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主治医の告知に翻弄される!

「網膜円孔」が教えてくれたこと~240日伴走記①
「網膜円孔」が教えてくれたこと~240日伴走記②~
目の病気と引き換えにもらったもの
から続きます。

「桂月」のことが楽しく急展開で進んでいく中、目の調子はどんどん悪くなっていくという自覚。ある日。電車の電光掲示板がどこまで近づいたら見えるかやってみようと思いついた。

あらら、思いのほか近づかないと見えないなーーー。
そうだ、右と左でどう違うか見てみよう💡
こういうピンときた時は大事な時!!
左目で見えているときと両目で観ているときに大差はない。
確か、利き目はもともと「左」だし。
そしていよいよ右目で・・・。無い・ない・ナイ💦
左の下4分の1が見えない!!視野欠損!!!!!!
えらいこっちゃ!!!!!!しかもめちゃ文字がちっちゃいぞーーーーー。
網膜が委縮しているのか?!この事実に気づいたときは本当にびっくりして。

翌日、自宅の隣に医療モールがあり、そこにある眼科へ。
あとでわかったけれど眼科で有名な病院の先生が開業された病院だった。
黄斑(視野の中心部)に穴が空いていた。
ここでは手術できないからとすぐに大きな病院を紹介してもらう。

そして紹介された日は10月16日、「桂月」のプレオープン当日!!
眼病と京都の別邸が文字通り同じタイミングでやってきた。
「その日は予定が・・・」と言い訳していると看護師さんたちに言われた。
「1日も早くしないといけない病気です!!」

あまりの圧に思わず、「わかりました」とお返事し、
「桂月」に集まってくれた仲間には夕方に戻るまで待ってもらうことに。

そして受診した大病院の先生。朝の9時予約だったのにたくさんの検査のあと、説明を受けたのは午後の4時。しかもその説明の間に急患の連絡や他所からの問い合わせで度々、説明を止められる。診断は「網膜円孔」。手術でしか治療法がないと言われているのに手術予約は12月の14日。

「えっ?!2か月先?あれほど最初の病院で急かされたのに?」

さらに、追い打ちをかけるように
「この手術をしたからと言ってよく見えるようになるわけではありません。開いた穴からの水の侵入で網膜剥離にならないようにするための予防的な手術です。穴が完全に閉じるかわからないし、術後半年は視力は安定しないし、何なら今より見えにくくなることもさらに失明することもあります。」

私も医療従事者の端くれとして、リスクの話が必要なのはわかる。けれど、本当によくなることはないのか?

質問した。
「失明の確率は何パーセントくらいですか?」
するとこう返ってきた。
「5000人に一人くらいかな」って。
説明時間を端折られた上にリスクの話がほとんど。私の眼はもうよくなることはないのか?既に怒りしかない自分に気づいていた。

こんな先生に手術をされるのは嫌だ!!

手術したくないと思ったことでここから怒涛の展開になっていく。
まあ、これもただでは済まない私らしい人生なのかもね。
                            続く・・・

「桂月」ここから詳しく見れます。

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