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本メモ 「なぜネギ1本が1万円で売れるのか?」

概要

1本1万円のネギ「モナリザ」を手がけるねぎびとカンパニー代表が語る、農業法人の経営経験と本人の哲学、ネギの栽培方法が凝縮された一冊。
ネギを育てたい人、農業の流通に課題を感じている人にオススメの一冊。

本を読む目的

1. 農業の事業化、農業で稼ぐスキームやポイントを学び事業開発に活かす。
2. 農家としての生き方、哲学を学び追体験する。
3. 農業におけるマーケティングを学ぶ。

1.事業開発

・数字で考える…。3本198円、2本198円に。1ケース15セットで2980円。2本なら1ケース23セットで4554円。
サイズごとにケースの値段は同じ=大きめ2Lを作れば、ケースあたりの本数を減らせる。
・「1本1万円」を作ることで「2本298円」が高くなくなる、高いものを安く見せる。
・KPI例…40社と苗の契約=3人(営業担当別)×40社=120人とアポ。

2.哲学

・プロスポーツ選手が酒もタバコもしないなら、プロサラリーマンも同じ。
・毎回自信満々で失敗する、9割方。
・才能が0%でも方向が合っている100%の努力があれば成功する。
・そこそこ忙しいけど、ゴールは見えている=やる気を生み出す。
・無意識でできることが実力
・本気にならなければスキルも上達しない。
・社長の楽しみは従業員に少しでも多くの給料を払えるようになること。

3.農業マーケ

・農薬=葉を固くして守るなど=品質低下。なら使用せずに品質を保つ方法を考える。
・微生物資材は胡散臭い為全て試すしかない。またよく分からないので多様にするしかない。
・交渉の基本は相手の困りごとを先に解決すること。


ありがとうございます!いただいたお金は、書籍代に全額投資するつもりです!