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27歳のキャリア遍歴について②

前回の記事の続きになります。

3.休職期間(5ヶ月)
前回の記事の通り、2社目の業務について行けず、転職から約半年後休職することとなる。恐らく我慢して続けていたとしたら本当に精神がおかしくなると思ったので、逃げるしかなかったと思う。休職から約1週間はとにかく安静にし、食べて散歩して休憩して寝るを繰り返した。非常にゆったりとした毎日を過ごせることに居心地の良さを感じる一方、外に出ればスーツを着たサラリーマンを目にする。この光景を見るたびに今の自分の状態を卑下し、社会から取り残されてる気分になった。今すぐ働きたい、でも現職はもう戻りたくない、それなら転職するしかない!と思い、休職から2週間ぐらい経ってからは主に転職活動に明け暮れる日々であった。休職期間の転職活動中については別の記事に投稿することとするが、結果として4社内定をもらうことができた。休職をした会社にいても昇進はきっとできないし、戻るのも周りの視線が気まずいしとにかく早く転職したいと思っていたため、本当に内定をもらうことができて安堵の気持ちが大きかった。しかしながら、実は内定先に転職することなく現職復帰を選択することとなる。理由は行く予定であった企業の内定取り消しである。

4.休職からの復帰
復帰当日の通勤列車では、汗が止まらず常に緊張状態であり、とにかく逃げ出したい気持ちであった。人事担当者は非常に優しくフォローをしてくださり、復帰後の配属先となる部署へ案内してくれた。周りが実際どう思っていたかは分からないが、自分からすると冷たい視線で見られてるなと言う印象で気まずさ以外なにも感じなかった。しかしながら、復帰後の部署は若手も多く、何より課長が優しく面倒見が良いで評判の方だったため、非常に仕事がしやすかった。一部復帰した後で、除け者扱いする人がいたがそこはもう割り切って、とにかく通常通り仕事ができるアピールを日々頑張った。大変な時もあったが、復帰後1年して、営業成績は格段に上がり、全国営業成績で150人中18位で部署No.1の実績を出すことができた。この時は、やってやったぜ!と言う気持ちと現職に戻って逃げずに挑戦して良かったと言う気持ちで達成感に満ち溢れていた。しかし心のどこかで引っかかることがあり、どんなに成績を残しても休職した過去の経歴は今の会社にいる以上変えられないということ。休職をする直前の部長との面談で、休職はそれなりに昇進へのリスクはあると言われていたのだ。そこから今後のキャリアについて、自分なりに悩んだ結果、どんなにこの先今の会社に貢献しても1回の休職が原因で自分のステップアップに影響があるならば、今の調子が良いうちに転職活動再開してみるかと言う決断に至った。特に急ぎでの転職ではなく、ゆっくり自分の望む会社だけを受けていくスタンスで転職活動を進めて行った。そこでご縁があった会社が現職である。

次回の投稿でなぜ今の現職にしたのか。現職での仕事はどうかについて投稿していきます!
引き続き誰かの共感や役に立つ記事になれば幸いです。よろしくお願いいたします!

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