就活が不安な大学生たちへ

こんにちは。22卒凡人大学生です。
最近(8月)やっと就活を終わらせることができたので、これから就職活動に悩まれるであろう後輩の皆さんに向けて、少しでも気が楽になるように私の就職活動に対する考え方を書きたいと思います。
ここに書いてあることを踏まえて就活をすれば、どこかしらには入社できると思います。もっと楽な方法もあると思いますが、ブラック企業だとかに引っ掛かりやすくなると思うので、最低限しっかり選考をしているところにしましょう。誰でも採用してるみたいなところはやめといた方がいいです。

✅就活は企業との縁、運ゲーである。

【自己PR・志望動機・学生時代力(ガクチカ)を入れたこと】
この3つを考えることがどれだけ苦痛か・・・。
大したエピソードもないし、バイトのことでも書いておくか。。。
ほとんどの学生がこうなるわけです。
私もそうでした( ´∀` )
でも気にする必要はないです。正直一番大事なのって志望動機なので(笑)自己PRとガクチカに関しては、ネットにあるやつにちょっと手を加えるぐらいでOKです。(志望動機に関しては後で詳しく説明します。)
結局のところ、どんなによいエピソードを語ったとしても、企業がそれを求めているかどうかなんて学生側にはわからないです。その企業が学生時代にしてきたことを重視しているのか、これから働く上でのやる気を重視しているのか。いわゆる採用基準ってのが、学生側には全くわかりません。
つまり、採用基準と自分のアピールしたいことが合致した場合に内定が出るわけです。よくある学生生活でのエピソードで「サークルでイベントの主催をつとめて~」とかですが、その企業がリーダーシップのある人間を求めているかどうかはわからないです。自己中心的だとか、あまり人の話は聞かなさそうと思われればそれまでです。なので素晴らしいエピソードがいいかどうかはわかりません。もちろん例外もありますが。
要は採用基準がわからない以上、真剣に考えすぎる必要が無いのです。
めちゃくちゃ完璧に質問に答えれて面接うまくいった!と思っても、落ちてることなんて普通にあります。
就活はくじ引きから当たりを引くまで引き続けることと同じです。

✅インターンシップは行くべきなのか

3年生の夏休みあたりくらいからインターンシップに参加する人がチラホラ出てくると思います。私も3年生の8月にインターンシップに1度参加しました。ちなみにインターンシップに参加した企業は見事に落ちましたが(笑)
インターンのシーズンになると、就職課からうるさくインターンに参加しろと言われます。昨年の先輩方のインターン参加率90%!とかグラフをみせられます。おそらく、5社~10社くらい参加しろとか言われると思います。
正直な話、1社行けばそれでいいです。
インターンの目的って、要は仕事ってどんなことするんだろう?会社ってどんな雰囲気なの?ってのを体験するために行きます。インターンに行けば、選考に有利になることは確かにあります。でも就活のシーズンになれば10社、20社受けるわけです。全部インターン行けるわけがない。
というか、そんな行動力あればこの記事を読んでないでしょう(;'∀')
インターンについてもう少し詳しく書くと、企業によって期間も内容も異なります。1日のところもあれば、1週間とかもあったと思います。おすすめは、2日くらいのやつで、内容にグループワークが無いやつです。
どうしても行けと就職課に言われたら、その辺を狙いましょう。

✅志望動機の重要性

これは一番面接において大事だと思います。
そもそも選考って最低でも二次面接くらいまではあると思いますが、何を掘り下げて聞いてくるかというと自社への志望度です。
選考が進むにつれて聞いてくる内容は、自社への志望度や理解度といった、どれだけ自社について調べてくれているのかということです。
なので志望動機は完璧にしていきましょう。この志望動機というのは説明会やホームページなんかを見て、その企業の「強み」みたいなのを見つけて書くのがいいです。しかし、ほとんどの学生が同じように志望動機を書いてくるので少し工夫が必要です。
例えば「親会社がいないので自由に仕事をやれます」と自社の強みに書いてあれば、「御社の親会社がいない独立系であることが魅力に感じました。私自身も自由にいろんな案件を経験し、幅広い知識を得たいと考えています。」みたいな、「その企業の強み+自分の考え」を混ぜて書きます。御社のここが魅力で入社しました!というのを頑張って見つけないといけないです。これはかなり面倒ですが、ここを怠ると、選考が進むにつれて質問に答えられなくなり後で後悔します。

✅SPIの対策本は買わなくていい

これは就活始まってから私が後悔したことの一つです。
就活といえば必ず耳にする適性検査ってやつです。
有名なのはSPIですね。このSPIに関しては、本屋さんに行くとめちゃくちゃ対策本があります。
適性検査は基本的に面接の前に行われるので、学生としてもここで落ちるのだけは避けたいです。なので必死に勉強したわけですが。。。
結果、必要ない!!
コロナ渦があってWebでの受験というのが当たり前の世の中になりました。
この流れは今後も続くと思います。
SPIって有名すぎるので検索すると答えが出てくるんですよね(〃艸〃)ムフッ
なので勉強なんてしなくてもGoogle先生に聞けばそれで解決です。
ただ、注意点があります。
多くの学生がPCで受けると思うのですが、同じパソコンで答えを調べるとバレます。タブを移動したり離れたりするとそれが履歴に残るんですよね。それが企業に伝わると。。。
なので必ず回答する端末と調べる端末の2台用意した方がいいです。
あとは、早く回答しすぎないことです。あまりに早い回答、特に非言語問題は高確率で怪しまれます。

✅企業選びの軸を決めておく

就活が始まればどんどんとエントリーしていって、説明会を受けることになると思いますが、基本的に知らない企業ばかりだと思います。名前の知らない企業にエントリーすることは最初は不安ですが、基本的にほとんどの就活性が名前も知らない企業に就職することになるので、その辺は問題ないです。私たちのような学生が知っている企業なんてのは、氷山の一角みたいなものです。
無数にある企業の中から行きたいところを選ぶなんて、最初はどうしていいか戸惑います。なので就活が始まる前にある程度自分の中で譲れない条件を決めておきます。
条件というのは、勤務地、給与、福利厚生、従業員数とかです。地元で働きたいならば勤務地は重要ですし。一人暮らしをしたいなら住宅手当があるところがいいです。これは人によって色々だと思いますが、自分の中で、これだけは譲れない!っていう条件を軸に企業を選ぶといいです。
4つくらい条件を付ければ結構絞れます。

✅できるだけオンラインで解決する

これは先ほど説明した「条件」の、私の中の条件の一つです。
コロナ渦があって、会社説明会や一次面接などがWeb上で受けることが当たり前になりました。企業によっては最終選考まで全てオンラインという所もあります。
とにかく会社説明会はWeb開催のものがおすすめです。特におすすめなのがライブ形式ではなく録画のパターンのもの。ライブは服装や時間も気にしないといけないですが、録画は好きな時間に部屋着のまま見れます。
最高です。
一次面接もオンラインの方がいいです。わざわざ現地まで行ったのに一次面接で落とされるという最悪のパターンが私は何度がありました。
一次面接で現地に行くのは時間の無駄ですし、交通費の支給もないのでデメリットしかありません。
印象としては、小さい企業(ベンチャー企業。従業員100人以下程度)は一次面接から対面で行うことが多いです。なので大きめの企業を狙うのがおすすめです。募集人数も多いので。

✅履歴書はオンラインで提出できるところにする

だいたい10社くらいは受けると思うんですが、10社分の履歴書を書くってめちゃくちゃしんどいです。マジで。笑えないです。
履歴書ってだいたいが学校指定なんですよね。なので書く内容ってほとんど同じで、変わるところは日付と志望動機くらいなんです。
なのに紙の履歴書だと何枚も企業ごとに書く必要がある。面倒くさい。
でもオンラインで提出できる企業だとどうでしょう。
志望動機以外コピペで手直しするだけで出せます。
正直オンラインで履歴書が出せるのは業界がかなり限られるかもしれないです。私はIT系だったので当たり前のようにオンラインでの提出が可能な企業がありました。
ちみにこれも小さい企業よりも大きめの企業のほうが利用してる可能性が高いです。大きい企業は募集人数も多いので、応募者も多く履歴書を管理するのに紙だと面倒なので、オンラインでの履歴書の提出を採用していることが多いです。

✅スタートダッシュをしっかり決める

就活って椅子取りゲームと同じで、後になればなるほど空いてる枠が少なくなります。枠が少なくなるとどうなるかというと、競争率が上がり、厳選されるんです。就活シーズンが解禁した段階だと席に余裕があるので、それなりにコミュニケーションができそうな人間なら内定を貰えます。でも終盤になると、席が少なくなりますよね。でも、応募数ってそれなりにあると思います。就活を終われないで彷徨う学生は日本中にいるわけですから。
その少ない席数を取り合うには、就活序盤よりも圧倒的な運とアピールがいります。企業としてもあと一人採用するとなったら、優秀なのを入れたいですからね。たとえば採用人数40人だとしたら5人くらいテキトーなやついれても気にならないでしょう。でも、採用人数10人なら1人でもテキトーなやつ入れたくないですよね。
新卒を40人募集している企業があったとして、序盤、中盤、終盤と分けるなら、序盤と終盤では明らかに序盤の方が採用基準も甘く内定を貰える確率が上がると思います。なのでスタートダッシュはしっかり決めて、さっさとおわらせて卒論に取り組むのが吉です。

✅就活生の掲示板の使い方と注意点

もしかしたら知らない人もいるかもしれませんが、就活生御用達の掲示板というのがネットにはいくつかあります。企業について調べるときに便利です。実際に選考を受けた同期の話が聞けたり、退社した人の理由とかが書いてあったりと、就活は情報戦なので、めちゃくちゃ重宝します。
じゃあ、できるだけたくさんのサイトに登録しておこう!と思うかもしれませんが、サイトによって注意が必要なところもあります。
就活のサイトって基本的に大学名+電話番号+メールアドレスくらいの情報は登録させられます。この電話番号がやっかいで、サイトによっては就活をお手伝いしますてきな電話がめちゃくちゃかかってきます。着信拒否しても違う番号からかけてきます。選考中の企業からの電話とややこしく、本当に面倒くさいです。どうしても電話が鳴り止まない人は、はっきりかけてこないで下さいといった方がいいかもしれません。

✅企業からの電話にはきちんとでる

就活では電話をめちゃくちゃ使います。あとメールも。この電話なんですが、普段LINEとかでやり取りをしている私たちにとっては少々慣れないです。出るのを忘れてて折り返しかけなおしたことが私も何回もありました。この電話ですがやっぱり1回目の電話で出るべきです。選考に影響があるのかどうかはわかりませんが。連絡つきやすい人間の方が企業としては好印象なのは間違いないです。
でもいつかかってくるのかわからないのがやっかいで、いつも気を張っていないといけないのは少々しんどいです。
企業からの電話ですが、まず営業時間内にかかってきます。土日祝などの休みにはかかってこないです。その企業が土曜日出勤ありだとかかってくるかもしれないです。営業時間は一般的には9時~18時とかだと思いますが、12時~13時くらいのお昼休憩はかかってこないです。一番可能性がある時間帯は午前中の10時~12時までです。ここが一番多いです。なので夜更かし常習犯でお昼ごろ起きる方は要注意です。(私です((´∀`))ケラケラ)

✅マイナビだけでいい

大学で何個も登録させれれる就活サイト。これは正直2つ3つくらいでいいんじゃないかなと思います。登録だけは一応しとけばよくね?と思うかもしれませんが、メールの量がマジで異常です。一日に何件もメールが来て、それがサイトごとにきます。なので受信フォルダがパンクし、重要なメールも見逃しかねないです。実際私が使った就活サイトはマイナビとリクナビだけで、ほとんどの企業がどちらかに登録しているのでこの2つでいいです。

✅オファー型の就活サイトに登録しておく

最近流行っている方式です。自分の情報をあらかじめ登録しておけば、企業から選考のオファーが届くというものです。実際オファーは結構来ます。ただ業界が違ったりこんな条件入れてないのになぁと、届く企業はガバガバです。おそらく登録してある自己PRの内容なんかをAIとかで判別して自動で送ってます。なのであてにはできませんが、たまーに優良企業からもくるので、登録しておく分には損はしないです。
おすすめはオファーボックスとかですかね。

✅面接で作り話はやめとけ

これはいろんなサイトにも書かれていますが、嘘は本当にバレます。
バレない人もいますが。(私の友人。。)
面接って思たより一つの内容を深掘りしてきます。なのでその場で作った話は絶対にバレます。逆に言えば、事前に完璧な作り話を用意しておけば大丈夫ではあります。が、おすすめはしないです。
特に選考が進むと、一次面接で咄嗟に答えた嘘なんて覚えてないんですよね。でも企業はしっかりメモを取っているので、あれ?君こーゆってたよね?となると、ほぼアウトです。嘘をつく人間は絶対に採用してくれないです。嘘をつくくらいならはっきり「すみません。わかりません」といいましょう。

✅SNSはカギ垢にしとく

最近は有名な話になりつつありますが、SNSは企業にバレる可能性があります。もちろん、良い内容ばかり投稿してればいいんですが、いわゆる裏垢てきなのがある人や、SNSで感情的になっちゃう人とか愚痴をこぼしてしまう人は絶対カギにしていた方がいいです。聞いた話だと、SNSを調べるのを専門にしている企業もあるらしく、どこまで企業に伝わっているかわからないです。用心のためにも就活の1年間はカギにしときましょう。
そんなことで落とされるなんてたまったもんじゃないですからね。
人間誰しも愚痴くらい言うもんですよ。。。

✅面接では答えに一貫性を持たせる

面接って基本少なくても二次面接くらいまではあると思うんですが、面接で答える内容、エントリーシート、履歴書に書いた内容、は選考が進んでも一貫性を持たせて答えることが重要です。基本的に一次面接で答える内容はエントリーシートや履歴書をもとに進み、二次面接からは前の面接で答えた内容をもとに進みます。
選考が進むにつれて何を言ったのか覚えておく必要があります。
例えば一次面接で企業選びの軸を3つ教えてくださいと言われ、答えたとします。最終面接でもう一度聞かれたときに同じものを3つ挙げるれないとつっこまれます。
自分の中でしっかり決めている人はいいかもしれませんが、予想外の質問でその場の勢いで答えた場合、次の面接では覚えていないということは結構あります。

✅面接攻略

私も数は多くないですが、何回か面接を受けているのである程度聞かれることわかります。なので絶対聞かれるパターンを何個か書いておきます。
参考にしてください。

【自己紹介をしてください】
面接でまず初めに聞かれるのがこれです。ほかのパターンもありますが、一番これが多いです。流れとしては、まず面接官が自己紹介をしてきます。入社~年目の~です。みたいな感じです。そのあとに、それでは~さんの自己紹介をお願いしますときます。答え方ですが「大学名+名前+学生時代にしてきたこと一文+なにかアピールできること一文」です。
あくまで自己紹介なので、長々と自己PRしたりとかはやらないでいいです。

【配属先の希望】
地域限定採用でなければ必ず聞かれます。基本的には行きたいところを答えればいいんですが、地元の場合はきちんと理由を考えていた方がいいです。地元から出たくない人って企業からすると、実家から離れられないダメな奴って思われる可能性があります。
おすすめの答え方は、「一人暮らしをしたことがなく、仕事と両立できるのか不安なため、入社して仕事に慣れるまでは実家に近い場所で働きたいとおもっています。」といいましょう。重要なのは、一人暮らしをするつもりではあると伝えることです。独立して生きていく気はあるのかどうかは、意外と評価ポイントです。

【企業選びの軸を教えて下さい】
自分が企業を選ぶうえでの必須の条件ですね。これはその企業の特色を言うようにしましょう。例えば、若くからチャレンジできる社風。とかです。
あと、答えた軸は覚えておきましょう。二次面接以降も同じ質問をされることが多いです。その時、軸の内容が変わっていると良くないです。

【他に選考中の企業はありますか】
これは100%くる質問なんですが、答え方に注意です。
嘘をついて御社だけです!という必要はないですが、御社が第一志望だということは必ずいいましょう。「今選考中の企業は御社含めて5社ありますが、御社が第一志望です。もしも御社から内定をいただけましたら、その場で就活を終わりたいと考えています」と答えます。
複数企業を受けている人は企業名を聞かれることがあります。
答えたらいいやんって思うかもしれませんが、この複数の企業の業界や職種がバラバラだと良くないです。
業界や職種を統一して企業を選んでいるかどうかは意外と聞かれます。
あちこちテキトーに受けてると思われるのが一番危険です。
もしも受けている企業がバラバラの場合は思い切って、御社だけですと言っておきましょう。ですがその場合、一社しか受けない理由ってあるんでか?と高確率で聞かれます。普通就活生は並行して何社も受けるので探りをいれてくるわけです。答え方は「一つ一つの企業と真摯に向き合うようにしています」とか、なにか考えておきましょう。

【どういう仕事をしたいか】
聞かれ方はいろいろありますが、この内容は必ず聞かれます。
基本的には御社のこういった事業に参加したいです~とかなんですが、その事業に参加できるかはわからないよ?とここまでがテンプレですので、言い返せるように考えときましょう。

【就活の希望終了時期】
この質問なぜかされます。答え方の正解はたぶん今が5月なら6月ですとか7月ですとかですかね。おそらくですが、この質問の意図は、この選考で就活を終える気があるのかどうかを確かめているのだと思います。だいたいは1か月くらいで内定まで辿り着けるので、今の月+1、2か月先くらいを言っとけばいいと思います。

✅最後に

世の中のほとんど学生が同じように就活で苦しみ、乗り越えています。
諦めなければ就活は必ず終われます。
自分に自信をもって挑んでください(^▽^)/

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