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第15話 上司Tからのパワハラ編

私の投資でのストレスと、上司Tに対する理不尽なストレスの

2重苦で精神が限界を超えてしまい、

上司Tに対して口を挟んだ事で、対立関係になってしまいました。



それからというもの

慢性的なパワハラが始まります。



上司Tからの精神的圧力




私に対して、とにかく高圧的、威圧的になり

犬や猫を扱うような態度になりました。


バカ、アホ、死ね お前のせいだ!


などの暴言を浴びせてきます。

仕事のミスも全部私のせいにするようになりました。




仕事中も私の意見に耳を貸そうともしません。

とにかく私の存在を頭ごなしに否定するのです




私とのコミニュケーションも

出る言葉といえば



『バカだ!』『違う!』『そんな訳ねーべや!』


っと否定的なことしか言いません。




朝礼前に社員が集まり世間話をしている時も

わざと、あからさまに私に見下した態度を取り

みんなの前で私を、小馬鹿にするのです。



そして『みんなで私をバカにしよう』というような

空気を作り周りの人々を巻き込もうとします。




初めのうちは周りの社員達も

私たち2人の異変に対して『何かおかしいぞ・・・』

というような反応でした。



しかし時と共に慣れていったのでしょう・・・

破天荒な上司Tに合わせる感じで

この異変を問題視する人はいません。

『いつもと様子が変だが冗談か何かな?』

といった具合です。



私の心が壊れてく・・・




上司Tは自分の事を、会社内で人気者だと思っているようで

頻繁にKYな冗談を繰り返しては自分で爆笑するのです。



周りに居る社員達は、その上司Tが破天荒で問題を起こしたくないので

なんとなくその空気に合わせヘラヘラする事が日常化しています。



私に対してKYな冗談を言うようになります。

そして一人で爆笑するのです。

常に人を小バカにするのです。





私は元々大人いしい性格で内向的な為

そんな嫌がらせに言い返す事はできません。

ただ黙って我慢するんです。





そんな異様なコミュニケーションが続くと

周りのにいる先輩や後輩たちも

私に対して徐々に軽い扱いに変わっていくのです。



無意識にその上司Tの言動に影響されていくのです。




この上司Tが原因で後輩などから軽く見られるようになります。

後輩がタメ口で話すようになったり、

私に対して見下した態度を取ってくるようになります。

『〇〇さんは〇〇のくせに〇〇なの?』

みなたいな感じです。





私は自分自身のイメージと

他人から接っしてくる態度のギャップに違和感を感じるようになります。

そのギャップがどんどん開いていき

頭で処理できなくなり気が狂いそうです。



とても辛い日々が続きました。



私には場の雰囲気を変える術はないので我慢するしかありません。

長い時間をかけどんどん居づらい職場に変わって行きます。




私も初めのうちは

あまり問題視しないよう

振る舞っていましたが

毎日毎日、永遠に続けられる嫌がらせに

心が悲鳴を上げていきました。




自尊心を破壊され、

自分に自信がもてなくなり、

常に虐待された子犬の様な心理状態が日常的に続きます。



もう会社内で笑顔を見せる事はなくなっていました。



死にたい




毎日が生き地獄ようでした。

『この上司Tさえいなきゃいいのに』

『この上司Tさえ居なきゃこんなに苦しい思いはしないのに・・・』

と頻繁に殺意を感じながら、

無表情で仕事を淡々とこなす日々が続きます。





2015年 8月24日

そんななか

とうとう私は株式相場を退場する日が訪れます。

私は心身共に絶望のドン底にいました。


借金を抱え、日々接する人間関係は最悪です。

私の目に希望の光はもうありません。



もう死にたい・・・



何度もそう思うようになっていました。

辛い現実を直視する事が本当に苦痛でした。



しかし自分には妻がいる

親や姉弟がいる。


いま死んだら迷惑がかかる。


まだ死ねない・・・


借金も返済しなくてはならない。





もともとの原因は自分にあるのだと

自分を責め、自暴自棄になっていました。




退場になってから

しばらく絶望感の中にいましたが


1週間くらい経つと

不思議な事に何か霧が晴れたような

爽快感がありました。




もう相場に悩まされることはない。

もうこれ以上資産が減る心配がない。


という相場のストレスがなくなった事で

大きな重石が解け

それだけで安心できる自分がいました。




っと同時に

ふと我に帰ります。



相場の考え事がなくなり

今の環境を客観的に見る事が出来るようになりました。




今まではたくさんの不安要素の中の一つでしかなかった

会社の人間関係の問題が相場の悩み事がなくなった事で

上司の問題1点へフォーカスされたのです。


私の頭の中は常にマウントを取ってくる

上司Tの支配されていきました。




私を独りにしてください。




借金の返済は計画を見直すことで

悩みは小さくなります。

淡々と計画通りに過ごすだけで良いのです。




しかし人間関係はそうはいきません。

今日明日に解決できる事ではありません。

自分の頭の中だけで解決できる問題ではないのです。




生き生き伸び伸びとした職場には戻らないんです。

そんなパワハラを受けながら借金返済の日々が続きました。




上司Tは相変わらず私に対して

高圧的で傲慢な態度です。




自分のミスも全て私のせいにして

他の社員とは和やかな雰囲気です。


一方


私の心は暗く閉ざした暗黒の世界のようでした。




本当に毎日、毎日が辛くて、苦しくて、

上司に対しての憎しみが爆発してしまいそうに

なりながら我慢して働いていました。




私はすでに戦意喪失しているので

ただ黙って耐えることしかできません。




一人の時は頭が狂いそうになるのです。

考えても考えても考えても解決しないのです。

今まで体験したことのないストレスが押し寄せてきます。





そんな日々が7年続きました。





私は本当にバカな事をしました。

お金を失い

職場の信用を失い

時間も失いました。



お金はいずれ返済できます。

人間関係も場所を変えれば再構築できます。

しかし失った7年という時間は2度と戻りません。



私は本当にバカな事をしたんです。





私はこの一件の前までは対人関係はとても良好でした。

皆から好まれ敵を作るタイプではありませんでした。

コミュニケーションも得意な方だったと思います。

おっとりマイペースキャラでした。






私はこの上司Tとの確執経験で

極度の人間嫌いになってしまいました。

独りでいる時が何より安心します。

人とのコミュニケーションが苦痛になりました。


たとえ相手がそれ程気にしていない事を言ったとしても

私は過敏に反応してしまい

大きなショックを受けたり

自分を責めたり、すぐに落ち込んだり

会話が終わった後も後味が悪い感覚が頭の中でグルグルします。

(職場の人に対してだけです。)




仕事が終わった後も

『あとから何か言われるかも・・・』

っと不安になったりします。





私は余計に考えるようになってしまいました。





以後、真剣にもう対人関係のない世界を考えました。

会社を辞める事を真剣に考えました。

人からのストレスがなく生活できれば

それ以上の幸せはありません。





私は

自分の人格が否定され続けた事によって

自存心、自己肯定感が破壊され対人恐怖症になりました。

虐待を受け続けた子犬と同様

自信がない人間になってしまったのです。






しかしこの7年後

メンターMさんとの奇跡的な出会いによって

私の意識が劇的に変革します。

私の内面は生まれ変わり

人間関係が嘘のように改善されるのです。

そんな信じられない事が起きたんです。





上司Tからのパワハラ編  終




次は副業編へ つづきます。

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