チャットボットに相談してみました。
また、チャットボットの話になりますが
中小機構にE-SODANという相談にのってくれるチャットサービスがあり、
そこではAIチャットボットのこーめい1号が答えてくれます。
結構、かわいい。
1. こーめい1号に相談してみた
この間、お客さんに資金調達について聞かれたので
こーめい1号だったら、どう答えるのか聞いてみました。
最初は『資金調達について教えて』と入力しましたが
ざっくりとしすぎなのか、いくつかの質問事例のようなものを並べら
れました。
とりあえず、類似するものを選択してみると以下のとおり
でした。
『民間の銀行以外から資金調達をする方法について教えてください』
『「民間の銀行以外から資金調達をする方法について教えてください」ですね。民間の銀行以外の資金調達手段としては、比較的低金利で資金調達が可能となる政府系中小企業金融機関の融資が挙げられます。
また、金融機関からの融資以外の資金調達の方法としては、ファンドからの出資、少人数私募債の発行、クラウドファンディングの活用などがあります。』
いろいろな方法を教えてくれました。
結構優秀。
この答えに満足しない人もいるでしょう。この後、クラウドファンディングを活用するにはどうすると聞いても欲しい答えはありませんでした。
しかし、このE-SODANはこーめい1号とのチャット以外にも専門家とチャットで相談できるようにもなっています。
人対AI、人対人の両方で対応してくれます。
しかし、こーめい1号は24時間対応ですが専門家は平日10時から17時までのようです。
2. 個人的な感想
私の感想としては、このサービスはアリだなと思いました。
欲しい答えにたどり着かないこともありますが、チャットボットの答え
を受けた後に専門家に相談できますし、先にチャットボットである程度
理解して専門家に聞けば理解度も違うと思います。
業務時間外もAIが対応してくれていることもポイントが高いです。
税理士その他専門家で
『AIでは、その人の人柄を理解できないから個人に合った答えを導け
ない。コミニュケーション能力で自分たちはAIに負けないから仕事は
奪われずに残る。』と言っている人を時々みます。
間違ってはいないと思いますが、スタンス的に好きになれません。
張り合うようなこと言ってないで、AIを活用して、自分は高度な仕事
に取りくむなり今までの仕事の精度を上げる時間に費やすなりして顧客
満足度向上に努めようくらいできるくらいの気持ちでいてほしいもの
です。
AIと人が協調して相談をしているというのは、これからの士業などの
専門家の仕事の理想だと思います。
情報の整理、共有から始めていきます。 後々、節税や経費削減などの戦術的な情報を提供できたらと思います。