見出し画像

誰も知らない国 バングラデシュ

初めまして。某メディアに勤める傍ら、ちょくちょく旅に出ているtabipoyoです。メディアに勤めているに関わらず、まとまった文章を書くのは本当に久しぶりで緊張します。ある程度年齢が推測できますが、最後に書いたのはmixiの日記以来ではないかと。mixiって何?って人はママに聞いてください。

旅が好きな人はブログなどで旅の記録を残しがち。自分も前からやろうやろうと思って、はや10年ぐらい経ちました。その間にnoteというサービスが始まったかつ、コロナ禍(読むのが難しい)となり旅もままならない状況となったので暇だし一度使ってみようと考え、重い腰を上げた次第です。

今まで行った国は30ヵ国ぐらいで観光地多し。かつ空路、中級ホテルを多用する旅を重ねてきたため、モノホンの旅人からすると、「めっちゃ中途半端だし、ぬるい。」と思われるタイプの人間です。冷たいシャワーとか浴びたくないし、虫とこんにちはしたくないんです。そんな中、久々に旅っぽい目的地になったのがバングラデシュ(空路と中級ホテルは多用した。)でした。皆さんバングラデシュって国はご存じでしょうか。

なんとなく存在を知ってるという方は多いと思います。首都はダッカ、周りを大国インドに囲まれ、一部はミャンマーと接してます。水が豊富でいわゆるデルタ地帯(三角州)です。デルタ地帯という言葉は中学校ぶりに聞きました。全然関係ないですが、中学校でオール2に近い成績を取ってしまったことは今でも反省しています。ところでバングラデシュは国旗がジャパンと似てます。

画像1

どうでしょうか?これは超お得情報で日本人の100人中99人が知らない事実だと思いますが、実はこの日の丸、日本国旗と異なりやや左に傾いています。旗がはためくときに日の丸が中心に見えるようにやや左にしているとのこと。これ合コンで披露してもらっていいです。クソモテること間違いなしです。

お得な情報を披露したところで、普通の情報に戻ります。元々のルーツを辿るとバングラデシュはインド領東ベンガルでしたが、ムスリムが集まる形でパキスタン領東パキスタンとして独立。西パキスタンが現在のパキスタンとなっている。パキスタンとバングラデシュはアホみたいに離れているが、元々は同じ国で世界でも類を見ない飛び地だった。まぁとはいえそんな飛び地国が上手くやっていける訳もなく、バングラデシュとして独立→今日に至る。という感じ。遠距離恋愛も大体上手くいかないもんね(実体験)。

かなり昔には「黄金のベンガル」と呼ばれ、水に恵まれ非常に反映したバングラデシュ一帯ですが、残念ながら現在は世界の最貧困の部類です。JETROによると2018年一人あたりのGDPは1,745$=約18万円ぐらい。日本はおおよそ400万円ぐらいなので、約20倍ほど違います。

なんとなくムスリムの国なので勝手に危険なイメージが付きまといます。外務省では海外各国の危険レベルを公表しています。レベルは0~4で分類され、レベル0が韓国、レベル4がシリアなどの紛争地帯が当てはまりますが、私が旅した2019年7月ではバングラディシュほぼ全域でレベル2になっていました(ミャンマーの国境沿いはロヒンギャの一件でもっと高かったかな。)。レベル2は「不要不急の渡航はやめてください。」という意味です。軟弱トラベラーなので、レベル1のところは何度も行ったことがありますが、レベル2は緊張感があったりします。現に2016年7月にテロで日本人の方が数名ダッカで亡くなっています。恐らくこの一件によりレベルが上がっているはずです。

またバングラデシュは先述したような理由もあり、観光客が極端に少ないです。2次情報で恐縮ですが、以下のブログによると2016年バングラデシュへの旅行者は年間約12万人。

日本はその頃インバウンドで2,000万人超えているので、約200倍近い差が。。12万人ってめっちゃ少なくない!?365日で割ったら1日あたり約328人だよ!?これ外国人の総数なので、日本人だけで抽出するとビビるぐらい少ない数になるのではないでしょうか。実際、現地では空港以外で外国人に一人も会いませんでした。
そういったレアな国ということも旅行記を書こうと思ったきっかけです。


…ちょっと長くなりすぎて収まらない気がするので、記事分けることにしました。そしてこの回は読み飛ばされそうな気がしてなりません。。次回から本題です。結論からお伝えするとバングラデシュは旅をした国の中でも良い意味で印象的な国となりました。ぜひ刺激を求める旅好きには行ってもらいたいと思います。次回の記事で、旅の流れを記します。それでは。

インスタグラムもチェックしてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?