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2021年11月1日 和歌山県高野山~信仰と紅葉 その4 奥の院までの参道(中の橋から奥の院まで)

前回の記事は、こちら。

今月1日、夫とお参りした高野山の記録です。
もっと早く書きたかったんですが、なんせ膨大な量の写真を撮ってきたので、整理が追いつかなくて(笑)

ということで、奥の院参道、中の橋から奥の院までをご紹介します。

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参道の景色自体は、一の橋から奥の院まで、ほとんど変わりません。
杉木立の中、膨大な墓碑の間を進みます。

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今回のお参りは、とにかく「石仏」が気になりました。
とくに、木のうろに納められた石仏が。

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おさいせん箱も置かれています。
あと、ワンカップも(笑)

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全体的には、こんな感じです。

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こちらのお地蔵さんには、必ず手を合わせます。
夫婦円満を祈願して。

ちなみにこのお地蔵さん、季節によって「前掛け」と「帽子」が変わるんですよ!!
奉納される方がいらっしゃるんですね。
そろそろ冬が近づいているからか、毛糸の帽子をかぶっていました。

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奥の院まで、あと少し。

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この橋は「御廟橋ごびょうばし」といいます。

この橋を渡ると、御廟・灯籠堂があります。
御廟の中では、弘法大師空海が、今も衆生しゅじょうのために瞑想をしている、とされています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

御廟橋を渡る前には、必ず手を合わせます。
そうすると、お大師さんが迎えに来てくださる、といわれています。

御廟橋から先は、撮影禁止になっています。
まず灯籠堂で手を合わせ、そして御廟へお参りします。

御廟では、ロウソクと線香を供え、般若心経1巻を唱えます。
いつも夫と唱えています。

さて、御廟・灯籠堂でお参りして、ふたたび御廟橋を渡ります。
渡り終えたら、ふたたび合掌。
お大師さんに、お礼の意味をこめて。

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御廟橋に向かって右手に、お地蔵さんや観音さんが並んでいます。
大日如来さんも、お不動さんもいます。

これは「水向みずむけ地蔵」といって、先祖を供養する場所です。
先祖でなくても、身近な亡き人を供養することができます。

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供養したい場合は、納経所で「水塔婆とうば」を求めます。
水塔婆とは、細く薄い板を、五輪塔ごりんとうの形にしたものです。

先祖供養の場合は「○○家先祖供養」と書いてもらい、亡き人を供養する場合は俗名や戒名を書いてもらいます。

動物を供養したい場合は「三界萬霊」と書いてもらいます。
三界萬霊とは「この世の生き物全ての霊」のことです。
つまり、動物(ペット)も含まれるのです。

運が良ければ、「三界萬霊」の文字の横に、動物の名前を書いていただけることもあります。
これは、納経所の係の人によって違うので、何とも言えませんが。

水塔婆は、水向地蔵の前に置かれた木箱に入れ、ひしゃくで水をかけて供養します。

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この日は、年内最後のお参りになるかもしれなかったので…
夫の実家の水塔婆供養をしました。

私の実家の供養は、母がきちんとやってくれているので。
まずは、夫のご先祖に感謝の気持ちをこめて。

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手前に見えているのが、護摩堂ごまどう、その奥の建物が納経所になっています。

護摩堂のご本尊は、不動明王。
さらに、弘法大師空海が42歳の厄年に彫った、と伝わる大師像がお祀りされています。

***

さて次回は…
(まだ続くんか)

はい、続きます。
次回はクライマックス!
紅葉の巻です!!

早くアップしないと、紅葉の時期が終わってしまう(笑)


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