《イタリア留学記・準備編02》航空券予約
こんにちは!
2022年秋からイタリア留学予定の漫画家、いくにです。
今日は留学記準備編part.2!
大事な『航空券予約』をやっていこうと思います!
前回はこちら。↓
そもそも海外旅行の航空券を取るのは初めてでしたので、すっごいドキドキしながら予約しました。笑
それではどうぞ!
1.人に頼むか、自分で予約するか。
まず航空券を予約する「方法」を考えました。
それは、「頼むか」「自力か」の二択です。
わたしは個人で留学を申し込んだわけじゃなくて、《仲介業者》に頼んでの留学ですので、そこから航空券の代理予約会社を紹介してもらうこともできました。
・《代理予約》のメリット&デメリット
どういうことか?というと、“HIS”みたいな会社に代わりに航空券を予約してもらう方法です。旅行でもありますよね。代わりにホテル予約してもらったり、新幹線予約してもらったり。
あぁいった感じで人に条件だけ伝えて予約する方法です。
【メリット】
時差とかややこしいことを気にせず、正確なものを予約してもらえる。
何かあった際に頼れる。対応してもらえる。
急なキャンセル・変更も対応してもらえる。
日本語で対応してもらえる。
【デメリット】
手数料が発生する。
私見ではこんな感じでした。
やっぱり何かあった時に日本語で、しかも代理で対応してもらえるのはありがたいですよね〜不安が半減します。英語できないのでね…
ただ料金は自分で取るより数万円は高くなります。またある程度予約システムなどに慣れている方であれば、人を介すことが逆に煩わしく感じられるかもしれません。
・《自力で予約》のメリット&デメリット
結局わたしは、「なんとかなれーッ」精神で自力で予約することにしました。
【メリット】
安く済ませられる。
自分の采配で自由に決められる。
知識はつく。
【デメリット】
何かあった時も自分で対処しなければいけない。
日本語対応可能の航空券は割高。(JALなど)
常に不安はつきまとう。
こんな感じですね。
ここは自分がこの不安のストレスに耐えら得るか?など、性格に合わせて選べばイイんじゃないかなって思います。まぁ私は…ストレスには耐えれなさそうだったけどお金の面でこっち選びましたね…
ではどうやって予約するか決めたら、早速航空会社を選んでいきましょう!
2.航空会社探し
今は新型コロナウイルスの関係、また昨今の国際情勢の影響でフライトしてない会社がたくさんあります。
わたしは《関西国際空港》を利用するのですが、直行便がゼロでした。成田だったらまた違ったかもですが…もしかしたらイタリア行きの方、苦労するかもしれません。😂一回国内便で成田に行ってから国際便に乗るって方法もあるっちゃあるんですけどね…
わたしが調べた限りでは、
ルフトハンザドイツ航空(ドイツ)
KLMオランダ航空(オランダ)
JAL(日本)
ANA(日本)
エールフランス航空(フランス)
この辺りが運行しているみたいです。
(2022年7月26日現在)
・調べ方
では航空券を調べた方法をお伝えします!
こんな感じです!
Googleさんは大まかに比較はできるので、そこで良さげな航空会社をピックアップして実際に公式サイトでさらに細かく調べました。
わたしが調べた航空会社は以下三つです。
ご参考までに……。
▶︎ルフトハンザドイツ航空
▶︎KLMオランダ航空
▶︎エールフランス航空
・比較したポイントは?
総フライト時間
乗換回数
価格
出発・到着時間
レビュー
この4点です。
自分は上から順番に優先度を高く比較しました。
. . . . . . . . . .
①総フライト時間
注意してチェックしないととんでもない時間を飛行機、もしくは空港で過ごす羽目になります。
イタリアまでは大体18時間前後が一般的です。長くても25時間かな…今は直行便がないし…
30時間超えたらそれは何かしらの理由でその時間になってると思ってください。下手したら空港で寝る羽目になります…
. . . . . . . . . .
②乗換回数
何回飛行機を乗り換えるか?ってやつです。
自分が予約した時は直行便がなかったので、1〜3回が一般的です。希望は1回でしたが、のちに世界情勢の影響で予約していた便が2回乗り換えになってしまいました…。
なぜ乗換回数が少ない方がいいのかというと、もちろん手間が省けるというのは大きいです。電車だって何回も乗り換えるのは嫌ですよね。
あとは、《ロストバケージ》のリスクを減らすという点があります。ロストバケージについては後々に語ってますのでそちらを参考にしてみてください〜。噂だとドイツとイギリスの空港のロストバケージ率がヤバいって聞いたけどどうなんやろうか…
あと《乗換を欧州でする》ことにもこだわりました。
韓国や何処か別の地域でして万が一トラブルに遭ってしまうと、やっと動けても10時間以上のフライトが待ってる…という事態になってしまうからです。
でも欧州まで着いてさえいれば、最悪陸路でなんとかなります。《シェンゲン協定》がありますので、協定加盟国であればビザなしで入国できるだろう、と踏んでの判断です。
自分はとにかく迷子が多い人間なので、空港で困ったことにならないよう「イタリアまで行かずともヨーロッパまで直行!」を選びました。
…まぁ、のちに世界情勢の影響でKLMでは「絶対韓国で乗継しないとだめ」になってしまったのですが…。
. . . . . . . . . .
③価格
言わずもがな、大切です。
安い方がいいに決まっている!!!!!!
コロナ禍前に旅行に行った知り合いは、往復20万円未満でいけたそうなのですが…。残念ながらわたしにそこまでの調査力もなく。
往復で21万ほどでした。たっか。
. . . . . . . . . .
④出発・到着時間
これは人によっては大切だと思います。
わたしは大阪在住ですが大阪市内からかなり離れた土地に住んでいます。なので朝出発だと、始発で行っても間に合わないんですよね…😂
そして到着も深夜よりは、お昼ごろの到着を希望してました。理由は簡単。そのあとに必需品を買いに行ったり、多少部屋でガタガタと片付けをしても大丈夫だからです。
あと夜よりは安心だよね。
…と思ったのですが、イタリアでは日曜日は午後からスーパーがお休みってことがザラにあるのでご注意ください。フィレンツェでは歴史地区(チェントロ)のスーパーは開いてますが、郊外は閉まってました。
⑤レビュー
これも大事ですね。
ただわたしがチェックしたのはgoogleレビューなどではなく、「実際乗った人の体験記」です。
?乗務員の接客態度
?乗換時の案内
?フライト中の様子
?日本人スタッフ
などなどを気にしてチェックしていました。
日本のANAやJALを予約できる金銭力があれば気にしなくていいんですけどね!
やはりどれも欧州の航空会社なので、まぁやっぱり…いろんな方のブログ見てもたまにあるみたいなんですね、差別とか…。10時間以上飛行機に乗ってないといけないので、やっぱり心地よく過ごしたいじゃないですか。
で、色々見たりしてました。
. . . . . . . . . .
・KLMオランダ航空に決定!
いろんな条件を鑑みて、わたしはKLMオランダ航空を選びました。
なぜ選んだのかは次で話していこうと思います!
https://www.klm.co.jp/information/travel-alerts
3.予約!
決まったらいよいよ予約です!
出発日時、行き先を決定して…予約!
この際気になるのが、「表示されてる到着時間などは現地時刻なの?」というギモン。答えは、「全て現地の時間」!!
例を挙げて見てみましょう!
こういうことですね!そもそも日付が変わってないのでなんとなくお分かりになるかと思います!
なので現地に着いたら、時計を現地時間に合わせることをお忘れなく。iPhoneだと世界時計で各国の時計を設定してみることができますのでおすすめです。
🌎
そして航空会社ですが…わたしは先も言ったように《KLMオランダ航空》を選びました。
正直エールフランスと悩んだのですが、個人的に勝手にオランダは堅実な印象があったので謎の信頼があったのと、『価格が適正』『乗換1回』『総フライト時間も17時間ほど』そして何より搭乗した方のブログを読んでいて、『日本人スタッフがいる可能性がある』ということが決め手となりました。
…まぁこれは後々、KLMとエールフランスは系列であるってことが判明するんですけどね…この予約した時の私は全く知りませんでした…。
ただKLMは日本ルートに力を入れているのか、問い合わせを『LINE』で、『日本語』対応してもらえました。正直これは助かります。実際後々にフライト変更で少しトラブルがあった際も、あっさり解決しました。
もちろん日本人スタッフ搭乗は可能性の一部ですが、問い合わせ日本語対応はかなり大助かりです。最低限度英語はできるつもりですがペラペラ話せるわけではないので、不安要素はない方がいいに決まっている!
↑後々CA希望の方からSNS経由で「今はKLMに日本人スタッフはいないはず」と教えていただきました。実際おらず、韓国乗り継ぎした際に韓国人スタッフの方はいました。
・「トランジット」ってなに?
航空券について調べていると、よく見かける言葉だと思います。
これはいわゆる《乗換》のことです。
英語の“transit”(通過する)という意味からきている言葉です。乗換なのに通過?と思うかもしれませんが、飛行機が補給するためにあくまで一時的に着陸しただけなので、「目的地までの通過地点」であるということですね。
このトランジット、筆者は大好きであります。笑
迷子するので乗換回数の少ない便を選びましたが、以前韓国で乗り換えた際は空港でウォンに少しだけ換金して楽しみました。
クレカを使えばその場で換金する必要もないですし、余裕があればその国の食べ物を食べたり、するのもいいんじゃないでしょうか!
・ロストバケージという、あるあるトラブル。
ロストバケージ…それは全旅行者が恐る事態。要は、「預けた荷物どっか行ったわHAHAHA」ってやつです。
ありえないと思いますよね。
ありえるんですよ。
それは出発時に、それは乗換時に、そして到着時に。あらゆるタイミングで忘れられたり、間違えて違う飛行機に乗せちゃったりして地球のどっか別のところに自分の荷物がある状態を指します。
わたしは体験したことがないのですが、度々見かけます。こうなったらカウンターで言うしかいないのでしょうが……英語なんですよね…ひぇ…
最近、このロストバケージ対策としてすごく画期的な方法が発案されていたので共有いたしますね…それは。
預け荷物に、AirTagを同封しておくこと!!!!!!!!!!
残念ながらiphoneユーザーしかその恩恵はたまわれませんが、日本は世界屈指のappele大好き国家なので過半数の方が対象でしょう。
AirTagは一つ5000円ほど。
預け荷物は大体2個までが無料なので、およそ1万円。
ロストバケージしてなく不安を考えると、安いもんです。これで自分の荷物がまだ日本にあるのか、はたまた別の国に飛ばされたのか一髪でわかります。
わかるだけで対応者とのやりとりも自信を持てますし、本当にこっちに向けて発送してくれたのかもリアルタイムで追うことができます。
考えた人天才です。
・総フライト時間に注意しよう
先に挙げた、「比較したポイント」のうちの一つである《総フライト時間》。これは注意してみないと大変なことになります。
「あっこのフライト安い!」と思って予約したら…なんと総フライト時間が30時間越え!!!!!!!!なんてことがあり得ます。
大抵どこかの乗継地での滞在時間が10時間越えで計算されていたりすることが原因です。電車でもありますよね、深夜に電車時刻を調べたら10時間かかるって表示されること。
あれは始発まで待つことになってることが原因ですが、要はあんな感じです。
イタリア等ヨーロッパまででしたら、大体15〜20時間を目安に予約することをお勧めします。
・帰りのチケットについて
3ヶ月以上の長期留学の方は、おそらく帰りの希望日チケットが予約できないと思います。先すぎて予約ができないんですね。
その場合は、とりあえず一番遠い日のチケットを予約しておきます。そして出発してから、現地で変更手続きを行います。
変更手数料は取られる可能性が高いですが、こうしないとビザが取れないので致し方ないですね。
・予約後も定期的にチェックしよう!
留学のための航空券は出発日よりかなり前に取得するので、その間にフライトの変更・キャンセルがされる可能性があります。
その場合は大抵差額だけで変更に応じてもらえるので、希望に合わせて変更しましょう!
4.航空券がキャンセルになったら?
航空券がキャンセルになった場合は、予約サイトで情報を確認します。
大体予約したサイトを見れば、「なんで変更になったか」「どうしたらいいか」お知らせが来てると思うのでそれに従えばOKです。
KLM航空の場合は、「差額が発生したらその分だけ支払い。」です。なければ無料で変更。
キャンセルの場合はバウチャー(電子マネー的なもの)に交換して、次回のフライトの資金に充てることができます。返金も可能です。
これはどの航空会社も大体似たようなもんだと思います。(日本の格安航空もこんな感じです。)
5.まとめ
いかがでしたか?
私自身初の1人海外だったので不安なことも多く色々調べたためそれを色々だーっとまとめて書きました。
が、「自力で調べる」という力は留学行くにあたってとても大切なことです。実際留学に行かれた方、海外で生活されている方が口を揃えて言うことです。
あくまで一個人の体験談、参考程度にしていただけると嬉しいです。何かあってもね、責任は取れないのでね。
他にも色々ビザ取った時のこととか、実際のフィレンツェでの体験とか書いた記事まとめてるので良ければぜひ!
↓インスタではイタリアで行った場所、食べたものなどいっぱい投稿してます✨もう投稿画面が宝箱みたいで最高に幸せ。twitterは留学したい人とかした人とか、イタリア好きな人との交流用にやってます。
良ければ。
・流れのおさらい
代理会社に依頼するか、自力で探すか決める。
航空会社を選ぶ。
実際に予約する。
細かいところは、またそれぞれの章を参考にしてください!
それではみなさま、ここまで読んでくださりありがとうございました!
少しでも参考になれば幸いです。
あすかいくに
日本生まれのイタリア大好き漫画家です。好きすぎて留学してました。漫画をきっかけにイタリアに興味をもち、5年以上とあるカフェでバリスタとして勤務していました。