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第14話 自暴自棄で人間関係崩壊

不安と焦りで思考停止



株式投資の失敗が招いた更なる試練について話したいと思います。



話しは株式投資最中の

2013年 5月17日に戻します。


この日は私の資産が最大になった日です。

この日を境に私の資産は徐々に減っていく事になります。

この焦りと不安が更なる辛い現実を引き寄せました。




この時私は普通にサラリーマンとして毎日会社勤めをしており

月曜から土曜まで

9時〜18時 で働いてます。



一方、東京証券取引所は

月から金まで

9時から15時 までです。



当然 場中と仕事の時間が被るのです。

ゆっくりチャートを見る時間などありません。


私が株式の資産運用をしている事は

言っていなかったので誰も知りませんでした。

私は取引が始まる時間帯から

とっても値動きが気になって気になって

しょうがありません。




仕事には全く身が入らず


考え事の9割は株のことで頭がイッパイです。


どうしても気になる時はトイレに行ってスマホで確認したり


売り買い取引したりしてました。

(サラリーマン投資家あるあるです。)




もうこの時点でマトモじゃないです。

(※ 資産運用はお金と時間にゆとりのある人がやるものです。)



しかし当時の自分はなんとかまとまった資産を得て

将来の不安を払拭したい気持ちが先行していて

その道に猛進していたのです。





レバレッジをかけていたのでチャートが物凄く気になります・・・

なんとも知れない不安感が常にあり、とにかくスマホが気になります。




自分が仕事している最中に大恐慌になってはいないか?と

悪いことばかりを考えてしまい、

常に心臓はドキドキと激しかったのを覚えています。



健康診断で不整脈と言われた事もありました。

(精神的な事だけでここまで体調が狂うんです。)




そんな状態で資産が減り続けると

私の精神がマトモな判断ができなくなってしまいます。




気性が荒い破天荒な上司T




私は一人の男性上司Tとペアになって長らく仕事をしていました。

その上司は私より一回り年上で勤続年数も長く大先輩です。

役職もついてます。



この上司Tは精神的に少し変わっていて

周囲からは要注意人物として扱われてました。

一言で言うと『破天荒』な人間と言えば解り易いかもしれません。



プライドが高く、自己顕示欲の塊のような人です。

ひとたび怒らせると大暴れするタイプの人間で

口喧嘩も口が達者で高圧的

絶対に引かず、何があろうと相手を威圧的な態度で

強引に自分のペースに巻き込んで平伏すまで辞めない傲慢タイプです。


キレやすく、自分の気に入らないことがあれば、

あからさまな態度でわめき散らし周囲を困らせます。




かと思えば一方で、

コミニュケーション能力が異常に高く

自社の経営陣や、

取引先の会社からは絶大な支持を得るタイプの人間です。

そういった場では短気な人格は微塵も見せません。



冠婚葬祭でも非常にスマートで常識ある大人の対応ができます。

一歩離れた人間関係、交友関係は物凄く評判が良く、

悪く言う人など誰一人としていません。

とにかく外ズラが良いのです。




しかし嫌いな人間にはトコトン追い込むタイプの人間なので

会社内では誰もが恐れる存在で、腫れ物に触るような慎重な対応です。

とにかく静と動が極端で気性が荒い人でした。




私の性格は元々、おっとりマイペース型なので

『あいつなら一緒に仕事をさせても大丈夫じゃないか?』

っと別の上司Sの策略で私とその上司Tがペアになった経緯があります。



私は運よくその上司Tからは嫌われる事なく接する事ができました。


何も不安がなかった時の私は、気持ちに余裕があったので、


上司Tの毒ある冗談を普通に笑ってられました。

上司Tのわがままもある程度受け流す事ができました。

上司Tの突然の暴走もなだめる事ができました。


もちろん仕事上の不満点はたくさんありました。

なにせ、わがままで自己中心的な性格なので、

私が我慢する事で平穏な生活が保たれています。

問題点を指摘すると烈火の如く憤慨し、

わめき散らすので我慢するしかありません。

上司Tが白と言ったら白なのです。



私もペアを組んだ当時は、心配事が少なく人並みの貯金あり、

気持ちに余裕があったので、当たり障りない関係で続けることができました。




しかし私はそんな上司Tを怒らせ対立する事になるのです。


今考えても、とてもおぞましい事です。

この会社での死を意味します。




自暴自棄になりストレス爆発



発端は

株取引に手をつけてしまった私は、資産が減る

不安と焦りに支配され心にゆとりが無くなっていました。



私は次第に、上司Tへ

大人の対応が取れなくなってしまうのです。




毒のある冗談を間に受けてしまったり

上司Tのわがままに対して口を出したり

仕事上で蓄積していた上司Tへのストレスが徐々に表面化しだすのです。



この時点で社会人として失格です。



しかし私の頭の中はそれ所ではなく、

他の事は冷静に思考できる状態ではありませんでした。

もう心ここに在らずの状態だったのです。




そんな事が続くと上司Tとの関係も悪化するに決まってます。



そうなるともうお互いにとって悪循環。

相手の悪いところばかりが目立ってきます。




ある時、私もストレスが爆発してしまって

上司Tとの仕事の話し合いで口を出してしまったのです。




もちろん上司Tも面白い訳はありません。

上司Tが白と言ったら白なのです。

今まで良好な関係だった私と確執が生じてしまったのです。

誰だっていい気にはなりません。




そこから不仲なペアになってしまい

地獄の様な日々が始まるのです。




もちろん自業自得です。

全て私が悪いのです。




相手は私の頭の中のことは何も知らないのですから。


ここから壮絶なパワハラの日々が始まるのです。



つづく

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