親友へ、恋の応援

今日、親友がマッチングアプリで出会った人とデートしてるらしい。

事前に、親友から恋のお相手についての話は聞いていた。
夜の仕事をしている人。その人とは、まだ出会って3日で親友はガチ惚れ。
親友は恋愛経験が少ない方なので心配すぎる。

私は、親友の恋を自信を持って応援ができなくて悶々。
(否定も肯定もしてないけれど、やめた方がいいとかは伝えてない。ふんわり気をつけてねって言った)

「今日のデートどうなったんだろうな〜」と気にしつつ私は1日働いていた。

---

21時すぎ、仕事終わり。
親友から連絡が入ってた。

「彼氏できた！付き合った！」

その恋のお相手と親友の2ショットの写真と共に送られてきた。

－－－－－－－－－－－－－－－

うん、言いたいことは正直たくさんある。
でもまず、おめでとう。

同性の親友では、埋められない愛も人恋しさもあるよね。
わかる。私もそれは同感だ。

本当は私が親友のことを守りたかったし、幸せにしたかった。
親友の幸せを願うくらいなら、私が幸せにしよう、と決意していたくらいに。
でも、私にも出来ないことはあるね。かなしい。

だから、親友には彼氏さんから目いっぱい愛してもらって、幸せにしてもらってほしい。
そして、たまには私からも幸せを感じ取ってほしい。

彼氏さんに傷つけられた親友を慰めるのはこちらもしんどいよ。
そんな姿見たくない。そんな未来あってほしくない。

---

でも、恋愛って経験ですよね。結局。
止めれば止めるほどロミオとジュリエット効果が起こってしまうし、私が親友の恋愛について口出しできるほど偉くもない。

うん、本人に学んでもらおう。
突き放してるとかじゃない。私の愛ゆえに考えた結果だった。

親友が幸せになる結末なら、それはそれでいい。
でも、傷つく時があるのならいつでもおいでね。
私は友達も多くないし、恋人もいない。
毎日暇でしょうがないから、いつでも連絡でも待ってるし会いに行くよ。

親友がどのような結末になったとしても、私はこの親友というポジションで、居場所となって見守ることしかできない。


だから、私はずっとここにいるよ。
いつでも辛くなったら帰ってきてね。

本当は帰ってきてほしくないけれど。
私にその役目が回ってきてほしくはないよ。
そこで、彼氏さんとどこまでも幸せでいてくれたらいいなって思ってるんだけどね。

私の人生で1番に深く関わってくれた親友の幸せを誰よりも願ってる。

恋愛って自分でするのも応援するのも難しいね。
私はこの選択で間違ってないかな。大丈夫かな。
ここにだけ、弱音を吐かせて。