、科学的に、こどもに必要なエネルギー、栄養素をうまく摂れるようにメニューを設定し、それを提供するものだ。

大人でもむずかしい栄養管理を、たべる量のすくない子供の身体でうまくこなすのは、ただでさえ至難の業だ。給食は、その一役を買っている。

しかし、一般的にビーガンのきびしい食事制限を満たした給食のメニューはほとんどない

だから、こどもがビーガン食をやることになると、親がつくった弁当をたべることになる。だから、彼女は給食をたべたことがない。

同級生の男子には『お前、給食費はらえないんだろ』と言われ続けた。

お弁当には、いつも米と草と豆と果実だけ

みなが「おなじ釜のめし」をたべている中で、わたしだけ貧相なお弁当をたべている。この光景は、経験に乏しく、身体もか細い栄養失調の少女に目に、心に、どのように写ったのだろうか?想像は、むずかしくない。

皆とおなじように大人への階段をのぼり成熟し、やがて、変化のなくなった日々に退屈した大人にとって、「一定の不自由」は蜜の味で、ときに力強く生きていくためのスパイスになる。

それに、いまいちパッとしない人生を送ってきたひとでも、ただ「食事を制限する」というシンプルなルールに従うだけで、手っ取り早く「精鋭」っぽい自意識をつくりあげられておトクだ。

多くの人生は見下されることに辟易としており、それは「見下す対象」が他にいる状態をつくることで、おわらない治癒がなされる。肉をやめるだけで、肉をたべる人間を見下せるのだから、ハマるひとが多いのもわかる。

けれども、まだ「そんなくだらない世界」をあまりしらないこどもにとっては、ただ「わたしだけ」に、理不尽に覆い被さる不自由だったのではないだろうか。見下されてもケーキがたべたい。こどもってそういうもんだろう。

小学生の頃のおやつは「海苔」と「ナッツ」だけ

健康診断かかったオジさんの晩酌?

激しいビーガン教育


ちいさいころから、屠殺の動画を見せられてきました。それで、わたしの兄弟はすっかり心までビーガンになりましたが、なぜかわたしだけは、ずっとシラフってカンジで...。

信仰にふける両親、それを横目に、ああ、生きるために私は、この『振る舞い』をおぼえる必要があるんだ。そう、静かに悟った、か細い少女。

あの日の少女は、いまや数人の子をもつ、アラフォーのシングルマザーになった。彼女は今、自身の親に、子に、そして自分自身に、なにを考えるのか?

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金を追加で払いたくなるほどの記事らしい。aizukサンキュー。マガジンの常連だな
芸大の教授、八谷さんも絶賛!

副作用もあったようですが…。ご自愛ください

サボってすまん!
4日くらいかけてヌルヌル書いた
『夏影ソウナ』の感想。見切れちゃった
『ぽんぽん123』の感想
感想ツイありがたや

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https://note.com/ogosalon/n/n710b96340a40?magazine_key=m171fe652c7ea

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