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近くて遠いのは距離だけでは無かった 名古屋名物味噌煮込みうどん

味噌煮込みうどん

ほぼ静岡県とは言え、一応は愛知県の端っこ育ちの為、味噌煮込みうどんは幼い頃からの好物だった。

それが故にか、初めて名古屋の有名な山本屋本店の味噌煮込みうどんを食べたのはかなり大人になってからだったのだが、衝撃の味だった。

まず、圧倒的な出汁の濃さ!味噌の濃さ!

生麺をそのまま煮込む故の麺の硬さ!!

そして具の少なさ(笑)

何もかもが幼い頃から食べ慣れていた味噌煮込みうどんとは全く違った。私が食べていたのは味噌味の鍋焼きうどんだったのかもしれない。
名古屋の人でも、あの麺の硬さには好き嫌いが別れるそうだが、私はハマってしまった。

何と言っても私はうどんに偏愛があり、うどんなら何でも好き。
伊勢うどんの様に柔らかいものから腰の強い讃岐、きしめんに稲庭、ほうとう、焼きうどんだって大好きなのだ。

生粋の名古屋人でもある夫も味噌煮込みうどんは大好きで週一で食べてもいいと豪語してくれるおかげで、冬の月曜日(個人的な意見として、味噌煮込みうどんは二日酔いに良い!)の食卓に頻繁にあがるメニューだ。

以前は味噌や出汁を調合して作っていたが、一度冷凍を食べてしまったら、店で食べる様な麺の硬さが家でも再現出来るので最近は冷凍を使っている。

ついつい鍋物感覚で具を沢山入れてしまうが、本来の味を味わうなら出来るだけ具は少なめが良い。

そして絶対入れたいのが牛蒡

本店の味になる。

山本屋総本家と山本屋本店

そんな名古屋名物の味噌煮込みうどんだが、味噌煮込みうどん専門店として山本屋総本家と山本屋本店とある。

実は、暖簾分けでも親族でも無い全くの別会社なんだそうだ。

上の総本家の方が少しあっさりとしていて、麺も少しだけ柔らかい。

下の本店は、麺は煮込んでも硬く俗に言われる粉っぽさがある。特別な出汁パックが付いていて、出汁の濃さ、味噌の濃さ、うどんの硬さが味わえる。
冷凍で食べるなら、私は絶対に本店だ。

店舗で食べた際は、上記の味の違いはそのままにサービスにも差がある。

店舗で食べるなら、総本家が良い。

美味しい漬け物が食べ放題なのだ(笑)
忙しい中、店員さんがいつでもいくらでもおかわりを持って来てくれる。
漬け物を肴にビールを飲みながら味噌煮込みうどんを待つのが至福である。

あくまでも私個人の意見であり、参考にはならない。

2人分の材料

味噌煮込みうどん 1箱(1人分)
絶対に入れて欲しい具は、長葱、牛蒡!、鶏肉、卵
オススメの具は、椎茸、油揚げ、蒲鉾、三つ葉、、餅、人参など。
水の分量などは、メーカーおすすめのまま。

作り方

箱裏面のまま

名古屋 柳橋市場

学生時代、名古屋に通った。
通学限界地点と言われ、休日に遊びに来てくれた友人には、毎日が小旅行だね、と言われた。
しかし、私の街から名古屋に通うのは普通だったので違和感無く通ったが、今では名古屋は確かに小旅行である。

名古屋の窓口、名古屋駅から徒歩で行ける柳橋市場付近には美味しくて安い食事処も沢山あるので、プチ観光を味わいにたまにふらりと行きたくなる。

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