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【カンボジアの学校へ行こう!19】#女性による女性のための取り組み#カンボジア人によるソーシャルビジネス#(空回りしない)熱血先生応援プロジェクト

■ 国際支援のデパートメント

カンボジアは、1970年代から始まった内戦状態が、1991年の和平に至るまでの約20年間、海外からの難民キャンプを中心とした民間支援が始まりました。90年代以降は西側諸国からの復興支援も始まり、個人レベルの支援も加えて「NGOのデパート」とまで呼ばれていました。

■ 人材不足という「言い訳」。長くない⁈

政府関係者のスピーチには、未だ事あるごとに、支援を引き出すための手段として、ポルポト政権下におけるエリート層の粛清の話題で、自国の悲惨さを訴えかけ続けたりもされるのですが、ポルポト政権の陥落が1975年で、生き残った当時の青年層も、早45年が過ぎ定年を迎え、既に90年代以降に教育を受けた世代が世代交代を果たし、実務のトップを担っています。

都市部には富裕層も増えました。そんな国内の方々から投資を募ったり、税金を徴収するなどして、もう少し自国民だけで真の自立を成し遂げよう!といった真の自立を目指す姿勢を見せて欲しいと願わざるを得ません。

■ 立ち上がった民間女子たち

これまでは海外からの奨学金の機会は、政府高官にコネのある御子息に片寄った人選が読み取れたものですが、最近は門戸も広がり、実力を兼ねた若者たちが留学する機会も増えているようです。

海外の留学先から自国を海外と比べて俯瞰できる経験は、国内で教育を受けていたマインドセットをひっくり返す力があり、さらに卒業後もインターネットを介した情報収集やSNSを駆使した国外との関係継続が、若者たちの可能性を大きく飛躍させていると感じます。

以下のコラムの2人の女子も、ソーシャルビジネスという未開発の世界に挑戦しています。保健教科の立ち上げで彼女たちの活躍を知りました。拝金主義が蔓延る社会の中での活動は、プレッシャーも多く、決して楽なものではないことでしょう。彼女らの今後の活躍を陰ながら見守っていきたいと思います。

Green lady Cambodia (リンク)  https://www.greenladycambodia.com/

 女性の生理に対する意識を変えるソーシャルビジネス

■ Phnom掲載記事(2020年11月号)

学校へ行こう19ソーシャルビジネス


リンク:カンボジア総合情報「Phnom」電子版

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