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看護師の転職活動の進め方 | 1番最初に知るべきこと

転職しようかな、転職したいな、と思い始めても、実際に何をすればよいのか分からないところからのスタートなので、出だしのハードルが高いと思います。
そこで、転職活動の全体の流れについて、説明したいと思います。

転職活動は全10ステップで構成されます。

  1. 転職動機の明確化:
    まず、現職場での不満や新たなキャリア目標を明確にしましょう。転職がなぜ必要なのか、何を求めているのかを理解することが重要です。

  2. 求人情報の収集:
    オンライン求人サイト、ヘッドハンター、病院やクリニックのウェブサイトなどから求人情報を収集し、興味がある職場をリサーチします。
    最近は求人の一括検索サービスもあるので、フルに活用しましょう。

  3. 経験・スキルの整理:
    履歴書や職務経歴書をアップデートし、自分のスキル、経験、資格を整理しましょう。ただ書くだけではなく、自信を客観的に見つめて自己分析しましょう。

  4. 求人と自身の照合と転職条件の設定:
    経験やスキルをもとに客観的に自身の市場価値を理解したうえで、給与、勤務地、勤務時間、職種など、転職における条件を明確に設定しましょう。自分の優先事項を把握することは、適切な転職先を見つけるのに役立ちます。
    その際、1.転職動機の明確化で定めた"軸"をぶらさないことが大事です。

  5. 求人元の情報収集:
    求人情報だけからは、転職先の実際の雰囲気や人間関係を知ることはできません。過去の記事(「看護師の転職って難しい (T T)」)でも書きましたが、私はこのステップが一番大事だと思っています。いいなと思った転職先があったら、徹底的に情報を集めましょう。

  6. 応募先の選定・決定:
    十分に情報を集めたら、情報を整理して応募先を絞り込んでいきます。

  7. 履歴書の作成:
    応募書類を整備しましょう。看護師としての経験やスキルを強調し、アピールポイントを伝えるための文書を作成します。

  8. 応募と面接準備:
    履歴書を添えて応募を完了させ、面接に備えて、よくある面接質問に対する回答を準備します。自己紹介や職務経歴について自信を持って語れるようにしましょう。よくある質問については、ShortバージョンとLongバージョンとで、台本化しておくことをオススメしています。ただ、台本化して硬い面接になってしまうと良くないので、本当に本番を意識して、話し言葉で、間をとって考えながら話している演技をするところまで含めて、「台本」にしておきます。
    ※このあたりのテクニックだけで1つ記事が書けるかもしれません。

  9. オファーの検討・交渉:
    面接で合格(オファー)を頂いたら、最終的に転職する先を選びます。その際、強気で交渉できる状況と判断できれば、給与・福利厚生・勤務条件などの待遇を交渉することもあります。

  10. 退職手続き:
    現職場の退職手続きを進めます。

如何だったでしょうか?
転職のテクニックを解説した本やWebサイトはたくさん見かけたのですが、全体を俯瞰して、どう進めたらいいか?という一番最初の躓きポイントを開設した文献がなかなかなかったので、思い切って記事にしてみました。
参考になれば幸いです。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

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