爺さんのわがまま

じいさんの家の木伐採の件 決着がつく。


知り合いのおじいさんが僕に自分家の木が伸びて 隣近所に迷惑をかけている、警察からも 切ってくれと 依頼されていて、木を切りたいが お前いくらでやってくれると言われたので、5万円 と答えた。


やりたくないので払わないだろう 金額を請求してやった。


すると じいさんはあんたとシルバーで両方 価格を聞いて安い方に頼もうと思ってるんだと言った。


僕の労働力を安く買いたたこうとしてるので、徹底的にいじめてやろうと思った。


はっきり言って 失礼だ。


すると、弁当 1つでやってくれるんのかぁとか、5万円なら1年間 やってくれよ とか いかにも 厚かましい。


俺は木を切りたくないんだよって言うと、おれだってそうやという。


いやいや 俺の木 じゃないんだけど って話ではある。


他にも しつこく 言ってくるので、木全体を伐採して 材木屋に売るのはどうか、提案すると じゃあ 材木屋を調べないかん やないかと俺に責任を押し付けてくる。


そこで 実は知っていた材木屋を紹介した。


その前にも木を剪定してくれる業者を教えてあげた。


ところが 結局その爺さんは共通の知り合いの仙人みたいなおじいさんに気を切らせて1万円払ったらしい。


交渉した俺の労力と時間を返せよ って感じです。


これから1年が経った。


おそらく 木が伸びてきたんだと思う。


また うだうだ言うようになってきた。


この間 お世話になってる人を紹介したら、自己紹介も早々 その木の話をし始めた。


僕はこんな話をした。


豆腐屋さんに行って今日どんな魚が美味しいって聞かないだろう?


弁護士にこの風邪なおしてくださいって言わないだろ。


それは医者に頼むだろう?


専門外 なんだよ やめろよ と言った。


じーさんは3M ぐらいが大変で落ちかけたことがあるとか言うが、僕らが引き受ける可能性があると見ると、簡単な1時間で終わる仕事だからという。


今日はまた労働力を安く買いたたとことしているのである。


自分がやる時は大変といい人にやらせる時は 簡単と言う。


あんまり 腹が立ってだったら自分でやればいいじゃないですかと言ったら、ものすごく不機嫌そうにそうやな と答えた。


僕が紹介した人はシルバーに依頼すると2万円でやるらしいです。ただ 脚立とかは自分で用意するってことみたいです。


言ってくれた。


ということは 安く買いたたこう という最初の話で言えば おじいさんはシルバーに依頼するということになる。


だけどそこで僕の怒りは。マックスに達した。


そう僕の知り合いから時間を 貪ろうとするので2人きりになった時に話した。


誰彼構わず木を切る話は持ち出すのはやめてくれ。


そこに自転車と銀行があったので こんな話をした。


この自転車がパンクして銀行にこのパンク直してくれって依頼しに行くか。


自転車がパンクしたら自転車に持ってくよな。


すると じいさんは極端だという。


極端 かもしれないけれど 俺は木を切る気がないし 俺の知り合いだって木を切る人じゃない、職業選択の自由ってのがあるんだから、木を切りたい人のところに話を持って行けよ。


と言った。


じいさんはそんな難しい話 わからんとわからんわからんと言い始めるので、またわからんととぼけて それでつき通すつもりだな と 僕は察した。


続けてでこう言った。


今まで 材木屋 も紹介したし木 を選定する業者も紹介したしいろんなアイデアを提出したはずだ。


それでも これ以上 アイデアが欲しい どれだけ俺たちに 時間 使わせるつもりで いい加減にしろ。


と言って、じいさんの自転車を思いっきり蹴飛ばしてやった。


続けて、お前 俺が手を出さないと思ったら大間違いだぞ。


と脅してやった。


暴力は良くないが、時には暴力で決着をつけなければいけない。


じいさんは自転車を蹴られた時に ようやくはっと気づいたみたいで、少し身の危険を感じたらしく ようやく 観念した。


「自分で切ります ー」とうやうやしく言う。


結局 シルバーに頼むのでも俺に頼むのではなく、ごちゃごちゃごちゃごちゃ 時間をかけて うだうだうだうだ言って時間と労力と調査時間を人に負担させてあげく、自分で切ることを選び やがった。


ほんと 全ての労力と時間を返して欲しいぐらいだ。


極めて 迷惑。


しかもヘラヘラヘラヘラして、気持ちが悪い。


何が不愉快 かといえば、僕がお金に困ったり生活に苦しんでいることを知っていながら、そこに付け込んできて、やりたくない仕事を無理無理 やらせようとする姿勢や、自分が何千万も貯金があることをいいことに、僕のように 金のない人間を 内心 見下していること。


そして見下しているのにそれを上手に商売に使おうとして、消して積極的に助けないこと。


それなりに こちらが多少 助けないと不平不満を繰り返すこと。


本当に嫌なやつだった。


今回はっきりと決着がついたので、これからは自分でやってもらおうと思う。


しかしこのじいさん 悲しいのは、今まで人から奪って奪って奪って奪って貯金を増やしてきた。


聖書に書かれている通り、富めるものが 貧しきものを貪って、貧しきものはそのまま貧しくなる。


ところがすでにこのおじいさんにはもう 天罰が下っているようで、貯金を減らすことができない人間になっているために、今でも経済的に不自由に生きている。


貯金があるのに半額の弁当を買い漁り、携帯も契約を通信無制限にできずに、wifiに依存して生きているから、wi-fi のある 限られた場所でしかスマホの通信ができない。


さらにお風呂に入るにはお金がかかるといい、風呂にも入らないためものすごく きつい 体臭を放っている。

服を着替えることもなく、ずっと みすぼらしい服を着ている。


かわいそうだと思い 帽子を1個プレゼントしてあげたが それも もったい 買って使わずにいた。


貯金を増やそうとするとお金を節約しようとなる。


このおじいちゃんの場合は 貯金がたんまりあるのだから、今度は貯金を使い切ろうとしてみないとお金を持ってる意味がない。


じいさんが言うにはこんな金 使い切れんと言うが、そうじゃなく 使い切るためには何を買えばいいかを考えるべきなのに、長年の悪癖が祟ってパラダイムの変化ができない。


結果、お手伝いさんを雇うでもなく、洗濯もせず、食事も粗末で、そして貯金を使い切れずに死んでいく 将来が予想されて、家族にお金を残すという意識があればいいものの、そんな意識はなくて 遺産を取られるという認識しかない。


生活のクオリティがとても低い。

本人もやってることはホームレスと変わらないと言っている。


今回の件でもう エンガチョにしようと思うのだが、本当にめんどくさくて厚かましくて図々しい人だった。


これ以上僕が 進言するのは これまた違うと思う。


僕がすることではなくて まあ言ってみれば神様がすることだと思う。


で神様にどうかあのおじいさんを救ってくださるようにという お祈りを持って、この話を締めくくりたいと思う。


あーメン。はれるや。


いやーよかったよかった。


今後は良縁に恵まれますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?