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大学生がカスタマーサクセスを経験すべき理由

みなさん「カスタマーサクセス」という職種聞いたことありますか??

社会人の方は知っている人も多いのですが、大学生だとあまり聞き馴染みのない言葉ですよね。

私は就職活動を始めるまではカスタマーサクセスについて全く知りませんでした。就職活動でIT領域に興味を持ち、初めて知りました。

カスタマーサクセスに興味を持った私は、このことについて調べまくりました。

また勉強だけでなく現場のカスタマーサクセスについて知りたいと思ったため、この職種で長期インターンを開始しました。

既にカスタマーサクセスという職種で、長期インターンを2社経験してきました。そのため、他の学生よりかはカスタマーサクセスという職種について詳しいはずです。

そんな私が、今回は「カスタマーサクセス」という職種についての説明と「大学生がカスタマーサクセスを経験すべき理由」について自分の経験をもとに書いていきます。

下記項目が当てはまる学生の方は是非最後まで読んでいただいたいです!

・カスタマーサクセスに興味があるけど、イマイチわからない。
・SaaSに興味がある。
・ITベンチャーに興味がある。
・長期インターンに興味がある。

カスタマーサクセスとは何か?

以下が最も分かりやすいカスタマーサクセスの説明だと思います。

顧客に自社のプロダクトを使い倒してもらうことで顧客の事業課題を解決に導く存在。結果的に顧客の長期利用やアップセル/クロスセルといった売上貢献だけでなく、チャーン(解約)が少なくなることで自社への利益貢献も行う役割。

こちらの記事から引用させていただきました。

これだけでは分からないと思うので、カスタマーサクセスが誕生した過程からなぜ注目されているのかについて以下で解説していきます!

・なぜカスタマーサクセスが生まれ、注目されているのか

カスタマーサクセスの誕生には「SaaS」というビジネスと「Salesforce」という企業が大きく関わっています。(SaaSとは何かについてはこちらの動画を見ていただきたいです。)

SaaSのビジネスにおいては売り切ることが最重要ではなく、契約を更新し続ける事や単価を上げてもらうことの方が長期的な観点では重要です。

SaaSが誕生し発展していく中で、この点に気づいたのがSaleseforceのマークベニオフです。

マークベニオフはサービスの解約率(チャーンレート)が約8%ほどであった現状に危機感を抱き、カスタマーサクセスという職種に対して多額の投資を開始しました。

その結果Salseforceは急激な成長を実現し、カスタマーサクセスの重要性を証明しました。

カスタマーサクセスがSaaSに限らず注目されている理由多くのビジネスがサブスクリプションモデルに移行したからだと考えています。他にも理由はありますが、これが大きな理由です。

サブスクリプションのビジネスだと、売って終わりではなく、売ってからが始まりです。どれだけ顧客の解約率を下げれるかで売上は大きく変わります。

そこで、カスタマーサクセスが売った後の顧客へのアプローチを行い解約率を下げようとするわけです。

カスタマーサクセスについて興味を持たれた方は+αでご自身で調べてください!


なぜ大学生がカスタマーサクセスを経験すべきなのか?

上記の説明である程度はカスタマーサクセスという職種について理解できたかと思います。

そこで早速大学生がカスタマーサクセスを経験すべき理由について説明していきます。

前提として、カスタマーサクセスが持つ業務領域は各会社ごとに違うと考えています。今回は以下2つの業務領域をカスタマーサクセスが持っているという前提で話を進めさせていただきます。

①オンボーディング業務
②サポート業務
③サクセス業務

簡単にではありますが、それぞれの業務領域につい説明します。

①オンボーディング業務

主にSaaS企業でのカスタマーサクセスにおいて存在する業務だと考えています。
簡単に説明すると、顧客がシステムを導入〜活用できるまでを支援する業務です。
この業務は実際の顧客と打ち合わせなどを通して進めていく業務なので、大学生インターンにとっては非常にチャレンジングですが成長の大きい業務領域でもあります。

②サポート業務

主に問い合わせの対応です。電話やチャットを使っての顧客対応です。
こちらの業務は容易に想像がしやすいかと思います。

③サクセス業務

企業によって定義がまちまちな部分ですが、主にサービスの契約更新の合意やアップセルクロスセルの提案を業務内容としています。


基本的に大学生インターンが任されやすいのはオンボーディング業務と、サポート業務だと思っています。(サクセスに関してはより高度なスキルが求められると思うからです。)

結論として大学生がカスタマーサクセスをやるべき理由は
「ビジネススキルの基礎が身につく」ことに尽きると思います。

そもそも、なぜ学生がビジネススキルの基礎を身につけるべきだと考えているかについて説明します。

理由としては就職した先の会社で爆速で成果を出せるようになる確率が上がるからです。

ビジネススキルの基礎が整っていれば、就職先で部署に配属されてから成果を出すまでのスピードを最速にすることができると考えています。私はまだ就職先で働いていないので実感はありませんが、長期インターンをやってビジネススキルの基礎を身につけていた先輩方のお話を聞く限り間違いないようです。

多くの学生は就きたい職種などが定まっていないでしょう。だからこそビジネススキルの基礎を長期インターンで身に付けることは重要です。なぜなら、どの職種ともほぼ同様の倍数で掛け算ができると思うからです。つまりは、ビジネススキルの基礎さえあればどんな職種でも活躍できるということです。

ビジネススキルの基礎とは「基礎的な文章作成力」「ビジネス上のコミュニケーション能力」「自身でタスクを効率的に進めれる力」だと考えています。

これらの力を全て身につけられる長期インターンを探すのは難しいです。例えば、営業のインターンだとビジネス上のコミュニケーション能力を伸ばす力が付くとは思いますが、タスクが短調になりやすい為その他のスキルは身につきづらいとも考えています。

カスタマーサクセスの長期インターンはその他職種のインターンと違い、上記のビジネススキルの基礎が満遍なく身に付くような土台が整っています。

例えばオンボーディング業務では顧客と密にコミュニケーションを取る機会があります。その経験を通して「ビジネス上のコミュニケーション能力」が身につきます。サポート業務では、チャット上でどれだけ簡潔に回答をできるかをこだわるため「基礎的な文章作成力」を得られます。

この点から大学生がカスタマーサクセスの長期インターンをやるべきだと考える。


おすすめの長期インターン

「カスタマーサクセスの長期インターンがおすすめなのは分かったけど、具体的にどれに応募すれば良いのだろうか?」と思っている学生さんに、私的なカスタマーサクセスインターンでオススメな求人を紹介したです!

前提として、スタートアップの方が良いと思っています。理由としては、任せてもらえる仕事範囲も広くビジネススキルの基礎である「自身でタスクを効率的に進めれる力」も身につけられると思うからです。

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こちらは株式会社hokanという会社の求人です。上記で説明したようなオンボーディング業務やサポート業務、その他の業務領域まで幅広く任せてくれるようです。SaaSでスタートアップという点も、ビジネススキルの基礎を身につけるにはもってこいの環境だと思います。

スタートアップが大好きなカスタマーサクセスを募集!

スマートラウンドという会社の求人です。プラットフォーム事業を運営されている会社のようです。オンボーディングを任せてくれるという点で設立まも無いスタートアップというのがおすすめのポイントです。

まとめ

大学生がカスタマーサクセスを経験すべき理由は、
「ビジネススキルの基礎」を身につけて就職先で爆速で成果を出すためです。

もちろん就職前の学生が就職活動で無双するためにおいても「長期インターン」を行うのは非常に良いことです。そういった学生でも「カスタマーサクセス」の職種であれば就職した後もメリットを感じやすいということです。

カスタマーサクセスは需要がこれからも拡大していく職業ですので、そのような意味でも経験しておくことは大事だと思っています!

是非皆さんの選択肢の一つとして参考になれば幸いです!

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