7月13日 高野山奥の院参道
7月13日は夫も私も仕事が休みだったので、出かけていました。
午前中に、奈良県野迫川村の立里(たてり)荒神さんにお参りし…
その後、高野山へと向かいました。
立里荒神社から高野山までは、車で30分弱の道のりです。
高野山の中の橋駐車場に車を止め、参道入り口近くの食堂でお昼をいただきました。
そして、いよいよ参道へ。
noteでは、もう何度も高野山の記事を書いているのですが…
「また?」とおっしゃらずに(笑)
ご覧いただければ幸いです。
参道入り口。
ここから、奥の院までは歩いて10分~15分くらいです。
石灯籠の奥で、紫陽花が咲いていました。
青い紫陽花。
参道を進みます。
参道に入って、すぐのところに…
シロアリの供養塔があります。
こちらの参道は、企業や団体などの供養塔が多く建立されています。
アデランスの供養塔。
こちらはヤクルト。
シャープ。
液晶パネルの形でしょうか。
さらに参道を進みます。
UCC上島珈琲。
こちらは、東日本大震災で亡くなった方々のための供養塔です。
キリングループ。
よくよく見ると…
麒麟(キリン)がっ!!!
ちょっと暗いですが、キリンビールの瓶や缶に描かれている、あの麒麟です。
さらに進みます。
この先で、古くからある参道(表参道)と合流します。
奥の院参道は、表参道と裏参道があります。
つまり、参道が二股になっているんですね。
興味のある方は、上のリンク先をご参照ください。
山内マップです。
参道のわきに、ヒメジョオンの花が咲いていました。
やっぱり野草は良いなぁ。
表参道は、古くからある参道です。
武将や、歴史上の著名な人物のお墓がたくさんあります。
木の根元に、さりげなくお地蔵さんが。
このような光景は、参道ではよく見かけます。
右を向いても左を向いても、木と墓石ばかりです。
「お大師様のもとで、永遠の眠りにつきたい」と願う人が、奥の院に墓石を建立するのです。
参道はいつ歩いても、とても静かです。
コロナ前は、外国人観光客も多かったのですが…
現在の静かな参道は、世界遺産に登録される前に戻ったかのようです。
高野山は、湿度がとても高いです。
なので、いたるところでコケが生えています。
苔むした灯籠。
ん???
苔の間から、小さなキノコが生えていました。
参道の脇には、清らかな水が流れていました。
さらに参道を進みます。
御廟橋(ごびょうばし)です。
玉川にかかるこの橋を渡ると、御廟(ごびょう)、灯籠堂があります。
御廟では、弘法大師空海が、今も衆生のために瞑想を行っているとされています。
「まだ生きている」という思想なので、弘法大師空海については、死亡を表す「入滅」という言葉は使われません。
「禅定(ぜんじょう)に入る」という意味の「入定」という言葉が使われます。
この先は、脱帽・撮影禁止です。
御廟前にある、玉川。
冬季には、こちらで水行が行われることがあります。
奥の院・護摩堂です。
不動明王が祀られています。
玉川を背に、「水向地蔵」があります。
納経所で水塔婆(先祖供養のための薄い塔婆)を書いてもらい、地蔵菩薩の前に設置された箱に入れ、水をかけて先祖供養をします。
大日如来の前の箱には、たくさんの水塔婆が納められています。
まぁ、中心となる仏様ですからねぇ。
納経所。
手水舎。
真冬には、この水が凍りつきます。
納経所の隣に、頌徳殿(しょうとくでん)があります。
こちらは参拝者の休憩所となっています。
無料(セルフサービス)で、温かいお茶をいただくことができます。
(現在はコロナ禍のため、どうなっているのか不明です)
さて、お参りを終えて、参道を引き返します。
続きます。
(まだあるんかい)
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