絹職人の脳みそをつまみにワインを飲む リヨン・セルヴェル ド カニュ
セルヴェル・ド・カニュ"Cervelle de canut"
"cervelle"が絹職人で"canut"が脳みそだそうです。
もちろん、本当に絹職人の脳みそを食べる訳では無い。
その正体は、フロマージュ・ブランと言うヨーグルトの様に爽やかなフレッシュチーズににんにくやハーブを混ぜたクリームだ。
日本では手に入りにくかったので、以前はよく水切りヨーグルトで代用していたが、出来はそんなに変わらない気がする。
ただ最近は、近所でもフロマージュ・ブランが妥当な値段でお目見えしたので嬉しくて久しぶりに作ってみた。
これはフランス・リヨンの郷土料理で、絹織物で有名だったリヨンの職人がよく食べたとされている。
絹織人は分かるとして、何故に脳みそ…(見た目的なものだとは想像できるけど)
食欲を唆らないネーミングではあるが、今でも人気があるだけあってとても美味しい。
パンやクラッカー、生野菜なんかに付けて食べれば、赤でも白でもエンドレスでワインを飲める。
今までに作ったリヨンの郷土料理
材料
フロマージュ・ブラン又は水切りヨーグルト 100cc
生クリーム 100cc
白ワイン 大匙1
白ワインビネガー 小匙1
玉葱のみじん切り 大匙2くらい
にんにくの摺り下ろし 少々
パセリのみじん切り 大匙1くらい
シブレット又はあさつき、又はディルのみじん切り 大匙1くらい
塩、胡椒 適宜
作り方
フロマージュ・ブランに生クリーム以外の材料を合わせてよく混ぜる。
6分くらいに泡立てた生クリームを合わせて出来上がり。
リヨンの風景
確か市庁舎だったか、何か。
奇跡的に天気の良い一日で、いろいろな所で皆が日向ぼっこしてた。
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