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沼から抜け出したい

自分を大切にしてくれない人から離れるのってすごい労力いる。ましては、こちらが好きな人ならすごくしんどい。

分かっていても、離れられない沼。
でも、やっぱり一途に大切に想ってくれる人がいい。
それは君じゃない。わかってる。

だから、君から離れることを決断して、会うのはこれが最後。

こちらが離れようと覚悟決めた時に、君もそれを察して特別優しく大切な振りをしてくる。
まんまと沼っていく乙女。

やっぱり最後なんてやだ。まだたくさん会いたいよ。
君とバイバイした後、ひとり寂しく部屋のベッドで君を思う。

君からの連絡が減った。時間が経って冷静になる。
大切にしてくれてないよねやっぱり。
ほかの女の子がいるのかな。会ってるんだ。

気持ちが、この決断が揺らいでしまう前に、連絡先全てブロック。

時間が経って、記憶が美化される。
あんなに優しかったのに。大切にしてくれた。
私もそんな君が大好きだった。

せっかく離れられたと思ったのに、「また連絡してみよう」なんていう悪魔の囁き。

分かってる。
離れなきゃいけないんだよね。君の代わりはいるんだよね。

こんな好きを貫き通してても自分を絞め殺すことになるんだよね。

あの時は知らなかった。
恋愛は、こんなにもドロドロしてるなんて。

人を好きになって、嬉しいことにお互い惹かれあって、告白して、付き合う。
デートして、手を繋いで、記念日はお祝いをたくさん繰り返して、2人の思い出をたくさん作る。
そして、いつか、プロポーズされて、結婚する。

なんて、それが当たり前だと思ってた。
キラキラしてる恋愛だけしか知りたくなかったかもしれない。
パンドラの箱を開けなければよかった。
でも、開けてしまった。もう後戻りはできない。

自分の好きな人なら、ずっと一緒にいられると思ってたし、辛いことも乗り越えられる。
そんなことなかった。

自分で乗り越えるしかないんだね。
強くなりたいよ。うん、つよくなる。

でも、やっぱり1人は寂しい。愛されたい。

好きだった君との口約束が頭にこべりついて涙が止まらない。

こんな夜もう、来ませんように。

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