見出し画像

より良い夫婦関係を

僕と奥さんは、恋愛期間6年、現在結婚生活9年目、計15年ほど同じ時を過ごしております。今振り返ると、恋愛期間より結婚してからの方が、断然仲良く過ごせていると思います。

正直、恋人時代は不満だらけでした…。
もっと自分に合う人がいるに決まってる!
今思うと、典型的な現実逃避でした。

良好な夫婦関係があれば、いろんなシーンでその基礎力が発揮されますし、いろんな事が楽しくなっていきます。人生楽しい方がいいに決まってる。

より良い夫婦関係とは、一体何なのだろう?


▼結婚する理由

理想は、結婚する理由がはっきりしている事です。僕自身、もともと結婚する理由が分からない人種でしたので、そこが解決するまでは結婚する気はありませんでした。でも、理由がはっきりしてからは一気に、という感じでした。

(そのへんの詳細は過去の記事に書いておりますので、良ければどうぞ↓)

おそらく、一般的には女性側の方が結婚する理由がはっきりしていると思います。それに比べると男性側は、比較的理由が曖昧でも結婚に踏み切ってるのではないでしょうか。

結局この差が、後々夫婦間で大きな差になっていきます。



▼同じ船か違う船か

・恋愛は別々の船で、同じ方向へ

・結婚は同じ船で、違う方向へ


僕と奥さんの、過去の恋愛期間と現在の結婚生活を振り返ってみて実感した事です。

恋愛は、それぞれ別の船に乗っていて、何かのきっかけに同じ方向を目指す。意見の違いや大きな衝突がなければ、そのまま並走していきます。もし、目的地が変わってしまったり、意見の違いが出てくると、もともと別々の船ですから、そのまま各々の道へ進んで行く。なんらおかしい事はないです。


結婚となると、別々の船からどちらかの船に乗り込んで、同じ船でいざ出発!といったイメージです。この人の船に乗りたいから乗る。そうなると、必ずしも自分が行きたいところばかりに行けるわけではありません。あんな島行きたくねーよ!ってこともあるでしょう。


結婚に必要なのは歩み寄りの心だと思います。歩み寄りをするという事は、自分が変化して受け入れる or 相手が変化して受け入れる、変化がつきものです。もしくは、これに関してはそっちに合わせるから、あれに関してはこっちに合わせてよという譲歩もあります。

もし恋愛でもが歩み寄りができる人がいれば、それはそれはもう聖人君主で素晴らしい事だと思います。


▼結婚に対するアウトライン

僕自身は仕事でもそうですが、何事もアウトラインを引きたがります。ぼんやりとした輪郭でいい、大まかな方向性はとても大事かなと思います。

僕と奥さんが、お互いを結婚相手に選んだのには理由があります。理想を掲げるまではいかなくても、こんな感じというアウトラインはやはりあった方がいいと思います。

■僕が求めるパートナー像
・バリバリ正社員で働きたい人
・家事能力より、稼ぐ力がある
・超田舎特有の付き合いができる人

僕は家事などが得意なので、結婚するなら家事より仕事が得意な人が良かったです。世の中お金がすべてではないですが、お金があるといろいろ便利だとは思います。

また、男としてのプライドもあまりない方なので、奥さんの方が稼ぎが多くても悔しくないのです!どうも僕自身が、お金を稼ぐぞ!というモチベーションで仕事ができない人なので尚更です。好きな事より、得意な事を仕事にする方が向いているのです。


■奥さんが求めるパートナー像
・家事をやってくれる人
・話を聞いてくれる人

奥さんと付き合っている時に、「何で給料が発生しないのに、家事をやらなきゃいけないの?」と言い放った時は、なかなかやべーなこいつと思いました笑。まあ、僕が得意なので問題ないですけども。今は、「俺が死んだ時に向けて、ある程度自分でできるレベルになってくれ。」と伝えてあります。

あと、昔から僕はおしゃべりすぎて手に負えないというレッテルを貼られた人から好かれます笑。なので、その手の人からするとカモな訳です。奥さんも、コイツは話を聞いてくれると思ったそうです。

僕はニコニコうんうんと話を聞くタイプではないし明らかに短気な性格ですが、何故か聞き上手と言われます。とまあ、お互い求めるものが結構ガッツリ合致して無事結婚に至った訳です。



▼変化と順応、主と副にならない

結婚すると変化の連続です。
といっても、家事育児からくる変化が大部分を占めると思います。この部分で、夫婦間にズレがないようにする事が大事だと思います。

日本では、まだまだ女性の家事育児の負担が大きいと思いますので、今回はそちら目線で話を進めていきます。

夫と妻、父と母など、数ある役割の中で、どちらがメイン(主)でどちらがサブ(副)か、こういった考えがあるうちはズレが生じやすいと思います。

お互いが自分がメインだ!っという覚悟があればほとんどの事は解決できると思います。

子供が生まれたら、父親でも「俺は母親だ!」という気持ちがあればなんて事はないはずです。

まずは気持ちの部分から、自分はサブではなくメインだという意識を持ちましょう。

・冷蔵庫の食材はどうなっていますか?
・洗濯機の止まる音に耳を傾けた事はありますか?
・洗う前の子供の洗濯物の汚れを見た事はありますか?
・トイレットペーパーの在庫はありますか?
・シンクに洗い物が残ってないですか?
・炊飯器のスイッチは押しましたか?
・子供の晩ご飯のメニューは決まりましたか?

メインの意識があれば、こういったリストが毎日浮かんできます。これでもほんの一部だと思います。
例えばですが、仕事が早く終わった方がスーパーに寄って帰ってくる。共有の買い物リストさえあれば、フレシキブルに対応できます。

現代は密に連絡が取れますから、便利なものは利用した方がいいと思います。実際に、手を動かす割合が5:5になる事は難しいと思いますが、メインである意識があれば、行動の質というのは変わってくるはずです。

夫婦関係の良し悪しというのは、旦那さんの家事育児に対する意識が左右すると僕は思います。



▼肌の触れ合い

単純ですが、セックスも夫婦関係を良くする1つだと思います。

逆説的になってしまいますが、ある程度結婚期間が長くてもセックスが続いてる夫婦というのは、時間と心に余裕があるからだと思います。その余裕というのは、おそらく先程述べたメインの意識が生む時間と心の余裕なのではないでしょうか。

メイン(主)の意識

夫婦間の余裕

コミュニケーションの増加

セックス

良い夫婦関係

こうやって文字で並べると、あまりに単純な気はしますが、核心を突いているような気もします笑。

過去の記事にでもいろいろ書いてありますので、こちらもよろしければどうぞ↓

長い夫婦生活ですから、恋人時代とはまた違ったセックスの深め方もあると思います。セックスも夫婦で楽しむ事が大事だと思います。



▼夫婦それぞれの強み

最後に現段階での、僕と奥さんの主な担当区分を紹介したいと思います。それぞれの強みといったところでしょうか。

■僕の主な担当
・食事の買い出し、献立、調理、洗い物
・自分の弁当と息子の月1の弁当
・掃除機がけ
・土日は息子と過ごす(奥さん仕事の為)
・息子の教育担当

マルチタスクの方が集中力が上がるので、速度と効率が求められる家事は基本僕担当です。俯瞰して見る事が得意なので、身内のトラブル事には率先して首を突っ込みます。

山王戦の安西先生の言葉を借りるなら、宮城のスピードと感性、三井の知性ととっておきの飛び道具といった感じです(言いたいだけなので許してください笑)。


■奥さんの主な担当
・トイレ掃除
・朝の息子の保育園の準備全般
・保険、資産運用、長期的なお金に関わる事

かなり爆発力があるので、得意な事を任せた方がうまくいきます。有言実行タイプで、狙った獲物を確実に落とします。面接では絶対落ちないタイプです。

毎日アメリカの経済についてや、株式の話を延々としてきます笑。最近は早期リタイヤを視野に入れた資産運用について勉強しています。
まさに、流川の爆発力と勝利への意志。そして桜木のガッツといった感じです。


■どちらもやる

・洗濯物たたみ
・洗濯物を干す
・風呂掃除
・子供の寝かしつけ
・子供の買い物など

これは寝るタイミングや、次の日が休みかどうかでケースバイケースって感じです。

こちらも別記事にて詳細を書いてますので、よかったらどうぞ↓


やはりこれに関してもメイン(主)の意識というのがポイントだと思います。時間と心の余裕は、夫婦それぞれが新しいことへチャレンジするきっかけにもなります。

そして何より子供にとっても、いい刺激になるのではないでしょうか。

家庭内で発生する作業を5:5にする事は難しいと思います。実際は奥さんの方に負荷がかかってしまうケースが多く、良くて7:3くらいかなと。6:4だったら素晴らしいのではないでしょうか。

しかし、先程述べた様にメイン(主)の意識があるのとないのでは大きな違いだと思います。気持ちがあれば、行動が変わる可能性が出てきます。逆に気持ちが無ければ行動は変わりませんが…。

より良い夫婦関係を築くという事は、家庭や仕事に対してもいい影響を及ぼすのではないでしょうか。この先も変化を恐れず、良い夫婦でいたいものです。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?