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キスークのように好きな人への想いが消えてくれなかった話

キスマークはよくないよ。よくない。
ちゃんと本命の人、両想いの人に付けるのがいい。
たいして好きでもない人に付けないでください。
つけられた側は、嬉しいと辛いの葛藤で戦っているんです。

大好きな君にキスマークをつけられた。しかも首のみえるところに。

はぁ、隠すの大変だ。ハイネックの服選ばないと。
早く消えないかな。でも、消えてほしくない。
好きな君と一緒にいた証みたいなもんだ。
消えてほしいのに、消えてほしくない。
このままキスマークと一緒に君が離れてしまうようで、寂しい。


私は、重いと思われるのが怖くて、放楽主義を演じていた。
彼氏が他の女の子と連絡とってるの嫌だったし、私より長い付き合いの人でもサシで会われるのは抵抗あった。
正直言えば、連絡はマメにほしかったし、たまに電話もしてほしい。
でも、私が「してほしい!」って頼むことなのか?
彼氏が自分からそうしたいと思えないと意味がないんじゃないか。私がそれまでの女なのが悪いんだ、と言えず我慢していた。
また、過去の元彼たちにも嫉妬されたり、束縛はされこともなかった。
本当は、妬いてほしかったし、愛ゆえの束縛なんか私はいくらでも受け止めたのに。

でも、君は「俺以外の男会わないで」「今日何してたの」「俺だけにしてよ」って私に言ってくれた。
君がそう言ってくれたから、私も前よりは、我慢せずに言いたいことを言えるようになった。
君からの甘い言葉に、私は君しか見られなくなっていた。

もう君のキスマークなんかとっくに消えてる。
連絡だってもう取ってない。
君以外の男の子にも会ってみた。
君と買った銘柄のたばこも吸ってない。
なのに、君のことが忘れられない。
"好きになれたらいいな"って思える人はいても、"好きな人"を挙げるなら1番に君が思い浮かぶ。


私が君の頭と心に棲みつきたかったのに、棲みつかれちゃったな。
「君が好きすぎて、君以外の他の人を好きになれない」「私には君しかいない」なんてことはないんだろうね。

でも、君は君しかいない。
私の好きな君は、世界に1人だけ。
同姓同名の人がいたって、顔が瓜二つの人がいたって、全部が同じ君のような人はこの世にはいないだろう。
君は君だよね。

「他の人がいるよ」だなんて言わないで。
君の代わりはいない。
でも、これからは君じゃない人と幸せになるんだ。

君は君らしく、私は私らしく、いられますように。


あーあ、無理無理。強がれない、かっこつけられない。
寂しい。死ぬまで一緒にいたかった。
ずっと君を好きでいたかったし、ずっと私だけを見てほしかった。最後まで君のとなりにいたかった。

でも、強がります。成長します。
私、君のそばにいられなくても頑張って生きるね。

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