見出し画像

二重関係という罠。

さて。
金曜日だ。

僕はこの記事を朝6時から執筆しているが、
今日はいまいちの空模様。

しかし。
ちっぽけな人間の気持ちなどなんのその。

今日も地球は回るし、
世界は踊る。



今週もお疲れ様。
土日の仕事がある人は、休みまでファイト。


きてくれてありがとう。
書いてくよ。



今週の振り返り

まずは、超個人的な僕の振り返りから。

今週もただただ忙しかった。

月末、月初の業務。
加えてTOEIC。

まぁ、結果は知らないが、
前回より5点でも高ければ僕の勝ちだ。
あとは知らない。


そんな日々。
もちろん、楽しかったよ。


我慢していた創作に、
やっと手をつけられる。

そんな気持ちで胸がいっぱいだった。



今回のテーマ

ガラリと話は変わる。
今回のテーマは、「二重関係」だ。


あまり一般的でない言葉だが、
人生には割と大きく関わってくると僕は考えている。


今日はそんなことを書いていこう。

結論から書くと、

二重関係って、時として残酷。超残酷。
という話。


これは僕の愚痴吐きみたいな記事なんだけど、

人間の心の中を、
ちょっとだけ白日の元に晒して言語化したいと思う。


人間関係に悩む方は、
もしかしたら何か掴めるかもしれない。
※期待は禁物です


二重関係とはなんぞや。

まず二重関係の説明からいこう。
これはカウンセラー界隈では有名な言葉だ。


まず知っておいていただきたいのは、
まともなカウンセラーの資格には、必ずルールが存在する。
ということ。


少し難解な言葉だが、
このルールは「倫理綱領」と呼ばれる。


で、この倫理綱領には、
人を尊重しなさいよー、とか。
来談者さんの秘密を守りなさいよー、とか。
あんたにはこんな責任があるよー、とか。

そういうことが書かれている。

その中に、ひっそりと書かれているのが
「二重関係の禁止」というルール。

今回のテーマである二重関係とは、これのことだ。


カウンセラーの禁忌


カウンセリングの場において、
カウンセラーと来談者の間に、
それ以外の関係性があってはならない。


簡単に書けば、
「二重関係の禁止」というルールはこういうこと。


例えば、
友人のカウンセリングとか、
会社の上司や部下のカウンセリングとか、
私的な関係性のある間柄でカウンセリングをしてはいけない。


なぜこんなルールがあるかというと、
私的な関係性がある上でのカウンセリングは、
良い結果をもたらさない可能性が高いから。


それは例えば、

仕事で失敗をした時に、
上半身裸の上司にバチクソ説教されるみたいな話だ。

こんな状況はまずもってあり得ないが、
いったん想像してみてほしい。

50代のおじさんが上半身裸であなたにガチギレする。

あなたはこう思うはずだ。


「いやいや、そんな場合じゃねぇよ事件だよこれは……」と。


要するに、
人は何かを相手に伝えるときに、
余計な情報があると意思疎通が妨げられる。


この状況で素直に反省する人は多分サイコパスかなんかです。
面白そうなので僕と友達になってください。



まぁいい。

つまりはそういうこと。
だから、カウンセラーは二重関係が禁止されている。


私的な繋がりがあるということは、
互いになんらかの印象を既に持っているということ。

嫌いな相手の言葉は素直に聞けるものじゃない。

カウンセリングという繊細すぎるやり取りの中に、
そういったノイズはあってはならないのだ。



日常生活における二重関係

さぁ、ここからが本題だ。

二重関係というものを理解していただいたところで、

おそらくだが、
あなたにも二重関係が存在していることに気づいただろうか。

僕はこれを、今回取り上げたいと思う。


二重関係が存在するということは、
コミュニケーションが一筋縄ではいかない
ということの証明になると僕は考える。


厄介な関係性

まず、僕らの身の回りの二重関係を考えていこう。

例えば、こんなものがある。

  • 仕事のパートナーであり、夫婦

  • 親であり、被扶養者

  • 上司であり、ご近所さん

  • 友人であり、パートナーの兄弟

  • 友人であり、子どもの同級生の親

  • 夫婦であり、職場のお客さん

パッと思いついたものを並べたが、
こんな感じの二重関係がある。

きっとあなたにも、
ひとつくらいは当てはまる人がいるのではないだろうか。


で、だ。


正直、安っぽい関係性ならそんなに大きな話ではない。
例えば年に一回会う程度の付き合いなら影響は極小だ。


しかし同居人、夫婦、パートナー、親友など。

こういった近しい関係性における二重関係というものは、
割とあり得る話な上に、
厄介である場面に発展しやすいと僕は思っている。



二重関係の、罠

例として一番分かりやすいのは、
夫婦であり仕事のパートナーという関係性。


これは、うまいことやれればすごくいい。

息の合った町中華のご夫婦みたいなね。
そういうのはすごくいいんだけど。


うまくいかない場合はかなり厄介なことになる。


夫婦関係で問題があれば、
仕事上の意思疎通が取りづらくなる。

逆に仕事がうまくいかなければ、
夫婦関係だって安泰とは言い難くなるだろう。


つまるところ、
良いも悪いも「倍々になる」と言えるんじゃないだろうか。
多分あまり知られたことではないが、
これはメリットであり、デメリットでもある。



二重関係とは、
両方を上手にやらないと失敗するということ。


これが、でかいんだ。



なんとなく、
仕事のパートナーであり夫婦、と聞けば。

すごく羨ましいように見えてしまうものだが。

これには二重関係というものが存在し、
大きなリスクもはらんでいるんだよ。ということ。

これが僕の今回言いたいことだ。


僕の苦悩

ここからは僕の個人的な愚痴になる。

僕も、実はいま二重関係に苦しんでいる。

それなりに頑張っているつもりだが、
ある関係性において、
二重関係のうちのひとつの関係性がとにかく悪い。

だから、もう一方でいくら頑張ろうとも、
評価が上がるどころか憎しみさえ抱かれる始末。


ほとほと困り果てている。
ダメな方の関係性を取り返そうにも、
うまくいかない。


これを改善するためには、
「二重関係の解消」が必要で。
まぁ、そんなことを常に考えていたりする。



コミュニケーションって、
結局難しいよね。
そんなところだ。


うまくいっていない僕が言うことではないが、

もし、あなたに心当たりがあったなら。
それぞれの関係を切り分けて考えるか、
二重関係の解消を思考してみるといい。

関係性がシンプルになれば、
解決する課題が明確になる。


おわりに

今更気づいたが、

「子を持つ夫婦」
という関係も、噛み砕けば二重、三重だったりする。


今の育児は夫も「やって当然」の時代だからだ。

昔のように、
男は仕事してればいい、なんて言っていられない。

仕事も育児もうまくやる。
これが現代の、円満な夫婦関係のスタンダード。






友人たちがうまくやっているのを見ると。


「すげえな……」とか。
思っちゃうの。


僕にはその予定があるかないかは不明だが、
マジですごい。超すごい。尊敬。







なんてね。
今日はここまで。

読んでくれてありがとう。


またね。

よしなに。


この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,255件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?