対談企画

おがわちゃん×りっちゃんのたちまち観劇Diary

こんばんは!noteに戻ってまいりました、おがわです。

みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。

今回は、「おがわちゃん×りっちゃんのたちまち観劇Diary」と題しまして、前回登場したりっちゃんと共に、熱く濃い観劇トークをお送りいたします。

対談アイキャッチ

 それでは、編集を担当してくれたりっちゃんに代わりますね!

最後までごゆっくりお楽しみください。(開演アナウンス風に)


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みなさん、こんにちは。りっちゃんこと柿原律です。今回は「おがわちゃん×りっちゃんのたちまち観劇Diary」と題しまして、舞台大好きなオタクであるおがわちゃんと私の観劇Diaryを対談形式でお届けしたいと思います。

まずはそれぞれがどんな舞台が好きかを軽く紹介します。


「私たちはこんなオタクです。」


【おがわちゃん】
生粋の宝塚ファン。
本拠地でやる公演は、必ず一度は観に行く。
一番好きな人は卒業してしまったが、とにかく宝塚が大好き。
去年歌舞伎と出会って沼に落ちた。
年に数回、東京や地方に遠征。
推しのためなら遠征費は関係ない。


【りっちゃん】
アニメ、声優さんが好きなこともあり2.5次元舞台の民。
劇団に所属していたこともあって小劇場も観に行く。
チケットは常に戦争。

声優さんのライブにもよく行く。
遠征費を全く考えないままチケットを取る天才。



好きなジャンルはかぶっていませんが、二人とも舞台が好きという点は共通しています。
自分だったらどうだろうと、想像しながら読んでみてください。



何きっかけで観に行くことを決める?


り「最初にお互いの好きな演劇ジャンルを聞いてきたけど、何がきっかけで観に行くの?内容?」
お「宝塚は宝塚大劇場(兵庫県宝塚市にある本拠地)でやる公演は、一回は観に行く。」
り「え……じゃあ問答無用で?」
お「問答無用で(笑)2017年の一月から全部観てる。」
り「つ、強い……!」
お「で、別箱(宝塚大劇場以外の他の劇場)でやる公演は好きな人が出てたら観に行くね。あとは作品によるかな。気になるものがあったら観に行く。」
り「え、本拠地でやる公演と別箱でやる公演の内容は別物なん?」
お「そうなんよ。」
り「まじか!役者さんも大変やなー。」
お「稽古期間は一か月ちょっとぐらいかなー。」
り「ちなみに、本拠地でやる演目は一個につき一回観に行く感じ?それとも何回も観に行く?」
お「えっと、好きな人が出てた舞台で、最高12回観に行ったことがある。」
り「うそ……(すごくびっくりしています)。」
お「上演期間がだいたい一か月ぐらいやから週2回ぐらい観に行ってた。」
り「やばーーー。」
お「ちなみに、去年の観劇回数は宝塚だけで45回でした(笑)」
り「……次元が違う。」
お「歌舞伎の方は基本東京(東銀座にある歌舞伎座)やな。」
り「遠征やね。」
お「あとは地方の南座とか。昨日行ってました(笑)」
り「あ、お疲れ様でした(笑)」
お「あとは大阪の松竹座とかね。」
り「ちなみに今年は何回東京行った?」
お「2回遠征した。」
り「あ、意外とかわいいもんやった(笑)」
お「歌舞伎は基本人で観に行くか決めるね。」
り「あー推しが出てるかどうかやね。」
お「そうそう。」
り「すごいなーー私この後話すの?(笑)」
お「まあまあ(笑)」
り「私が観に行くきっかけはーー、コンテンツが一番最初にくるかな。シリーズで続いてる好きな作品は役者さんが誰でも観に行くね。でもチケット戦争をするほどにはやらないかな。」
お「うんうん。」
り「だからそこまで本気でチケットを求めないかな。推しが出ててもチケットの値段と相談して決める。」
お「へー!」
り「ただ、舞台からちょっと外れるけど推しの声優さんのライブだと話が変わってきてわりと問答無用で行く(笑)。舞台で全公演観に行きたいとはあんまり思わないけど、ライブだと全部行きたいって最近は思うようになった(笑)」
お「(笑)」
り「だから、舞台だけではそんなに数行かないけど、ライブと合わせてちょこちょこ行く感じ。舞台はそんなに何回もいかないし、チケット取れないから行けないなー。」
お「怖いな(笑)」
り「チケット戦争ですから(笑)」



客席のどのあたりで見るのが好き?


お「前にちょっと話した時にモメたね(笑)」
り「モメたねー(笑)」
お「私は何回も観に行く時はいろんな席で観に行くけど、基本は近さ重視。」
り「なるほどー。」
お「宝塚も歌舞伎も基本は人を観に行く、のスタンスやからなるべく近くで観たい。斜めからでもいいから近くで観たい(笑)」
り「(笑)」
お「私的には(舞台との)近さと感動って比例すると思ってるからなるべく近くがいい。」
り「近いほうが(役者の)感情とかダイレクトに伝わってくるからなー。」
お「『うわー来たどうしよう!!』みたいな(笑)」
り「それは確かにある。」
お「人として認識できる近さがいいな。オペラグラスも使うし。」
り「オペラグラスね。」
お「(前から)二列目で使うこともあるし。」
り「え!?そうなん!?」
お「人を見るためやからな(笑)」
り「私とは真逆やなー。人も見たいけど、表情を見るならライブビューイングの方がいいかなって思うから。劇団やってたのもあって舞台全体が見えたほうがいいなって思うからそんなに近くなくてもいいかな。豆粒やったら困るけど(笑)」
お「そうだよね(笑)」
り「あわよくば通路側(笑)」
お「あーーー。」
り「2.5(次元舞台)は客席に降りて来ることが多いからね。」
お「宝塚もある!」
り「1回、目の前を役者が通って『推しが目の前にいる……!!』ってなったから(笑)」
お「それいいね(笑)」
り「どの辺で観たいか、は結構違うよね。」
お「そうだね。私は目線とかウィンクとか、ファンサほしいから(笑)」
り「ファンサね(笑)」
お「あわよくばほしい(笑)」
り「ライブだと私もほしい(笑)舞台やとないから。通路側を通って近くで観たいぐらいかな。推しを見れたらそれでいい(笑)」
お「人として存在してるってのを実感したい。」
り「あーー分かるーー!」
お「あ、人間なんや。生きとるってのをね(笑)」
り「そうそう(笑)」



舞台のどこを見てる?


り「私はもう舞台と照明と衣装と……結構舞台効果を見てる。だから後ろで観たいってのはあるな。役者ももちろん見るけどね。何を一番観てる?」
お「衣装かな。」
り「あーー。」
お「衣装がダメやったらもう『うわーー。』ってなる。観る気が削がれる。」
り「結構衣装重視やな。」
お「自分が服に結構こだわりがあるから。」
り「確かに。おがわちゃんすごいいい服着てるもんな。」
お「宝塚の二幕がショーって言われてるんやけど、ショーの冒頭にプロローグっていうショーの顔みたいな場面があるんよ。それの衣装がよくなかったら、内容がよくても割と全部観る気なくなる。」
り「シビアだねー。」
お「あとはショーのテーマも大事。テーマが具象と抽象があるけど、私は具象の方が好きかな。」
り「あーなるほどね。」
お「ショーは楽しませることが第一の目的やから、何も考えずに『はー楽しかった!』って言えるものが好き。」
り「それが正解だよね。」
お「そんな感じ。とりあえず衣装は大事(笑)
り「念押しがきた(笑)」
り「2.5(次元舞台)やと原作があるから衣装は基本決まってるから。キャラクターの衣装は知った状態で行くから、衣装は小劇場を観るなら(優先度は)上には来るけど2.5やとちょっと下にはなるかな。私は舞台を一番観てるかな。」
お「そうなんや。」
り「劇団にいた時に舞台の仕込みをやってたから『あの舞台の素材は何でできてるんやろ……。』とか。」
お「あ、分かる分かるめっちゃ分かる!」
り「『あそこは開くんかな。』とか『はけ口はあっちかな。』とか。いろいろ考えてて、動くとなお『あぁーーすごい。』ってなる。ごちゃっとした舞台もシンプルな舞台も好きやけど、高台があると『これは動くかな。』とか思うな。」
お「うんうん。」
り「高低差がある舞台やとアクションが派手に見えるからテンション上がる。だから見切れ席で、役者が客席に降りて来るのが見えない見切れならいいけど、舞台が見えないとちょっとがっかりはするかな。開演前は舞台上が暗いことが多いから『早く明るくなって舞台が見たい!』って思ってる(笑)」
お「なるほどね(笑)」
り「舞台も衣装もとにかく素材が気になる。」
お「あー分かる。」
り「劇団をやってたからこそ分かることがあるから、お金かけてるのとかも分かるよね(笑)だから、ちょっとうがった目で見ているかも(笑)」
お「あーー。」
り「ライブとかでも人によったら舞台が凝ってる人もいるけど、私の推しは舞台も衣装もシンプルなんやけど、その分照明がかっこいいね。舞台も照明も衣装もなにからなにまで派手にやってるところは内容を抜きにしてもすごく見ごたえはあるよね。」
お「面白いよね。私も照明は結構見る。」(注:おがわは舞台照明のバイトをやっております。)
り「自分が触ったことあると見ちゃうよね。」
お「そう!ちなみに私はソースフォーが好き(笑)」
り「おー、私はムービングやな。」
お「ムービングは憧れよねー。」
り「そうそう。天井高くないと綺麗に見えないしね。」
お「ピンスポットも結構見る。」
り「分かる。どこから照らしてるか見るよね(笑)」
お「見る見る(笑)」
り「あとスモークめっちゃたいてるなーとか。」
お「うんうん。」
り「ライブやと光を魅せるためのスモークやけど、舞台やと演出の一部やからさ。観ながら『一列目、二列目とか喉死ぬやろ。』とか。」
お「あ、私死んだことある。」
り「あ、やっぱり?(笑)」
お「一列目に座ってた時にスモークがうわーってきて、まだマスクしてたからマシやったけどすごかった(笑)」
り「そうか(笑)視界が白くなるよね。」


いかがでしたでしょうか?
おがわちゃんも私も舞台オタクであることがお分かりいただけたかと思います(笑)
ちなみに余談ですが、「東京以外の地方で、どこまで遠いところまで遠征したことがあるか」、という話でおがわちゃんは広島、私は山梨が最長でした。
同じ舞台好きでも見方、考え方が違っていて話していてとても楽しかったです。
この対談企画ですが、二時間ぶっ通しで話していたので収まりきらずにカットしたものが多いです(笑)
気になる方は、ソノノチの公演本番で受付にいるおがわちゃんか私を探してみてください(笑)
みなさんの観劇Diaryも教えてくださいね。
以上、りっちゃんこと柿原律でした。


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あーーとても濃いトークでした(笑)


そんな私たちが関わっている「たちまちの流(ながれ)」は、

2020年1月16日(木) から1月19日(日)、 京都芸術センター フリースペースにて

上演されます。

本番が近づいてきて、稽古も残すところあと2週間程度になりました。



2020年は、みなさまと劇場でお会いできることを楽しみにしております。

それでは、よいお年を~!

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