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【卓球マイルールを組み立てろ!】『韓非子』を卓球にフル活用しよう!

韓非子は、「法」の大切さを説いた人です。

ルールによって感情を制御することで、物事を正しい方向に導けると言います。



卓球も、

「ドライブ打てそう!」

と、感覚で意思決定をしてしまうと、調子がいつもと違うときにミスを連発してしまいます。



「調子が悪いときはこうする!」

「相手の球質に合わないときはこうする!」

など、あらゆる状況に対するルールをあらかじめ作っておけば、どんな状況になっても正しい戦い方ができます。



ということで、韓非子を通じて、ルール作りの大切さを学んでいきます。



参考文献

『韓非子 第一冊〜第四冊』
訳注 金谷治
岩波文庫

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①サーブをコントロールできるようになると、「考える卓球」ができるようになります。
②余計な力は、気づかないうちに少しずつ入ってしまうものです。
③自分の感覚を過信しないようにしましょう。
④試合では、下手なのを反省するのではなく、下手なのに上手くやろうとしたことを反省しましょう。
⑤必要なのは、「回転を見極めること」以前に、「見極めた上でどう打つか」を知ることです。
⑥自分ルールを持たないと、卓球が荒廃していってしまいます。
⑦「攻撃をしない」ということにも、決断力が必要です。
⑧たまに成功して大満足していると、損害を受けます。
⑨自分の能力に頼るのではなく、自分のルールに頼りましょう。
⑩試合中にこだわりを持つと、卓球が乱れます。
⑪相手を見ることも大切ですが、同時に自分のことも見えていなければなりません。
⑫同じ技術でも、目的が違うならそれらは別物です。
⑬試合では、いきなり強く打つのではなく、だんだん強く打ちましょう。
⑭簡単なボールを打てないことを悔やんでください。
⑮すごいことができるのを褒めるのではなく、当たり前のことを当たり前にできるのを褒めましょう。
⑯「すごい技術」が、「役に立つ技術」であるとは限りません。
⑰ある人にとっての良いプレーが、自分のすべきプレーであるとは限りません。
⑱戦い方を好き嫌いで決めると、身を滅ぼします。
⑲予測力を鍛えると、全ての技術力が向上します。
⑳「良いボールを打ったほうが良い」とは限りません。
㉑勢いをつけることはギャンブルであって、必ずしも良いこととは限りません。
㉒調子が良いことを期待するのは、根本的な解決になりません。
㉓ドライブミスしたときに責めるより、ドライブすることを踏みとどまったときに褒めましょう。
㉔作戦を決めるのは、相手のことが分かってからです。
㉕「失敗するかもしれない…」と思って何も仕掛けないほうが、むしろ高確率で失敗します。

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