筋トレ上手は、料理上手。

これからは、基本、自炊してください。

大会を目指し本格的なトレーニングを
始めた時、トレーナーさんに
そう言われました。

まあ確かに、
普通の人と食べるものは違うし、
減量食をいちいち買ってたら
食費もバカにならないから、
これからは
自分で基本作ればいいか。

その時は、
そんなふうにサラッと
受け止めていました。

そして、選手生活３年目に入った今。

基本、自炊してください。

この言葉の意味の深さを、
ものすごく感じています。

筋トレ以上に、大事なのが、食事。

単にたくさん食べるんじゃ、
増量とは言えません。

なるべく食べ過ぎず
体に負担をかけないで
筋肉だけ増やす。
それが増量。

そして。

単に食べる量を減らすんじゃ、
減量とは言えません。

なるべくたくさん食べて
代謝を落とさずに
体脂肪だけ減らしていく。

それが減量。

難しいです。本当に！

だから、少しでも工夫しないといけません。

なるべく自分が、自分の味覚で
適量を美味しく、満足して
食べられるようにする。

消化吸収を良くし、
体に栄養を与えつつも
体に負担をかけないようにする。

あとは、きちんと、
食べたものを管理できるようにする。

そうなると、自炊はかなり合理的。

そういえば、
有名なボディビル選手である山岸さんが
こんなことを言っていた。

若い頃、もっと工夫して、
美味しく楽しんで食べていたら、
もっと大きくなれたかもしれない。

わかるかもー。

今ならその意味。

決して若くはなく、
もう無茶はできない48歳の胃袋で、
白米を、鶏むねを、なるべく
たくさん美味しく食べられたなら、
もっとデカく強く、
まだかっこよくなれるかも。

今からでも、遅くないかも。

というわけで、今日も明日も
キッチンに立っています。

もっと調理の腕を上げれば、
もっと勝てるはずです。