2022年10月30日(日)晴れ

10月30日、昨晩はPM11:00くらいに布団に入って、眠りに就きました。朝、起きられるか心配だったので、早めに寝ることにしました。

寝る前に、精神科ナイトケアにて学んだ「マインドフル・セルフ・コンパッション」のスージングタッチと呼吸の瞑想を行い、不安感を消してから眠りに就きました。

昨日は、よく眠れたほうです。朝起きて、少し眠気がありましたが、よく寝たおかげか、朝起きたときには不安感が現れていなかったので、たいへん助かりました。

朝食をいただいて、シャワーを浴びて、出かける準備を進めましたが、不安感が強くならなかったので、本当に助かりました。余裕を持って、出かけることができました。

9:10くらいに家を出て、大宮駅に到着。時間に余裕がありすぎたので、ビールとおにぎりを2個購入して、大宮駅のカフェにてお茶をして、時間をつぶしました。カフェのコーヒーおいしかったです!

9:40くらいになったので、新幹線のホームに向かって、新幹線に乗って高崎に向かいました。

新幹線の中で、ビールとおにぎりをいただいた後、お隣に座ったご年配の女性の方とお話をしました。ご年配の女性は、弟の住んでいる佐渡に向かうとのお話で、「佐渡はいいところで、食べ物もおいしいので、一度、遊びに来てくださいね。」とお話してくださいました。

僕は、糸井重里さんが主催されている「前橋ブックフェス」に出掛けるところというお話と、糸井重里さんのラジオ番組を聴いて、引きこもりをやめられたことなどをお話し後、ご年配の女性から「糸井重里さんに会えましたか?」との質問を受けたので、「会えました。お話もできましたよ!」とお話しました。ご年配の女性の方、いろいろお話にお付き合い、ありがとうございました。

高崎に到着して、両毛線にて「前橋」に向かいました。想像していたほど、旅行がたいへんではなかったので、よかったです。

前橋駅に到着して、バスで、前橋ブックフェスの開催されている、中央商店街に向かいました。

前橋ブックフェスですが、たいへん多くの人たちが出ていて、ゆっくり本を眺めている余裕がないくらい盛り上がっていました! 本当のところは、本を並べているボランティアの方とのお話を楽しみたかったのですが、多くの人込みのにぎやかさにやられてしまって、お話しできる精神状況ではありませんでした。

とにかく隙間を見つけて、本を眺めるのですが、ゆっくり本を眺めることができなかったのが、少し残念でした。ですが、たいへんたのしかったです!

昼食は、キッチンカーのお店にて、トマトクリームパスタをいただきました。パスタを茹でているところを拝見したのですが、生パスタで、実際にいただいて、パスタがもちもちしていて、たいへんおいしかったです! ごちそうさまです。贅沢をいただきました。

気になった本があったのですが、迷って保留していたら、その気になっていた本がなくなっていて、残念なこともありました。

いただいた本は、ほぼ日の永田さんのおじさん「順二郎おしさんの本」で、ジョイス著「ユリシーズ」をいただきました。とんでもなく敷居の高そうな本ですが、チャレンジとして、しっかり拝読したいと思います。

もう一冊は、群馬大学の先生の本、中沢新一さんの「日本の大転換」という本をいただきました。お話、たいへん気になります。

前橋ブックフェスにて、シェークスピアの演劇で有名な「カクシンハン」さんの役者さんが、本を朗読してくれるコーナーがあり、シェークスピアの一節のセリフを、朗読してくださる場面に立ち会うことができました。たいへん素晴らしい演技でした! 感動を覚えました。

役者さんが、持ってきた本の一節を朗読してくれるなんて、本当にすごいことだと思います。

役者さんに、以前、カクシンハンさんのシェークスピアの演劇「ハムレット」を鑑賞して、素晴らしかったことをお伝え出来たことが、本当に良かったことだと思います。素晴らしい朗読、ありがとうございました。

いろいろ楽しい前橋ブックフェスですが、僕は、13:30に、前橋ブックフェスを後にしました。バスに乗って、前橋駅へ向かい、前橋駅から両毛線に乗り、高崎に出て、高崎から新幹線に乗って、大宮、与野本町に戻ってきました。

家に帰って、お酒をいただきながら、しばらくのんびり過ごして、読書を楽しみました。

読んだ本は、放送大学の教科書「文化人類学」の「第9章 文化と情報メディア」を拝読しました。人間は、初め言葉でコミュニケーションを行っていましたが、言葉で伝えていくと、それぞれの人で解釈が変わって、お話が変わってきてしまう事態に陥ります。そのようなことが起きないように、文字を発明したというお話、たいへん考えさせられました。

ですが、文化人類学は、フィールドワーク、直接会ってコミュニケーションをとることを重視しています。文字のコミュニケーションは、客観性もありますが、間接的なコミュニケーションになり、細かいニュアンスなどが伝わりにくい、という問題もあるとのお話です。

文字というメディアが生まれたことで、文字を使った文化というものが生まれてきて、いろいろな学問の研究対象というものが、広がったとのお話です。

文化人類学的にも、情報メディアに注目していて、近年は、インターネットやSNSという広がりが出てきて、今後、どのような文化が現れてくるのか、そのあたりのことが文化人類学的にも研究対象になっているとのお話も、ものすごく面白いお話でした。

文章を引用します。隣り合うA社会とB社会では、それぞれの社会が成り立たせるうえで、異なるメディアに重きを置いているかもしれない。そして、両者の比較には社会学的な意味があろう。しかし、A社会とB社会のどちらかが進んだ段階にあるわけではない。むしろ問題とすべきは、なぜ両社会でコミュニケーションが活性化し、メディア利用が均等にならないのかということだ。おそらく、言語や慣習、法制度、インフラなどの違いが、どちらかの社会の自由なメディア利用を制限しているのだろう。だとすれば、メディア利用やコミュニケーションの違いに進化的段階があるわけではなく、この問題は文化相対主義の立場で臨むのがよい。

お話、たいへん考えさせられ勉強になりました。ありがとうございました。もう少し自分なりに考えたいと思います。

読書後、実家に帰って、夕食をいただきました。今日の夕食は、母にお願いした母が作った麻婆豆腐とごはん、サラダです。たいへんおいしかったです! ごちそうさまです。

母が元気がなくて、どうやら朝から、父が母に対して、ぼろくそに文句を言っていたみたいで、母は気落ちしていたみたいです。父には腹が立ちますが、あまりよくわからない人なので、そのままにしておきました。父は父なりに、母のことを思っていて、僕のこともいろいろ気遣ってくれています。

両親のやり取りを聴いていたら、調子が悪くなり、下痢になりました。何ともなお話です。


今日は充実した1日でした。今日は、前橋ブックフェスにお邪魔しましたが、初めて前橋の街を歩きました。商店街に大きな広場があって、イベントなどを開催することができるのですね! すごいなぁと思いました。

前橋の街並みは、昔からの街並みだと思うのですが、たいへん素晴らしかったです! 前橋を故郷にされる方たちが、うらやましく感じました。

僕の父方の祖父は、群馬県の太田市の韮川あたりの出で、家の本家が、そのあたりにあるらしいことはわかっています。群馬県には、僕もご縁のあり、いつか本家にお邪魔したいとは思っております。たいへん素晴らしい1日でした。みなさん、いろいろありがとうございました。

enyaさんの音楽が聴きたくなり、拝聴しました。久しぶりに聴きましたが、やっぱりいい音楽だと思います。たいへん癒されます。enyaさん、ありがとうございました。

今日もみなさん、お付き合いありがとうございました。明日も、よろしくお願いします。

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