外食ならOK？

様々な宗教が入り乱れている大国インド。
どうしてもベジタリアンが多いイメージがあるし、もちろんそれは事実なのですが。
ご存じの通りベジタリアンにも色々あって、なかなかややこしいのでした。

例えば居候していたArjun家。
1階に住んでいるJUNさんのご両親は生粋のヒンズー教徒で、今もベジタリアン（乳製品はOK、卵はNG）です。
２階のご主人JUNさんは元ベジで、今は外食時のみ肉（鶏肉）も食べる。
ゆで卵が大好きでもあります。
JUNさんの妻であるYU子は、一応嫁ぎ先の食生活に合わせてはいるものの、日本へ帰国した時には普通に肉も食べます。
そして２人の次男サン君は、彼女の影響？で現在はベジタリアン（乳製品はOK）らしい。

うーーん、これってどうなんでしょう。
なんだかJUNさんパパママ以外はその時々の都合で、ベジだのノンベジだのと勝手に使い分けているだけなのでは？
まぁ食べ物に規制はないとはいえ、お菓子を主食化しているようなワタシに言われたくはないでしょうが。
とりあえず家族内で問題がなければよしですしね。

ところでそんなふんわりしたベジスタイルのArjun家ですが、確固たる決まり事はあったのでした。
それは、『肉料理は家に持ち込まない』。
外食は大丈夫。
ケ◯タッキーフライドチキンだって、外で食べるんならオッケー。
でもテイクアウトしたり、デリバリーで肉料理は絶対に頼まないそうな。
それはやはり、同居して１階に住んでいるご両親に敬意を払っての事なんでしょう。

無宗教かつ息子と気ままに暮らしているワタシには、そういうところがなんだかかっこよく思えたのでした。