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超効率「ながら勉強法」7

みなさま、こんにちは。
中小企業診断士の tabito です。

前回の続きからです。

ステップ5:勉強開始(続き)

ここまで、一問一答の問題集を使って、すきま時間を活用することの重要性を強調しました。

というのも、30分でも時間をとって机に向かい椅子に座って勉強しようとすると、「ちょっと時間がない」とか「ちょっとやる気が出ない」とか、なかなか始められないものです。

この「きちんと時間をとって勉強しよう」という考え方自体を変えることが大切です。

もちろん、仕事をしながらではなく、あるいはあるいは家庭やお子さんの世話なども無いなど、集中して勉強できる環境にある方はこの限りではありません。

私の場合は、妻も働いており、子供は1人います。ですので、朝、仕事の前には、洗い物や洗濯をほぼ毎日のようにやっています。そうすると、朝30分きちんと机に向かって勉強できれば理想的ですが、そんな事は無理です。しかし、5分や10分の時間を作ることならできます。その時に「一問一答問題集」を1ページ2ページやる。そしてその部分のテキストを読む。このワンセットを10分程度でやることができたりします。

「すきま時間」と言うのは、本当に馬鹿にはできません。

実際、私の場合、勉強の全てとは言わないまでも、大半を「すきま時間」と「ながら勉強」で行いました。

そして、「すきま時間」を使う良いところは、もう一つあります。それは、「やる気がある」とか、「やる気がしない」とか、そういったことを考えないようにできることです。もちろん慣れもあると思いますが、私が意識しているのは、

「モチベーションは待っててもやっては来ない。モチベーションは迎えに行くものだ。」

ということです。つまり、「やる気がしないからやらない」と「やる気」を待っていても「やる気」は出ては来ないものなのです。ともかく、ちょっと手をつけてみる、そしたらなんとなくやる気にもなってくる、そういうものです。それでも、机に座って30分勉強しようと思うと、やっぱりその「やる気」が出ないということを考えてしまいます。

そうではなく、机に座る必要もなくて、「一問一答問題集」をちょっと開いてみる。とりあえず1問でもやってみる、1,2問もやったらその箇所の答えやテキストを見たくなるので、とりあえず1ページやってから、テキストを見てみる。これで10分。そうこうしてるうちに、もう少し時間があるから、次のページもやろうか、といった気になるものです。

「すきま時間の活用」 「アウトプットファースト」 「まず問題を解く」 そして 「解いた問題の部分のテキストを読む」 「モチベーションは自然と湧いてくるものではなく、迎えに行くもの」 
「一問一答問題集」はこれらを総合して解決するのに最適なのです。ともかく少し手をつけてみるということが非常にやり易いです。

ところで、5分10分のすきま時間を使うには、椅子に座ることも机に向かうこともやめましょう。

座らずに立って勉強することも、すきま時間にすぐに勉強に手を付けるには役立ちます。いつでも、どこでも、です。
実際、私は勉強の大半を立って行いました。天気が良くベランダで陽に当たりたい時などは、ベランダで立って、ひなたぼっこをしながら「一問一答問題集」をやり、テキストも立って読む。そんなことをやってきました。

(次回へ続く)



私が選んだテキストと問題集はこちらです。
(私は2023年版を購入しましたが2024年版リンクで紹介します。)

このシリーズには基本問題集というものがあって、もう少し勉強時間があれば、本来はこの基本問題集からやるのも良かったのかもとは思っています。ただし、それは時間に余裕があればです。
「アウトプットしながらインプットする勉強法」には、
「一問一答」が最も適します。


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