猫はみちづれ旅日記 #9 峠のくねくねやめてほしい。伊豆半島はダイハード。

また、行くの？  今度はどこ？

ども！ 猫sのテン（写真中央）です。
長野の高原の我が家周辺には、まだ雪がたっぷり残ってる2月下旬。
また、トーチャンたちはオイラたちをみちづれにして旅をしようとしているらしい。

たまには3匹揃って記念撮影。

トーチャン：「さあ、今回は伊豆方面へ！ 雪のないところへ行くどー！」

テン：「トオイのぉ〜？」
トーチャン：「おう、近い、近いよ」

テン：「（ぜったいウソだ）」

いつもの様に、オイラたちはキャンピングカーに拉致された。
しばらくしたら、ねーちゃんのワラビ（写真左）が泡をふき出して、車酔いが始まり、それをみたオイラも少し気持ち悪くなってきた。
でも、妹（義理）のコウ（写真右）は、全然平気らしい。
同じ猫族なのになぜ、こうも違うのじゃ？！


悪夢は次の日だった。

コウソクを降りてからの、山道のクネくねがひどかった。

コウソク道路は、オイラたちも慣れてきたが、この道はヒドかった。
こんなにクネクネした道、それも下り坂！、キャンピングカーはビヨンビヨン跳ねる。

ねーちゃんはもちろん、オイラも、なんと妹のコウもゲロってしまうほどの道。

「トーチャン、とっ、止まってくれ」
ニンゲンのカーチャンも気持ち悪くなったようだ。

トーチャンは、オイラたちのことを思って、キャンピンカーの足回り（ブレーキパッド、ショックアブソーバー、スタビライザーとか言ってた）を大金叩いて強化してくれているらしいけど（揺れとかロールを抑えてくれるらしい。知らんけど）。

ウミだ！ 前に見たウミと違って穏やかだな

コウ：にーちゃん、あれ何？
オイラ：ウッ、ウミとかいったかな（知らんけど）

コウ：前見たウミとなんかフンイキちがうね？？？
ワラビ：前はニホンカイ、今日はタイヘイヨウって言うのよ！
オイラ：ねーちゃん、何でそんなこと知ってるん？

ワラビ：カイガのようにキレイだわねー。
オイラ：・・・・ネーちゃん、何ムツカシイこと言ってんだ＿
コウ：・・・それ、オイシイノ？

アタイは何でも知ってんのよ。

たっ、タイヨウがウミから出てきた！！

コウ：タイヨウがウミから出てきた！
ワラビ：ヒノデって言うのよ。

コウ：へ〜〜、それオイシイの？
ワラビ：・・・・・・・

オイラ：コイツ、オイラより食いしん坊だな。

何？ このピンク色のハナは？

海岸沿を走っていたら（ちょっとクネクネ道）、ピンクの花がいっぱい見えた。
まだ2月なのに、このアタリは暖かいな。

カーチャンが、ピンクの花を見てる

ワラビ：なーるほど、そう言うことなのね。
オイラ：ネーちゃん、字、読めるの？

カワヅザクラと言うらしい。

オイラたちはキャンピンカーの中でお留守番だったけどね。

たくさんの車が並んでいた。びっくり！
でもオイラたちの車は、タイミングがよく、全然ジュータイには巻き込まれなかった。
さすが、トーチャン！

ナニ、それ、オイシソウなんだけど。

トーチャンたちは、「ウナギ、カバヤキ！」とか言って出かけていった。
また自分たちだけオイシイもの食べるつもりなんだ！

これが、ウナギらしい。
トーチャンたちは満足そうだった。
オイラたちにも食わせろ！

トーチャンが、お土産に買ってきたが、
オイラたちにはクレナカッタ。
チキショー！！！

帰りはクネクネ道やめてね

このあと、シモダというところを経由して、オウチヘ。

帰り道は、クネクネ道じゃなかった。
なら、最初からそこ通ってクレヨー。

キモチワルイから、ご飯あまりタベラレナイわ。
だから、せめてオミズをたくさんノンデオクのよ。