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J2栃木SCを呑む【#呑みサカ旅】

 2019年7月27日、明治安田生命J2リーグ 第24節   栃木SC vs. 柏レイソルの試合観戦で、栃木県宇都宮市のグリーンスタジアムに遠征しました。宇都宮といえばやっぱり餃子。でも遠征の楽しみがサッカーと餃子だけでは寂しいので、今回の遠征では、栃木SCの広報えとみほさんのnote記事等を参考に、試合前日夜に宇都宮に入り、1日目:焼肉、2日目:競輪場&宇都宮グルメ&栃木-柏戦、3日目:益子で陶芸&真岡鉄道&下館という日程で、栃木アウェイ遠征を計画しました。

グランドスパ 南大門

 試合前日夜8時半過ぎに東武柏駅から出発。野田線で春日部駅まで行き、続いて伊勢崎線で栃木駅まで行き、その後宇都宮線で東武宇都宮駅に向かいました。春日部~栃木間は特急を使い、合計2020円。全部鈍行で行くと、1200円で宇都宮まで行けるので、栃木遠征はリーズナブルな東武線がおすすめです。東武宇都宮駅には23時過ぎに到着し、宿泊先のグランドスパ南大門へ向かいました。焼肉屋とスーパー銭湯が合体した健康ランドです。

 時間はすでに23時を過ぎてましたが、焼肉を食べることに。南大門カルビ、ミックスホルモンにキムチ、ビールをいただきます。美味いー。

 続いて、盛岡冷麺と男梅サワーを注文。スルスルとあっという間に完食。

 焼肉を食べた後は、1Fの温泉に行きました。数種類の温泉、露天風呂、サウナ、温水プールがあって、結構広めで開放感あり。ぐっすり眠ることができ、体の疲れもとれました。栃木SC遠征の宿泊に南大門おすすめです。

ライオンズヘッド 駅東口店

 さて2日目、試合当日の朝です。まずは、JR宇都宮駅東口そばの24時間営業のアイリッシュパブ、ライオンズヘッドへ。ここでモーニング&朝酒、のつもりだったのですが、9時を過ぎていて、モーニング終了。注文できるのはドリンクだけ。もっと早めに来るか、普通に夜に来た方がいいですね。尚、東武宇都宮駅寄りの方にも、系列店があります。

宇都宮競輪

 キックオフは18時。まだ時間はあります。さて次は何をするかというと、「おっさん好きするスポットにせんべろメニューあり」の法則に従い、ここは宇都宮競輪場に行くことにしました。競輪場へは、JR宇都宮駅前から無料の直行バスが出ています。
 ここで頼りにしたのは、「けいりんマルシェ」という競輪場グルメ記事。ていうか、競輪場巡りで、私と似たようなことしているファッションモデルの方がいるんですねー。

 10時に競輪場が開場すると、まずは食堂に向かいました。ここで、名物メニューっぽい、チャーシュー目玉丼を注文。他に、おでんとノンアルコールビールもいただきました。ちょうどいい朝ご飯になって良かった(笑)
 ちなみにアルコールは無い模様。やっぱり地方のギャンブル場は、飲酒運転防止策のため、最近はノンアルコールしか置いてませんね。

 この日は、宇都宮競輪場での開催はなく、新潟県の弥彦競輪場のレースの場外販売が行われていました。予想新聞を購入すると、飴をサービスでくれます。さて、新聞の予想を参考に、車券カードに記入。

 車券を購入した後は、再度競輪場グルメを堪能。外の売店で売っていた、いもフライとかき氷もいただきました。

 車券の結果は、4レースやって1レース2車複的中。トータルでプラス1000円回収でした。実家の近くに取手競輪場があるのですが、そこで練習している2人の組み合わせで勝負し、これが見事的中。普段競輪には行かない人が車券を買う時には、実家や自宅等、縁の土地に近い競輪場の選手を選ぶのが、応援しがいもあっていいかもですね。

 バンクの中は撮影禁止なので、下記リンク参照ください。約2時間半近く滞在しましたが、競輪場グルメ含めて、楽しく過ごすことができました。

栃木クラフトビアフェスタ

 午前中で宇都宮競輪場を切り上げて、炎天下を歩くこと約30分、宇都宮のメインストリート、オリオン通りにやってきました。この日は、タイミングがいいことに、オリオンスクエアというイベントスペースで、「栃木クラフトビアフェスタ」という栃木クラフトビールのPRイベント&ビアガーデンが開催されていました。

 とちおとめのかき氷と栃木名物のレモン牛乳入りなのかな?ミルクのビールをいただきます。どちらも甘くて美味しい。

 那須高原ビールというクラフトビールのお店で、4種類のビールの飲み比べセット(桃太郎エール、イングリッシュIPA、ヴェルジャンホワイト、愛)
があったので、こちらをいただきました。確かセットで1000円だったかな、とてもお得。

出世街道

 続いて向かったのは、クラフトビアフェスタ会場のすぐそばにあるお店、大衆居酒屋「出世街道」です。めっちゃ歴史と雰囲気のある「ザ・大衆居酒屋」って感じです。レモンサワーにモツ煮と冷やしトマトを頂きます。
 オリオン通りには、こんな雰囲気の大衆居酒屋が結構あります。また宇都宮に来た時は他の店にも行ってみたいですね。

宇都宮餃子会来らっせ

 すでに14:30を過ぎ、そろそろスタジアムに向かおうかなー、でも何か忘れているなー、と思っていてやっと気づきました。餃子を食べていない(笑)
そこで、ドンキホーテのビルの地下1Fにある「宇都宮餃子会来らっせ」に来ました。

 餃子のお店は5店舗入っているのですが、どこのお店のカウンターに座っても、他のお店のメニューを届けてくれるシステムです。

 まずは、「めんめん」の羽根つき餃子に、餃子浪漫という宇都宮餃子会で作ったクラフトビールをいただきます。餃子浪漫はちょっと香ばしい感じの味わい。餃子と合うのかどうかは、正直よくわかりません(笑)

 次に、「香蘭」の黒スープ餃子にレモンサワーを注文。この黒スープ餃子が美味しくて、かつお酒を飲みすぎた体になんだか効いてくる。「来らっせ」にきたら、この黒スープ餃子はMUSTですね。

グリーンスタジアム

 15:30になり、やっとスタジアムに向かいます。JR宇都宮駅東口から出ているシャトルバスに乗ること約30分、グリーンスタジアムに到着です。
 この日は栃木SCのキャンペーンで、ビール飲み放題チケット企画もやっていたのですが、さすがに既にお酒をかなり飲んでいるので、今回は自重しました。こういうアイデア、とてもいいですね!ぜひ続けてもらいたいです。

 スタグルコーナーでは、グリスタ名物の玉子焼きをまず購入。そして再び餃子とビールをいただきます。

 さて試合の結果ですが、試合開始早々に先制されてしまいます。今までのレイソルだとここで慌てていましたが、今は違う!前半と後半にゴールを決め、2-1で勝利!やっと安心して見れるようになってきました。
 レイソルサポは約1200人位来ていたとのことで、ゴール裏の人数は栃木サポ以上の満員状態。まだDAZNは見てませんが、きっと応援はホームジャックしてたと思われます。

宇都宮屋台横丁

 さて、試合も終わり、宇都宮駅までシャトルバスで戻ります。その後は、「やっぱり遠征したら、その土地の屋台村には行っておきたい!」と思い、宇都宮屋台横丁に向かいました。

 おしゃべり好きのおかみさんがやっている、栃木の地酒が呑み比べできる「華乃庄」に入り、地酒の呑み比べセット、御つまみ 3種セットをいただきました。

 2日目はこれにて終了です。

益子町へ

 さて最終日3日目ですが、陶芸の町である益子町に行くことにしました。目的は、益子焼のビールジョッキを作ること!このブログのテーマである「呑みサカ旅」にとことんこだわります。ちなみに益子町も栃木SCのホームタウンなのかな?益子出身の双子選手をフィーチャーしたポスターがたくさん貼られていました。

陶芸教室 よこやま

 8時過ぎにJR宇都宮駅からバスにのり約1時間。益子町の陶芸教室に到着です。  

 本当はろくろを回している写真も撮りたかったのですが、陶芸教室の先生含めみんな手が泥だらけなので、撮れない。。。

 約40分で、なんとか5個くらい作ってみましたが、自分の不器用さを痛感しました。。。隣の小学生は10個くらい色々なものを作っていてビックリ。陶芸教室の先生曰く「小学生が一番器用に作る」とのこと。
 それにしてもとにかく陶芸は楽しかったー!!栃木SC遠征する時に、時間的に余裕があるならば、益子焼の陶芸体験を組み込むのがおすすめです。

森のレストラン

 お昼ご飯は、前述の陶芸教室が経営している「森のレストラン」でいただきました。

 エビのカレーと前菜バイキングセットを注文。当たり前ですが、食器はすべて益子焼。陶芸体験をした後だったせいか、益子焼の色々な食器も含め、食事を楽しむことができました。

 3階建て家屋のレストランで、一歩外に出ると、とても眺めがいいです。ランチタイムの頃になると、席は満員に。ここは予約して行った方がいいですね。

益子焼窯元共販センター

 森のレストランでの昼食の後は、益子町の中心部にある、益子焼窯元共販センターにやってきました。

 自分で作ったビアジョッキがへっぽこな出来だった場合に備え、保険をかける必要がある(笑)と考えて、ここで出来合いの益子焼を何個か購入しました。陳腐な感想ですが、自分で陶芸をやって、作品を作ってみてはじめて分かる陶芸家の凄さ。益子焼の作品展も横でやっていましたが「なんでこんな凄いの作れるんだろうなあー」と思いながら鑑賞しました。

陶房ましやま

 さて益子焼も購入し、益子駅までブラブラ歩いていくことにします。途中に気になる陶芸&地酒のお店「陶房ましやま」に。益子駅の反対側の方にある酒蔵「外池酒造」で作っている「燦燗」を購入。時間にもっと余裕があれば、「外池酒造」の見学&試飲もしたかったですねー。

 岡田酒店

 続いては、岡田酒店。酒屋ですが、角打ちもできそうな情報を事前に得ていたので、寄ってみます。

 店の中は、益子や栃木の地酒が勢揃い。

 お店の人に聞いたら、その場で飲めるのは夜の時間帯だけとのこと。サービスで生ビールだけは購入できました。ちなみに、お店の隣には「零式」という良さげな雰囲気のバーがありましたね。益子焼で飲む益子の地酒を堪能したかったのですが、夜の時間帯でないとダメっぽいです。今度機会があれば、益子には泊りに来たいと思いました。

真岡鉄道

 途中酒屋や陶芸のお店に寄りつつ、真岡鉄道・益子駅に到着。ここに来た目的は、もちろん真岡鉄道のSLに乗ること!でしたが、車両整備のためSLはお休みでした…残念。
 仕方がないので、普通の列車に乗り込み、下館まで向かいます。カラーリングがスイカみたいですね。

 真岡鉄道の車両からの眺めは、前をみても、横をみても、どこまでも続く田園風景という感じで、なんだかほっこり。

 約1時間近く乗った後、茨城県筑西市に入り、真岡鉄道の終点、下館駅に到着しました。次来るときは絶対SLに乗るぞ!

江口寿史 イラストレーション展

 下館駅から歩いて約10分、しもだて美術館に到着しました。下館まで来た目的は、ここで「江口寿史・イラストレーション展」が開催されていたからです。

 美術展にしては珍しく撮影OK。さすが江口寿史先生。ということで、遠慮なく、スマホでバシャバシャ撮りまくります。その中からも「呑みサカ旅」のテーマに沿うべく、「リアルワインガイド」に掲載されたイラストを何点かご紹介。

 観覧後は、しもだて美術館1階のカフェで、ところてんとレモンサワーを頂きました。

たちかわ

 しもだて美術館を後にして、下館ラーメンを食べたいな―と思っていたのですが、まだ開店時間にならないので、下館の和菓子屋さん「たちかわ」に入りました。フルーツあんみつ大福と涼しん棒というアイスキャンディー、黒豆茶をいただきます。この黒豆茶が意外と美味しい。

 あと店員のお姉さんがけっこう可愛かったなー。ここも、また下館に来る機会があれば寄りたいお店でした。

下館ラーメン 盛昭軒

 17:30を過ぎ、最後にやってきたのは下館ラーメンのお店「盛昭軒」です。
下館ラーメンの特徴は下記のリンク先にある通り、「濃口醤油と鶏ガラスープ」と「甘辛く味付けした鶏チャーシュー」です。

 今回は鶏皮のトッピングもつけました。瓶ビールと一緒にいただきます。けっこうお腹いっぱいになりました。

おわりに

 今回の遠征では、真岡鉄道のSLに乗れなかったり、予定していた居酒屋や角打ちで食事のサービスが無かったりと想定外なことがいくつかあったのですが、それでも焼肉、スーパー銭湯、餃子、クラフトビール、競輪、陶芸、美術展、そしてもちろんサッカー応援と、楽しすぎることが多すぎでした。
 栃木遠征のポイントをまとめると、
・東武線使って行くのが超リーズナブル
・オリオン通り周辺に、いい感じの大衆居酒屋や屋台村あり。
・朝や昼から飲めるお店のネット情報に過大な期待はするな。
・益子の陶芸や真岡鉄道のSL、あるいは日光や茂木など、宇都宮近辺の観光
 を組み合わせるのがオススメ。
 以上4点です。益子や下館は水戸遠征でもいけるかも。当記事が、これから栃木SCや水戸ホーリーホックに遠征するJ2サポの皆様の参考になれば幸いです。

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