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【イタリア留学】Revolutカード【一体型クレジットカード】

Ciao a tutti!
こんにちは、イタリア留学中の漫画家・いくにです。

イタリア滞在も4ヶ月目、定期的にイタリア留学記・個人的お役立ち情報などまとめております。参考程度によければご覧くださいませ!


さて今日は《Revolutカード》と呼ばれる、とっっても便利なカードをご紹介いたします!おそらく、イタリア留学を考え色々調べている方は見たことがあるのではないでしょうか?


今日はそのカードについてアレコレまとめてみたいと思います!
というのも、これを勧めた友達に「ぜひ記事書いて!求めてる人絶対いっぱいいる!!!」と激励を受けたのが動機でございます。

すでに日本を出発しちゃったあなた!大丈夫、間に合います!海外からでも申請できます!!!!(ただし注意事項あり)


前提条件として

  • 日本円から換金したい(メインが日本円)の方→日本の携帯電話番号必須(SMS確認アリ)

  • 海外の口座が欲しい(現地通貨で収入アリ→日本の電話番号なくて大丈夫

です。登録時にSMSの確認があったはずなので、一度wifiを切って海外から通信する必要があります。(確かSMSはwifi環境や海外の電波ではできなかったハズ。)不安な方は各携帯契約を見返して、海外通信がどうなってるか確認していただくと良いと思います。

筆者は楽天モバイルなので、ある程度は問題ないみたいです。SMS確認のために1ヶ月の間に何度か日本の電波を繋いでいますが、目が飛び出るような請求は来たことありません。大体2000円くらいかな。



記憶が曖昧な部分はご容赦ください!
それではどうぞ!



Revolutカードでできること。

Revolutカード…それはとっても便利なカード…であることに間違いはないのですが、簡単に説明しますと

  1. 国内外でのカード利用(クレジットカード機能)

  2. 外貨預金(外貨用口座の作成)

  3. 円から利用通貨への換金

  4. ATMからの引き出し(キャッシュカード機能)

  5. 割り勘機能(Revolut所持者同士のみ)

などなどのキャッシュレス決済等でとっても欲しい機能が1枚にまとまったカードなのです!!!!!!!(回し者みたいですが違います。)

もちろん日本国内でも使えますし、海外でも使えます。海外利用の場合は『円預金から支払う』もしくは『予め換金しておいた現地通貨預金から使う』の2つが選べます。

予め換金してあった場合は基本的に現地通貨から使用されますが、店によっては店員さんが「どっちで支払いますか?」と聞いてくれます。(観光客が多い店ほどそういう傾向があります。)

次の項から詳しく説明していきます!
頑張ります。


①国内外でのクレジットカード利用

こちらのカードは一般的なクレジットカードによくある【後払い】ではなく、予め銀行等からチャージしておいたお金を使う【プリペイド式】になります。交通形ICカード(Suicaなど)と同じですね。

▶︎チャージ方法
チャージは「銀行からの送金」、「クレジットカードからの送金」等々が選べます。ちなみに後者を選んだ場合は一度チャージしたお金を戻すことはできないそうです。とはいえカードの引き落とし口座に直接戻せば済む話なので、そんなに大きな問題ではないかと思います。

私は【ソニー銀行】から送金してチャージしています。ソニー銀行なら送金が月2回まで無料なので、「月に1度○○円チャージする!」と決めたら使いすぎ防止にもなります。普通はね。


▶︎タッチ決済は…対応済です
イタリアではカードのタッチ決済が日本以上に発達しているので、わざわざ差し込んでパスワードを入力して…ということはほとんどありません。ただ現段階では日本の口座で利用を開始した場合Apple Payに登録することはできないみたいです。カード本体を端末にタッチする利用方法になります。

海外での支払いに関しては、その時々のレート換算で円支払いされます。もしくはアプリ内でできる【外貨預金口座の開設】と【外貨への換金】を済ませていればその現地通貨から優先的に支払われます

もし仮にパスワードを間違えすぎてロックがかかっても、専用のアプリですぐ解除&再確認できるのでそこも便利です。


外貨預金口座などについては次で説明しますね。



②外貨預金(外貨用口座の作成)

海外旅行や留学を経験された方ならご存知の方も多いであろう、【外貨預金】。

その名の通り、「日本円以外の通貨の預金」のことです。例えばドル、ユーロなどなど。私はユーロ貨幣が使用されているイタリアへ留学中なので、ユーロで幾らかの貯金があります。アメリカに滞在されている方ならドルで預金があることでしょう。

どの銀行でも大抵の場合、外貨預金口座は作成できます。ただ、銀行口座内で円から外貨、外貨から円にと換金する際に手数料が発生することがよくあります。これは留学生にとっては痛い出費です。


▶︎ソニー銀行じゃダメなの?
私の利用しているソニー銀行も手数料が無料。利用している留学生は多いです。ソニー銀行のカードも同じように便利…ですがプリペイド式ではなく【デビットカード】。つまり銀行口座内にあるお金までなら何円でも利用できます。えぇ、計画性がない私のような人間には破滅の未来が見えますね。

貯金はソニー銀行、その月に使う分だけをRevolutカードにチャージして使用。これが今の所一番便利な形なのです。

話がそれました。外貨預金の話ですね。


▶︎外貨預金口座の開設方法
アプリをDLして登録手続きを進めれば、銀行口座がゲットできます。日本の電話番号で登録すれば「受取人」「金融機関」「支店名」「口座番号」等がアカウント情報からいつでも確認できるようになります。

そしてこの後「新しいアカウントを追加」という項目からお好きな現地通貨を選択して口座を増やす、という流れです。タッチするだけで作れます。なんて楽なんだ。

外貨預金口座は、新たに口座を作る…というよりは、この【日本円口座】というポーチの中に【外貨預金】というポケットを追加する感じです。イメージいただけるでしょうか?まさしくSNSのアカウント追加のような印象。

外貨預金口座、とは言いますが実際に口座番号等がさらに別で与えられるわけではありません。あくまでこの日本円口座に紐づいた、別枠みたいなもんです。
(これはどの銀行で外貨口座を作っても大抵そうだと思います。)



▶︎海外の携帯番号で利用開始した場合
Revolutカードは世界のいろんな国で使われている口座です。もしあなたが現地の電話番号を所持しているのであれば、その国の口座を作って始めることができます。しかしここで、例えばEU諸国の口座番号を取得した場合、チャージのための送金が【海外送金】扱いとなってしまいます。

なぜか。主口座が日本の口座ではないから、です。

なので、これから海外で仕事するんだ!海外に永住するつもりだ!など、特に海外口座が必要でない方以外は、【日本の電話番号で利用開始する】ことを強くお勧めいたします。

私はこれをミスって、最初色々面倒でした。

イタリアの電話番号で利用開始→EU国の口座番号を取得。クレジットカード等でチャージして使えるには使えるけど海外送金が面倒臭い。結局EU国の口座番号は必要なかったので一度利用停止して、再度日本の携帯電話番号で利用開始しました。



③円から利用通貨への換金

②で外貨預金口座を開設したら、そのあとはアプリひとつで《日本円→現地通貨》、《現地通貨→日本円》に換金できるようになります。

必要以上に現金を持ち歩かずに済むのでとっても便利ですね!はい!回し者ではありません!


手数料も無料ですし、アプリ内で現在のレートも確認できるのでとっても便利です。ちなみにユーロですと、私が留学を決めた2021年10月ごろは1€=128円前後、その後どんどん円安(円の価値暴落)が進み、2023年1月ごろには少し落ち着いて138円前後、現在3月はまた下がって144円まで到達しました。

円安の時は、1€に対して円の数字が大きくなります。これは1€を買うにあたって必要な日本円が多く必要=日本円の方が価値が低い、という意味です。ユーロ→日本円に換金するとお得です。
円高は逆に、1€に対して数字が小さくなります。1円の価値が上がったことにより、1€買うために必要な日本円が少なくて済むからです。日本円→ユーロに換金するとお得になります。


2022年〜2023年の円安時期に留学に来た自分としては、【1€=135円まで下がれば円高】【140円超えたら円安】って感じの感覚ですね。140円超えたら、日本円から外貨に換金することは控えるようにしています。

逆に135円まで上がったらユーロを買って口座に置いておくようにしています。125円まで上がれば夢のようなんだけどなぁ…。



④ATMからの引き出し

このカードのすごいところは、【キャッシュカード機能付帯】であるということ。クレジットカードでもあるけれど、銀行からお金を引き出すことのできるキャッシュカードでもあるんです。

最初は1ヶ月25.000円までなど上限がありますが、上限はいつでもアプリから変更が可能です。このカード、本来カード会社に電話しないとできないことが全部アプリでできるのもすごい。

どこのATMで引き出せるのかも、アプリ内から現在地を表示させて検索することができます。便利すぎか。痒いところに手が届くRevolut。


もちろん現地通貨がある人は、日本円以外を現地で引き出すことも可能です。実際友人も近くのATMでユーロを引き出していました。

海外あるあるですが、もし万が一スキミング(情報盗用)されてしまってもアプリから【ATM引き出しを利用しない】と設定できるのでいつでもストップできるみたいです。やったことないけど今見つけました。痒いとこに手が届きすぎでは。



⑤割り勘機能(Revolut所持者同士のみ)

これが地味に便利。PayPayなどでも似た機能ありますよね。あれです。割り勘の金額に関しては自由に設定できますので、そこもありがたい。

イタリアは電波が悪いので若干届くのに時間がかかりましたが、普通にできました。もちろん日本円でもできるかと思います。もっと普及しろRevolut。(回し者ではない。)



海外にいても申請できる!1週間で届く。

さて肝心の申請ですが。
Revolutカードには【ワンタイムバーチャルカード】と【スタンダードカード】の2種類が存在します。
ここではそれぞれについて説明しますね!

一般的なカードは後者の【スタンダードカード】なので、迷ってる方ぜひそちらをご覧いただければと思います!


ーワンタイムバーチャルカード(使い捨てカード)

こちらはちょっと馴染みがないですが「1回きりのオンラインカード」です。…多分…スミマセン、私も説明は読んだのですが、結局一度も使ってないので「多分こんなんだろうなぁ」という感じで説明いたします…。

こちらはオンラインだけで発行、一度のみの使い切りクレジットカード番号を取得して使用するといったものです。1度使用したら2度目は使えないので、オンライン決済など「ちょっと不安だな…」と感じやすい海外通販サイトなどで使用すると良いかもしれません。



ースタンダードカード

スタンダードカードは、その名の通りもっともスタンダードな…、リアルカードです。なんか説明変だけど気にしない。本人確認等を済ませ、カードを郵送してもらい届いたらアプリを通して利用開始します。それまではつかえないのでご注意。

私はイタリアに着いてから申し込みましたが、およそ1週間で到着しました。他の友人も大体それくらいだったので、ご参考までに。かなり早いと思います。

送料は日本〜イタリアで2000円くらいだったと思います。申し込み前に2000円をチャージして、そこから引き落とされる形です。

ただ運転免許証やパスポートを使った本人確認、電話番号のSMS確認等があったと思うのでそれらが手元にない!という方は残念ながら申し込みできません。本人確認書類のデータではなく、原本を撮影する必要があります。(友人はこれにめちゃくちゃ手間取ってました。)


とはいえ海外で利用できる上に、海外からも申し込める(しかも1週間程度で届く)のはかなり便利なので急ぎで別のカードが欲しい!って方にはお勧めです!(回し者ではありません。)


ちなみに日本電話番号で申し込むと、自動的にVISAになるみたいです。逆にEU圏申し込みだとMaster一択でした。(住所は関係ありません。電話番号次第です。)

私は一番スタンダードな、ピンクと青のグラデーションのあるカードにしています。一般的なクレカと同じようにランクもあり、ランクに応じてラウンジ利用などもあるみたいです。基本的には海外によく行く人向けに作られているので、付帯サービスもそれに準じている感じがしました。


何度も言いますが、最初の電話番号登録する際の電話番号の発行国で色々変わります!090,080等の日本の番号であれば日本のRevolutカード会社が管轄になり、諸外国の携帯番号(イタリアだと338…など)を利用すればその国の口座が発行されます。

これが一番の軸になってくるので、ご自身の利用目的に応じて登録番号を選べば問題ないかなと思います。短期の留学、海外旅行などであれば日本の番号で十分です。



終わりに

いかがでしたでしょうか…。
わかりにくかったら申し訳ないです。カード類の説明って本当難しい。とはいえ確かにイタリアで使っていてとても便利なので、もし海外での決済方法等に悩まれている方がいれば参考になれば嬉しいです。

個人的にはRevolutカードと、ソニー銀行がお勧めです。確か他にもいくつか海外送金向きのカード等あったはずなので、一度ご自身で色々調べてみるといいと思います!Wiseとかそんな名前の会社もあったはず。


筆者は現在イタリア留学中です。
観光ガイドでもなんでもないので、個人的に記録がわりにいろんな投稿しています。もし気になったら見ててください。


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いくに

日本生まれのイタリア大好き漫画家です。好きすぎて留学してました。漫画をきっかけにイタリアに興味をもち、5年以上とあるカフェでバリスタとして勤務していました。