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太宰治さんとの約束
私は、太宰治さんが大好きです。
大学に入学する頃くらいから読むようになり、今も救われてる存在の1人です。
三鷹へお墓参りにいったり、陸橋や玉川上水など、何度も足を運びました。
憧れの人のあまり実感がわかなかったけど、同じ世界で同じ景色を見られていると思うと嬉しかった。
まだ太宰さんの本は100冊くらいしか読めてないので、これからも他の作品を読めることが楽しみです。
太宰さんの読んだ本の中でも、好きな本は沢山あるのですが、"私も書く人になりたい" と思えたきっかけの1冊があります。
それは、『一つの約束』です。
冬と春の間、名のない季節の出会い。
誰にも届かなかった想い。
大切な人を守るための嘘。
気づかれることのなかった優しさ。
見られることのなかった努力。
認められることのなかった自分。
誰にも見られなかった事実を嘘にはさせない。
なかったなんて言わせない。
私は、残したい。
すべて知って欲しい。どうせいつか死ぬなら誰かに。
そのために書いています。
そして、同じ思いをした方や共感してくれた方、読んでくれた方の救うきっかけになりたい。
私が、太宰さんの言葉に救われたように。
私には、言葉を綴る才能はないけれど、諦めたくない。
この世界に1人置いてかれたと思っていたけど、太宰さんはここにいてくれるような居場所と生きる糧をくれました。
私に居場所をください。
あなたの息のしやすい、帰ってこられるようなあたたかい居場所になりたい。
そのためなら、私は喜んで戦い続ける。
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