見出し画像

【読書メモ】躁うつ病を生きる(ケイ・ジャミソン)

躁鬱病だよと言われてから、躁鬱関連の本をいろいろ読んだのですが、この本は特にグッと来ました。(あとは躁鬱大学)確かnoteでどなたが読んでらしたはず。知ることができてラッキーでした。

才能ある躁鬱の女性心理学者の人生についての豊かな語りなのですが一番伝わったのは、「躁状態楽しいから、治るのちょっとやだよね」という感覚。みんなそうなのかーと思ってほっとしました。

私も躁状態の自分が好きなのです。飲み会で常に真ん中でみんなを明るくさせる、感覚が鋭くて四方八方が見通せる気がする、知らない人にも果敢に話しかけてすぐに知り合いになる、突然プライベートな話をぶっこむ、大声で笑う、いろんなアイデアがパチパチと思いつく、何でもできる何にでもなれると信じてる。そんな躁状態の私は、平常や鬱な私から見ると楽しげで魅力的なのです。でも、その後疲れるからその自分にはさよならしなければならないんです。さびしいよね。

また、この本は愛の話でもありました。家族や恋人、同僚、友達、いろんな人を愛して愛されて。まさか最愛のパートナーを亡くしてるとは思わずびっくり。愛ってやっぱり生きる上で欠かせないものなのね…

…だから私は薬を平日しか飲まないのかも知れないな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?