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普通にあるものが無いコンプレックス


世間の思う普通。

普通にあるもの。持っているもの。

家族

免許

仕事

学歴

友達

親友



いわゆる「普通」にあるものとされる

ものがこの世にはたくさんある。

物理的なものだけでは無いと思う。

忍耐力とか、精神力とか。

思いやりや、強さ、弱さ。


誰かが、時代が、決めた「普通」を

持っていないと人間ははじかれる。

ものすごく小さなことだが、私は免許を持っていない。

理由は、そこにかけるお金がないから。

免許を取るなら自分の夢にお金を使いたいから。


でも、私は結構これがコンプレックスだったりする。


別に車の免許を取ったからと言って人の格が

上がるわけでもない。

現状、免許を取ったところで運転する車を

手に入れられるような生活状況でもない。

移動も公共交通機関で事足りる。

よって、特別急いで免許を取る理由もない。


でも、

免許持ってないのよ。

と言うと、必ず

「えっ、なんで?」

と言われる。

周りはみんな、高校卒業と同時に車校に通った。

親が払ってくれた人、自分でお金を貯めて行った人、

さまざま。

「免許ほしくないの?」

「なんで取らないの?」

「不便でしょ?」

「あったほうがいいよ」

小さなことだけど、そう詰められることが

あんまり好きではない。

そもそも私が免許を取ろうが取るまいが、

あなたになんの関係があるのだろうか、とすら思う。


そしてペーパードライバーで免許だけ

持っている人にだけは言われたくないのだ。


私はその分、自分の出場したコンテストやそれに伴う遠征費用にお金をかけてきた。


どこにお金を使うか、価値観が違うだけだ。

これがなぜか、

「免許」

と言うことになると異常に反応される。

私は高卒なので学歴面でも若干の引け目はあるが、

高卒であること以上に免許が無いことを異常がられる。


なんでだろう。


まぁこんな話をしたいわけではなくて。


自分にとって当たり前にあるものを持っていない人を見つけると過剰に反応して、ハテナを投げつけまくる人がいる。


自分が必要だから相手も必要だろう。

自分が不要なものは不要だろう。


なんて一面的な思考なのだろうか。。


なーんて、

たったこれだけの話でここまで書く私

のほうが実はちっさいのかもしれないな。

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