ただ、座禅を組んで思った事 その2

前回の記事で、座禅を組んでみて、集中することとは何かについて書いた。
僕は現在、記憶する事・考える事のプロセス化について検証している。
自分自身の問題点の抽出のため座禅を組んでみて、見えてきた課題は3つある。

1) 雑念は思った以上に振り払うのが難しい。
2) 目の前のことをこなすという事が出来ていない。
3) どうやら自分は完璧を求めすぎているかもしれない。

今回は2)について考える。

ー目の前のこと「だけ」に取り組むことが出来ているか?

目の前のことに集中して取り組むことは大抵有益である。複数同時進行させるより、早く事が片付くし、学習効果も高い。
しかし、一つのことだけに集中するというのは難しい。
これは、自分も含めて大抵の人は何かに取り組みながら、別のことを考えると言うことしているからである。しかし、意識して考えていることだけが理由だろうか?

僕は、座禅を組んで見て、座ることだけに集中「すべき」環境に身を置いて見た。
その際気が付いたこと、それは考えたくなくても「別の(それも無用な)ことを考えている。」と言うこと。頭の中を無数の考えがぐるぐるまわっている感じと言えばいいだろうか。
おそらく普段は外部からの情報が多すぎるために気がつかないのだろうが、自分が思ったよりも無用な考えが潜在意識の中に存在していると言うことが座禅を組んで見てわかった。

そして目の前の事に集中する事が難しいのは、意識的に別のことを考えているということもあるが、無意識下での無用な考えが多すぎると、今考えるべき重要な考えに使える「メモリ」が少なくなってしまうためではないだろうか?

ー記憶できない・考えられないことの原因

潜在意識下での無用な考えが、自分が使える脳の「メモリ」を消費している。

ー対策

・無用な事を考えているという事を認識する
・日記を書くなど、潜在意識をできるだけ「見える」言葉にしておく
・前回述べた、「聞き流す」を実践する

皆さんは、無意識化の考えを普段意識されているだろうか?ということ

本日はここまで。

文責 ただ

※本内容は自分なりの納得解を探るプロセスであり、専門的な意見ではありません。

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