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ダライ・ラマ法王に学ぶリーダー論(後編)

チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ法王の姿は、現代におけるリーダーの在るべき姿でした。リーダーと聞くと、仕事やスポーツに世界を思い浮かべますが、もっと日常レベルで考えていくと、実はみんな何かしらのリーダーなのです。前編はこちら

ピラミッド型の組織は古い

今の時代に必要とされる
リーダーとは
どんな存在なのでしょう。

世界中に大勢の社員を抱える
ONDAYSの田中修治社長は
「組織はピラミッドじゃなく円の形をしている」
「その中心にリーダーがいる」
と言っていました。

そもそも
組織やチームとは
上も下もない
円の形をしています。

そして
その円を回している
ど真ん中にいるのが
リーダーです。

当然円は中心に向かえば向かうほど
回転速度が上がり
熱量は高まります。

なので
速度が速く
熱量が高い人が
中心にいればいるほど
その円型をした組織は
大きく広がります。


今の時代のリーダーとは

今の時代のリーダーとは
上から指揮をとる人ではなく
同じ目線で
誰よりも速く
誰よりも熱く行動する存在です。

しかし
スピード感や熱がある分
間違いや失敗がつきものです。

そんなときに
ピラミッド型の上下関係ではなく
円型の同じ目線だからこそ
仲間に助けを求めることが出来ます。

自分の弱さを認め
助けを求められるリーダーがいる組織は
自分だけじゃなく
組織全体を成長させることができます。

今の時代のリーダーとは
助けてくれと
仲間を信頼して
頭を下げられるそんな存在です。

よく
この世で一番強い人とは一番弱い人だ
と言われることがあります。

これはリーダー論にも
当てはまります。

弱さを認められるリーダーがいる組織は
周りがサポートをしてくれるので
結果、組織全体が強くなります。

今の時代は
ピラミッドの頂点に立つ強いリーダーではなく
円の中心で一番汗をかき
不器用だけど助けたくなるような
そんなリーダーが求められているのです。

みんな何かのリーダーをしている

最初に言ったように
僕たちは日常のどこかしらで
必ずリーダーをやっています。

あなたがヨガの先生であれば
レッスン中はあなたがリーダーです。

あなたが仕事で何かの企画を任されているのであれば
あなたが責任者であり、リーダーです。

あなたが子育て中のママであれば
常にあなたが子供たちのリーダーです。

あなたは今何のリーダーをしてますか?

責任感が強ければ強いほど
ついつい
「私がやらなきゃ」
と思ってしまいます。

それは間違っていません。
その通りです。
あなたが円の中心で高速回転するべきです。

でも
その円を回しているのは
あなただけではありません。

疲れたときは
ちょっとサボって

失敗したときは
助けを求めて

もっと周りを信頼して
もっと周りに頼った方が
逆にその組織や仲間のために
なるかもしれませんね。

おわり

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