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食品衛生責任者講習に行ってきた

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タコス屋開業したいしたい言ってるくせに、簡単な講習で取れる資格すら持ってないじゃん。口ばっかし君!
という、己の心の声に叱咤激励され、1万円を握りしめて講習申込をしたのが6月の頭。ついに先日、食品衛生責任者講習に行ってきた。普段飲食店に勤めてる方からすると眠くて怠い講習かと思うが、吸収欲の塊であるミスタースポンジボブ夫ことわたくしには、気付きを得る事の出来た良い時間となった。

さて、講習の内容だが、ざっくり分けると午前中は法令系、午後は食中毒などの実務に関わりそうな事の2部構成であった。午前中の法令の講師のほうがお話は上手かったが、開業にあたり必要そうな事はおおよそネットで調べれる情報レベルで、そこまで参考になる事は無かった。ただ、やはりお店を作るにあたっては保健所の担当者と密に連絡を取ったほうが良さそうだなという印象を受けた。ちなみに、協会や保険会社、融資機関もかなり親密そうな印象を受けたので、ある程度お金に関するスケジュールも決めておかないと、流されて無駄な融資を受けたり、不要な保険に加入したりという事も起きそうだ。用心して臨みたい。

午後は、主に食中毒のお話。
講師の方は「ザ・天下り」という感じで、講師としては非常に頼りない感じだったが、様々な食中毒のケースを知ることが出来、自身の衛生管理の必要さを痛感するとともに、タコス屋をスタートさせた後、スタッフの教育にあたり、衛生管理マニュアルの必要性を非常に強く感じた。
管理すべきポイントは冷蔵庫の温度、清掃。キッチン・調理器具の清掃・保管。食材の状況。客席の清掃。調味料や備品の管理。トイレの清掃。といったところだろうか。
特に、冷蔵庫、食材、キッチン・調理器具は大切そうだ。個人的にはトイレの清掃もめちゃめちゃ大切だ。トイレの汚い飲食店でリピは無いと思っている。

HACCPに沿った衛生管理が必要とされるようになるという事なので、開業までに衛生管理に関してはしっかり考えておきたい。タコスは生の野菜を沢山使うし、セビーチェなど生の食材を使う料理もいくつか提供するようになるだろう。外食で出てきたサラダが明らかに鮮度の低いものだったり、魚介から強い臭みがあったりすると、消費者として凄く不安になる。そういう思いをさせないお店を作るのは飲食店の義務であると思う。

さて、開業に向けて久々に一歩踏み出したわけである。
まだお店の名前も決めていないし、メニューもないし、業態すら定まっていないが、未だ情熱が消えずに残っていることに感謝したい。


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