謎に満ちた天理教本部へ行ってみた①

どうもtabipoyoです。依然として新型コロナウイルスの影響で海外に行けずしょんぼりしています。

3月頭にエアアジアが1年間乗り放題チケットというもの発売しまして旅人の間でひそかに話題になりました。マレーシア在住の方限定だったのですが、ちょっとトリックを使って手に入れてしまいました。その値段がなんと日本円にして約13000円!やっっす!1便乗ってで元取れるで!!これは得したな~とか思っていたらなんとそこから対象便が全便欠航となりました。そんなハプニングスターを入手しました。(そもそもマレーシア在住じゃない人は乗れないっていう議論は一旦置いておきます。)
ってことで過去に行った地に関する投稿です。

なんかYoutuberみたいなあざといタイトルですみません。前回のバングラデシュの話もまとまりきっていないのに次の話です笑 

【※この記事は天理教へのリスペクトを持って書いています。非常に重要なことなので、ご承知おきください。】

2019年1月、大阪で友人の結婚式がありました。終了後、どうせなら近辺散策したいなと思い、色々調べていたところ奈良県の天理市にたどり着きました。

天理市といえば天理教。無知の塊ではありますが、なんとなくそれぐらいのイメージはありました。なんと調べてみると、翌日の1月26日は教祖中山みきが姿を隠した日。(古文でもそんな死の隠喩あったよね。)
信者の方には大変失礼な話で申し訳ないのですが、これは多分面白いものが見れるに違いない!ということで天理市を目的地に定めました。

皆さんそもそも天理教ってご存じでしょうか。東京生まれHIPHOP育ちを地でいく私は全く知りませんでした。恐らく関東圏の方は同様に名前を聞いたことあるレベルでしか知らない人が多いのではないでしょうか。

天理教(てんりきょう)は、日本で江戸時代末に成立した新宗教の一つ。中山みきを教祖とする宗教団体である。天理教の信者数は明治末から大正・昭和初期にかけて大きく増加し、最も多かった時期である昭和初期の昭和13年(1938年)の『時事年鑑』には信者数4,559,000人の記述があり[25]、多いときには300万人から500万人以上にのぼったといわれている。【wikipediaより】

所謂、新興宗教で、その中でも歴史は古い感じかと。個人的に教祖の中山みきという人の名前が教祖っぽくないとツボでした。80年代アイドルみたいな…。…全く悪意はないです。

最盛期の信者の数凄いですね。東京は1400万人都市になったので、3人に1人が信者の計算です。基本宗教団体の信者数は公表数を盛りがちなので眉唾物ですが、実際かなりの人数はいたんだと思います。2009年の週刊ダイヤモンドによると約160万人の信者いるとのことですが、これはちょっと怪しいと思います。ちなみに幸福の科学1100万人。さすがに盛り過ぎ。2000年代のギャルメイクのように原形留めていない感じです。

さて話を旅行に戻しますが、翌朝近鉄に乗って天理に向かって電車を乗り継ぎました。事前知識とか全くない中でいったので、実際どれくらいの人が来て、どんなこともやるか分からなかったで非常に不安でした。
天理は電車では分線になっていてそこの終点という形になっています。途中から明らかに天理教だなという人が増えてきて、最終的には天理教の人しかいない電車となりました。そして天理到着。

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「ようこそおかえり天理へ」という目を引く文言。この「おかえり」というのは天理教にとってポイントです。

天理教では、人間の命の発祥地の中心を「ぢば」(地場=天理教本殿)と称し、通常は、丁寧語の「お」をつけて「おぢば」と呼ぶ。
“人がこの地を訪れること”は、“故郷に帰ること”なので、天理に来ること=「おぢばがえり」と呼ぶ。

つまり私は人類発祥の地に帰ってきたわけです。

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駅にあった案内図を張っておきます。宗教施設の多さが目を引きますね。この天理市は日本でも唯一の宗教都市と言われています。この天理市という名前から天理教が出来たのでは?と思いますが、実は逆で天理教が先で天理市という名前が後です。

命名の背景には天理教会の存在があり、名称は天理教に由来する。21世紀の日本で市名に宗教団体の名称が使われている唯一の例である。【wikipediaより】

上記の理由で、宗教都市と言われているんですね。

市街地のほぼ半分を天理教関係の宗教用非課税施設が占めることから、固定資産税等の減収の問題があり、これを補う形で1967年以来教団から天理市への多額の寄付が続けられている。寄付の金額は、1985年の水準でみると、天理市の総地方税収に近い額となっており、一般寄付ではなく、使途制限付きの「指定寄付」にあたる形で、毎年の予算編成の際に天理市と教団の協議の上で、その年度の都市計画事業等の内容によって寄付額が決められている。【wikipediaより】

といった感じで蜜月ぶりが分かります。毎年の予算を天理市と教団が協議の上決定しているってすごい引っかかるのですが、政教分離の原則にひっかからないのかな。どなたか詳しい人教えてください。

さて話を戻し、駅から天理教の本殿まで向かいたいと思います。

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この地図を見たところ天理本通を真っ直ぐいけば到着するようです。

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旗に目がいきます。天理教のマークですね。そしてここを通っている人は98%が天理教の人だと思われます。この時点で人の多さに驚きました。あと見ての通り若い女性とかも本殿に向かっているんですよね。

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主張の強いショップです。「天理で一番安く売る店」は分かりますが、「評判の良い店」というのはなかなか僕のメンタルでは書けないです。また「毎日感謝の大売り出し」はハンターハンター、ネテロ会長を彷彿とさせます。まさか王を念能力ではなく、爆弾で退治したことは童心ながらビビりました。次の連載再開はいつでしょうか…。

話が脱線しました。

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更に商店街を進んでいくと開けてきました。この天理教の法被?みたいなものは皆さん着ていました。正直なかなか東京では着るのがためらわれる衣類ですが、ここでは当たり前のものです。

またもや能書きが多くなってしまったため本殿は次回に持ち越します。
事前にお伝えすると非常に稀有な体験をすることができ、宗教とは何かと考えるきっかけになりました。続きを書けるように頑張ります笑

それでは。




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