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J2ツエーゲン金沢を呑む【#呑みサカ旅】

 2019年4月21日、明治安田生命J2リーグ 第10節 ツエーゲン金沢 vs. 柏レイソルの試合の観戦で、石川県西部緑地公園まで遠征しました。金沢をはじめ北陸地方は、とにかく魚が美味しい。そこで、レイソルの応援と北陸グルメ観光を兼ね、試合前日の土曜日から北陸に入り、1日目:福井観光&あわら温泉、2日目:金沢-柏戦という日程で金沢アウェイ遠征を計画しました。

福井観光

 初日は福井へ。前日の夜、新宿から夜行バスに乗り、福井駅に到着。レンタカーを借り、恐竜博物館、永平寺、東尋坊といった福井の名所を観光することにしました。

恐竜博物館

 約1時間ほど運転して、勝山市の恐竜博物館に到着。客のほとんどはお子様連れの家族です。実寸大の恐竜オブジェがグニャグニャと多数蠢いているのが、迫力あって面白い。しかし、なぜ子供はあんなに恐竜が好きなのか。

 小一時間程で一通り見学し終えた後、博物館内のレストラン「レストランディノ」で、恐竜バーガーと「ローヤルさわやか」なるご当地メロンサイダーをいただきました。「さわやか」は静岡のものと思ってましたが、福井にもあったのね。詳しい情報は下記リンク先をご参考に。

永平寺

恐竜博物館の次は永平寺町の曹洞宗のお寺、永平寺に向かいます。

 天井絵等、寺院の中の様々な光景を鑑賞してきました。時間があれば座禅体験もしてみたかったー。

東尋坊

 さて、福井観光最後の地は東尋坊。崖の上から海を覗いてみた後は、遊覧船に乗船。北朝鮮ネタ、火曜サスペンス劇場ネタ、投身自殺ネタといったブラックジョーク満載の名物ガイドのトークを堪能。

IWABAカフェ

 遊覧船の後は、東尋坊そばのIWABAカフェも行きました。鳥取県のすなば珈琲みたいだな。どこに座っても、けっこういい眺め。

やまに水産

 ここでやっと昼食。東尋坊の通りの「やまに水産」で、二色丼(うに&いくら)となぎさ汁(かに汁)をいただきました。本当は越前ガニのシーズンに来たいけど、サッカーのシーズンオフとまるかぶりなんだよなあ。今度はサッカー関係なく福井に来ようと思いました。

あわら温泉 湯けむり横丁

 福井観光を一通り終え、1日目の宿泊先であるあわら温泉に到着。ホテルにチェックイン後、ひと風呂浴びたら、あわら湯のまち駅前の屋台村へ。

スパイス

 最初に入ったお店は「スパイス」手作りソーセージが売りのお店。サルシッチャと親鶏ソーセージのハーフ&ハーフをいただきます。料理も美味しいけど、店主夫妻が優しく声をかけてきてくれて、とても心地よい雰囲気。

肴家 奏

 次のお店は、肴家 奏。お店のマスターに福井の日本酒のことを教えてもらいながら、クイクイと飲んでいたら、すっかり酔っぱらいました。へしこと筍とにしんの煮物、めっちゃ美味しかった。

よこやま

 屋台村最後のお店は締めのラーメンということで、「よこやま」へ。締めのラーメンにふさわしい鶏ガラスープのしょうゆラーメン。別腹にスルスルと入っていきました。美味しかったです。

金沢百番街

 さて2日目です。朝は福井県から石川県へ電車で移動。JR芦原温泉駅から電車で約1時間、11時前にJR金沢駅に到着しました。金沢駅は北陸新幹線に合わせた駅ビル改装で、多くの名店が駅ナカにでき、とても便利になりました。早速、「金沢百番街」でお昼ご飯に。

魚菜屋

 お昼ご飯は「魚菜屋」に。この店の定食が素晴らしいのは、刺身、煮魚、焼魚が全部揃ってボリューミーなところ。今回は、お刺身三昧定食に酎ハイをいただきました。

金沢地酒蔵

 続いて向かったのは、石川の日本酒を売っている「金沢地酒蔵」へ。店の中には試飲コーナーもあります。

 いくつか試飲のセットがあって、私は加賀の日本酒3種類が飲める「加賀セット」を頼みました。まだお客さんが少ない時間帯だったので、店員のお姉さんに日本酒について教えてもらったり、金沢vs.柏の試合に関しての話ができたりできて楽しかったー。ちなみに、下記リンクは別の方のかなり詳しい体験談です。

石川県西部緑地公園 陸上競技場

 さて駅ナカで飲み食いしてお腹一杯になったところで、金沢駅のバスロータリーから出ているシャトルバスでスタジアムに向かいます。約20分ほどで石川県西部緑地公園に到着。

 スタジアムグルメは、ウコン摂取目的で金沢カレーをセレクト。ゴーゴーカレーやアパ社長カレーで金沢カレーは経験済みでしたが、チャンピオンカレー、略してチャンカレは初めて。途中のコンビニで購入した、金沢ご当地ビール「金沢百万石ビール ペールエール」「北陸BEER アンバーエール」でカレーとカツを胃に流し込みます。お腹一杯だったけど、美味しかったこともあって無事完食。


 キックオフ1時間前に、ゴール裏のビジター席に移動。柏からは約600人のレイソルサポーターが来ていた模様です。試合の結果は0-0のドロー。なかなか勝てない不甲斐ないレイソルに対して、サポーターからはブーイングが飛んでいます。私は「金沢に来た目的は、美味しい魚料理を食べるため!」と無意識に目的を変更し(アウェイ遠征あるある)、ゴール裏を後にしました。

金沢百番街 おでん黒百合

 シャトルバスで金沢駅の百番街に再び戻り、金沢おでんの「黒百合」に。金沢に来たらここは外せないお店です。おでんと生ビール、そしてクラフトチューハイ「金沢ゆず」を注文。尚、おでんですが、車麩はMUSTで頼んでください。大根並みにおでんの汁をよく吸っていて、めちゃ美味いです。ちなみに大人気ですぐに売り切れます。

金沢市中央卸売市場 大衆割烹 早舟

 金沢最後のお店は金沢氏中央卸売市場にある「大衆割烹 早舟」です。本当はこのお店、内緒にしたい位の美味しいお店なのですが、先日「一時は店を畳もうと考えていた」というショッキングな新聞記事を見つけ、「これは秘密にしている場合ではない、応援してあげないと!」と思いましたので紹介します。ぜひ行ってみてください。

 行き方は上図を参照してください。金沢駅から歩いて20分、タクシーで5分位で、市場に着きます。

 あまえびに焼きイカ、マイタケの天ぷら、鰆の塩焼きを食べました。ホワイトボードに手書きで書いてあるメニューがおすすめですが、もう何を頼んでも美味いです。昼には海鮮丼ランチもやっていて、そちらも人気です。

アパホテルのエキスパ

 すっかりお腹いっぱいになり、JR金沢駅前に帰還。帰りは23時のバスタ新宿行き夜行バスでしたが、まだ3時間近くありました。ここで時間を潰すのに最高なのが、金沢駅すぐそばのアパホテル2Fにある「エキスパ」。
普通の風呂だけでなく、サウナあり、露天風呂あり、広めのレストルームありで、3時間で1000円。下のリンクのクーポンを使えば800円で、めちゃお得です。サウナで体を温めておけば、夜行バスでも熟睡できます。金沢の夜をけっこう遅い時間まで楽しめるので、普段は夜行バスは使わないという人にも、エキスパ&夜行バス、めちゃおすすめです。

おわりに

 今回の遠征では、福井あわら温泉の屋台村、金沢駅百番街のお店をかなり回ることができ、たくさんの美味しい料理を堪能できました。後はレイソルの試合の結果が伴ってくれれば最高なのですが、こればっかりは難しいですねえ。金沢遠征のポイントをまとめると、
・福井や富山等、近県の観光も組み込むと楽しい
・おでん黒百合では車麩を頼め

・中央市場の「早舟」はMUST
・3時間1000円のエキスパで疲労回復
 以上4点です。当記事が、これから金沢に遠征するJ2サポの皆様の参考になれば幸いです。

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