東欧旅行記 day1経由地のモンゴルで家系ラーメンを食べる

連日のファッキンクソ残業のせい…じゃなかった、成長させてくれるありがたい残業のおかげでロクに買い物もできずに迎えたゴールデンウィーク。

結局出国当日に慌ててありとあらゆる不足品をみんなの友ダイソーで爆買いする羽目に。結局パッキングの終了は14時となってしまうが今回は出国が夜なのでまだ耐えられた。自分の先見の明に脱帽だ。

すわ出国ラッシュ!大混雑!コロナ前の水準!とマスコミ様に散々煽られていた成田空港第一ターミナルは少なくとも到着した17時の段階では閑散という言葉が合う。まだ年末年始の方が賑わってたような気が。

本邦最後の飯はいつもの一風堂…ではない。この甘ったれたラーメン屋はまさかのラストオーダーが18時というのやる気のなさを見せ、夜行便を使う人間を絶望に叩き込むが、そこはちゃんと代打があるのが腐っても日本最大級の空港の良いところ。同じラーメンでも家系ラーメンチェーン店である壱角家に入る。

値段は1050円と高めだが味はそれに見合う…ものでは勿論なかった。所詮は独立店舗形式ではなく、フードコートに並んでいる雑魚ということである。

ガラガラの成田。出国ラッシュとは?

第1便たる2110成田発のエアプサン便は2200と発着共に定刻ピッタシで最初の中継地であるインチョンに降り立つ。エア「プサン」なのに肝心のプサンはかすりもしないが、CAさんがめちゃんこ可愛かったのでそんなことはどうでもいいのだ。

韓国入国は4月にK-ETAなるビザもどきが免除されてだいぶ楽になっており、事前に推奨されるのはQ-qodeなる事前検疫システムへの登録。これをしておくと入国がスムーズになるらしい。

インチョンではこのQ-qode登録組と、登録せずに別途手書きで紙に記入する組の列が並行してるわけだが、悲しいかな明らかに後者の方が進むスピードが早い。

ちなみに僕はQ-code登録したものの列の長さを見て即座に後者の組に合流。一応機内で記入しておいたのが役に立った。なんて頭の良さだ。
このQ-codeでは宿泊先の宿の住所に加えて郵便番号まで調べる必要があるクソ仕様なのでぶっちゃけ紙での記入でいいだろう。なお紙でも滞在先の住所記入を求められるが、空港近くの適当なホテル名書いとけば突破できる。

ただこの後のイミグレでまさかの1時間待ちを食らう。夜中だしブース数減らしたいのは分かるけども、最強先進国大韓民国様はさぞスムーズに入国プロセスしてくれるんやろなぁ、と期待していただけに少しがっかり。
しかも入国スタンプもくれないというではないか。デジタル化を盾にインク代その他諸々をケチるな!!

続く第2便は日を跨ぎ翌0135発のMIATモンゴル航空。そこんじゃそこらのLCCとは異なり立派なモンゴルのナショナルフラッグ、4時間弱の深夜フライトでも機内食も出してくれる良い会社だが、正直この時間帯だと睡眠の方を優先させてほしい。殆どの時間照明付けっぱなしなのは結構キツいものがある。

MIATモンゴル航空機内食
モンゴル入国

8ヶ月ぶりのウランバートルへの到着は時差1時間を引いて深夜4時過ぎ。相変わらず周囲には何もない小さな空港で、朝の散歩をしようにも外気温は地獄の氷点下なので引き籠もるしか選択肢がない。前回19時に到着したときは両替所すら開いてない状態だったが、早朝は意外と人がいるらしく、ショップやレストランも開いている。

てなわけで行くか…

麺屋あくた川ウランバートル空港店によ……

高橋が日本ナンバーワン家系ラーメンと評しわざわざ冷凍を京都からたっかい金かけて取り寄せている麺屋あくた川、その唯一の関西圏外の店舗がなにをトチ狂ったかここウランバートルにあるのだ。

ちなみに8ヶ月ぶり2回目。

この下りも2回目である。

ちなみに前回は不味かったが、メニュー表見ると若干変わっているっぽい。

頼む!!!2023年の新生ウランバートルあくた川を見せてくれ……!!!

とても不味かった。

もはや文化盗用。訴えてやる。

麺屋あくた川ウランバートル空港店
まずい

結局不味いラーメンを8ドルも払って食ったもいう苦々しい実績だけ作ってウランバートルを発つことに。

朝8時過ぎの第3便は先程と同じくMIATモンゴル航空であり、針路を西に取り、欧州大陸の最東端イスタンブールに向かうもの。

このルートは8ヶ月前にターキッシュエアラインズ便で利用したが、MIATモンゴル航空便もきちんと個人モニターが用意されている。

おぉ!やるやん!

早速映画鑑賞会を始めよう。なになに、以下の6つの分類に大別されているのか、それぞれどんな映画があるのかな…?

1.ΝewRelease!…何もなかった

2.Classic!…モンゴル映画が12本あった。

3.Kid!…何もなかった

4.Family!…何もなかった

5.Action&Adventure!…何もなかった

6.Comedy!…何もなかった

MIAT航空機内コンテンツ

ちょっと偏りというかクセが強すぎではありませんこと???もちろんハリウッドのハの字もない。

当然モンゴル語なんて「ありがとう」くらいしか覚えてないので9時間半を結局視聴覚教材ゼロで耐える羽目に。いや寝れば良くね?という話だが、生憎機内は極寒である。

いや、正確にはこの時季の当たり前の服装してたなら普通に耐えれるのだろうが、アホな僕は半袖に七分丈ズボンにサンダルだったのだ。ブランケットを借りなければ旅行始める前に風邪引きコースだっただろう。ほんまアホの極み。なお出された昼食はあまりにもお粗末で情けない代物だった。あれ?日本発着便との落差が大きすぎない?ベンツと三輪車くらい違うで??

昼食これらしい。うそでしょ?

イスタンブール到着は現地時間正午過ぎ。今回は「東欧」に行くということで当然ここが目的地というわけではないが、中近東欧州への入り口となるここまで来ればもう一安心、勝ったも同然である。

イスタンブール空港。市内から遠いのがダメ

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