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「よりどころ」となる場所のルーツ
メリークリスマス、ボンジュール!!女将です。
ゲストハウス卒業まで、いよいよあと一週間となり、今後の女将についてお話をすることが多くなってきました。
フリーランス女将として、誰かの「よりどころ」となる場所を作りたいとお伝えをすると、「どうしてそう思うようになったの?」「何かきっかけがあったの?」と、聞かれることが増えました。
そもそも、私のイメージする「よりどころ」となる場所、それは、「かもめ食堂」の空間です。
原作は群ようこさんの小説。映画化もされています。
かもめ食堂は、主人公のサチエさんが、フィンランドで、食堂をするお話。
おにぎりやシナモンロールなどの、素朴だけれどあたたかいお料理を出す食堂。
物語では、居場所がなくなってしまった人たちが、なんとなくかもめ食堂にやってきます。
みんなが集まる理由は、文章でも映像でも伝わってくるサチエさんのお人柄にあります。
何か人を安心させるサチエさんだからこそ、その人のまわりに人が集まる。
私はこの物語が大好きで、いつか誰かのよりどころとなる場所をつくりだすサチエさんのような人になりたいと、思っていました。
サチエさんの空間づくりのキーワードは「安心」。
だから私のありたい姿は、「地球イチ安心させる存在」。
誰かに「この人といるとなんか安心する。大丈夫。」そう感じてもらえたら、私も「生きてる!!」って、胸がトキメク。
(これはエモーショナルな部分なので、なんともこれ以上説明は難しい。
かもめ食堂は私にとってのバイブルであり、つくりたい空間、「よりどころ」となる場所のルーツなのです。
それでは、みなさん、良いクリスマスを!
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