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「嫌われる勇気」を読んだ。



こんにちは、tackです。

今回も本を読んだのでアウトプットして行こうと思います。



今回紹介する本はこちら!



嫌われる勇気




ダイヤモンド社より「嫌われる勇気」という本になります!

また心理学の本になります笑

まあ、結構有名な本なので知っている方も多いかと・・・


フロイト、ユングに並び、

心理学の三大巨頭と称されている

アルフレッド・アドラーの思想を一冊にまとめた本
になります。

そしてアドラーの勇気の二部作の一つとなります。
※もう一つは「幸せになる勇気」という本になります。


この本は具体的にどのような本なのかと言うのはこの本の引用で言うと・・


悩みを消し去り、幸福に生きるための具体的な処方箋が
この本には全て書かれている。


・・・・・


でっかく出ましたね笑


具体的にこの本のタイトルが

「嫌われる勇気」

と言うタイトルなのですが、



安易に嫌われることを推奨とした本ではございません。


結論から言うと、


何かを始めるときに、他の人が協力的非協力関係なく





回りを気にせず始めよう!




ていう感じの本です。(メッチャざっくりですが…)




もっと簡単にいうと、

・周りの批判を恐れて他者の評価を気にして生活している。
・他者以外にも、何かを始める時に時期や金銭的な部分などを理由にして燻っている



などの現象に対して勇気が必要と言っています。


なので、この本は



・他人の視線をすごく気にする人

・過去の不幸な出来事や黒歴史を引きずっている人。
 また、それが現状に影響を及ぼしている人

・自分が嫌いな人

・事業や仕事、新しい趣味、進路など,   
 様々な分野で新しく何かを始めたいと思っている人

・いくつかの悩みに対して結構思い悩んでいる人

・上記に一つでも当てはまる人


これらに該当する人に対してすごくプラスになる本と思います!



ちなみにアドラー心理学では、

過去の「原因」ではなく、今の「目的」を考えると言っています。

「不安だから、外に出られない」(この本では原因論)

ではなく、

「外に出たくないから、不安と言う感情を作り出している」(目的論)

と考えるものです。


この目的論に基づいて



序盤からトラウマを全否定していたりと



結構面白くて惹き込まれます。


このトラウマに対してアドラーは


「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。われわれは自分に経験によるショック。いわゆるトラウマに苦しむのではなく、経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。


これを聞いた僕は、大袈裟ですが、新しい価値観が増えたのを感じました。



なるほど、そういう捉え方もあるのか。と。


あと、同時にこの心理学は



刺さる人には結構キツイこと言われているなと思う内容も多くあります。





もし、あなたにAという友人がいて、


思う人

「僕もAのような人間になれたら幸せになれると思うんやけどなぁ…」

「俺も実際手に職付けられる学校に入ったら安定した仕事できるやろうに」








と思っているとします。



これに対してこの本は、

「もしも何々だったら」と可能性の中に生きているうちは、


変わることなどできない。と言っています。


他にも


小説家を夢見ながらなかなか作品を書かない人がいます。


この人は

仕事が忙しくて書く暇がない。だから書き上げられない。と。


これに対しては、応募しないことによって


「やればできる」という可能性を残しておきたいから。






人の評価にさらされたくない。駄作を書き上げて落選する。という現実に直面したくない。



だから

会社員


「時間さえあればできる!環境さえ整えば書ける!自分にはその才能がある!」


という感じの可能性の中に生きていたい人たちと言っています。



この人たちは恐らくあと5,10年もすれば


「もう若くないから」、「家庭できたから」



などと




別の言い訳を使うと言っています。


なかなか刺さりますね笑


ここまでの分節から少しわかると思いますが、

オブラートに包まず言うと


あなたが不幸なのはあなた自身のせい


というニュアンスになる本だと思います。
まあ、もっともこのようなタイトルは日本人ウケしませんけどね笑



Tacks.application method!


皆さんも仕事の中で分からない部分を上司に聞いたり、分からない人に対して教える場面があると思います。


この本の分節で


「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を呑ませることはできない」


とあります。


要するに


○○をしなさいと言えるが、



それを聞いて実行するかどうかは


その人の課題であって自分の課題ではないとのこと。


これを見た僕は新しい気づきを得ました。


僕が叱る、褒める立場の場合、相手に対してこれらの事せず


困ったときあなたをサポートしますと

援助の姿勢を見せて
相手の方から気づきや反応が生まれ、成長を促せられるような方法ができたらと思いました。


最後に


心理学の本にしては、
内容が哲学者と青年の会話形式で進むため

結構読みやすいと思います。


ご興味あればぜひおすすめします。

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