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2023年6月の記事一覧
もう、書かないと決めていたのにな。息苦しくていつの間にか描いてた。
Bさんは、30代前半の女性である。都心から1時間の田舎に家を購入、お金は両親が心配してくれた。Bさんは、小さい頃から病気や趣味、仕事の付き合いで、一緒に暮らす、血の繋がりはない家族がいる。その中には小学生の子供もいる、Bさんの自宅には夫婦と子供、Bさんのパートナーや友人もいます。
マガジンに、SS小説・ブリキのジョウロをまとめました。内容は、母の80年の精一杯生きた人生です。最後までお楽しみ下さい。
https://note.com/tablegood0212/m/mb444bff70bde
誰にも言わなかったのだけど、母と私の間に秘密がある。母がまだ意識がある病室で、2人きりになった時に、母がぼそっと私に自由になりたいわと呟いた。母の亡き骸を、故郷の海にまいて欲しいの。私は女性の夢で、凄く母らしいと思ったわ。母の納骨も無事に終わったので、母の願いを叶えたいと思うの。
書道学習は、母に穏やかな心の在り方を教えてくれた。仕事が忙しく、勉強がしたくても出来なかった母は、砂が水を吸収する様にかんぽう先生の教えを学んだ。私の部屋にも母の直筆の書が掛けてある。そこには、花は他人の心を光で満たし、書は自分の心を森に育てると書いてある。母の好きな言葉である。
母が天国に旅立ち、息子も就職して自律した。母と一緒に生きてきた、私の感情が辿り着く場所は心の休息でした。私は、仕事をセーブして、母の身の回りの整理をしました。母の大事な私物を、大切な友人に譲る事が出来て安心したよ。母が熱中した趣味に書道がある。60才の手習いに学習塾で始めました。
ショートショートの投稿も大詰め、やっぱり苦しいね。
アイ・ラブ・ユーできるか、青年。寅さん、余裕たっぷりに恋愛指南をします。喫茶店でお茶した後は映画を観るんだよ。おかしい映画を見た方がいいと満面の笑みで言います。次はレストランでの食事、デザートでも奢ってやれ。いよいよ告白タイム、眼は口ほどにモノを言う、アイ・ラブ・ユーと眼で話す。