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ホールに楽器は置いて帰る?

演奏会でホールを取る際に、通常は朝枠と昼枠の2枠を取って
朝に搬入とリハーサル、昼に本番と撤収というのが一般的です。
その後に夜枠が有るので撤収は絶対に遅れてはいけませんが
夜枠だけを使うというのは非常に稀です。
私は一度だけ経験がありますが、搬入からリハーサル、本番、撤収までを
18~22時で完全に終わらせるのは至難の業です。
そういう訳で大抵の場合は夜枠って割と空いているのです。

そこで本番前日の夜枠からホールを取ると
搬入とリハーサルを前日に済ませておいて
翌日の本番はセッテイング済みのステージで当日リハーサルと本番を
万全の状態で迎えることが出来ます。

すると前日のリハーサル後のホールには楽器を置いて帰る事が出来ます。
大型楽器はステージに設置したままですし
小型楽器は楽屋に置かして貰え施錠もしてくれます。
とはいえ自己責任です。
私は以前はなんか不安で楽器を置いて帰れませんでした。
22時頃にホールを閉めるので家に着くのは夜中
そんな時間に練習出来る訳でも有りませんし
翌朝は9時にはまた楽器を抱えて会場入りする訳です。
持って帰る意味は殆ど無いんですよね。

そこで置いて帰る不安に関してリスク分析をしてみました。
・持って帰るリスク
輸送中の交通事故、対人トラブル、ひったくり、自宅マンションの火災
・置いて帰るリスク
ホールへの空き巣、ホール火災

おや?持って帰る方がリスク高くないですか?
移動中は危険がいっぱいです。車に轢かれるかもしれないし
ぶつかってくる不審者も居ます。
火災リスクも自宅マンションとホールだと
ホールのほうが火の気は無いですよね。

あくまで確率論ですがリスク分析の結果
持って帰る方が危険と判断しホールに置いて帰るようになりました。

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