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愛していた人

どうか、幸せでいてね。

急にある人を思い出して、衷心からそう思った。
涙が止まらなかった。

たまらなく愛していたんだなぁ。
自分のことはどうなっても良くなるくらいに、時とお金と愛を尽くしたくなっていた。
でも、自分が壊れるのは想像ついた。

だから、その人を忘れたくて、愛することも諦めてしまいたかった。
自分の大きすぎる愛に殺された。

恋愛、向いてないね。

君は、どうか幸せでいてほしい。
私じゃなくていいから、隣に誰か居てくれて幸せでいてくれたらもういいや。

君には辛い夜がきてないといいな。
人生辛いことが多いって言っていたけれど、それでも幸せなことで溢れていてくれたらいいな。

ごめん。願うことしか出来なくて。
直接好きだと言えなくて。

妥協。
私の隣は君じゃくていいから、幸せでいて。

この世の中に幸せな恋があるなら、辛くて寂しい恋があってもいいよね。

私たちも、いつか幸せな恋ができるといいね。


人は、どんなに辛い時でも絶望してても希望を見つけ出そうとしてしまうのはなんでだろうね。

神様は、意地悪なのか優しいのかよく分からない。
でも、私はそんな神様嫌いじゃないよ。

なんて。


恋を諦めかけてる乙女の独り言です。
おやすみなさい。

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