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アメリカの7つの町と青いピアス

 こんにちは、Ariです。
 突然ですが、私は旅行先でピアスを記念に買うのが趣味です。今日は旅行記ではなく、私が行った7つの町と7つのピアスをご紹介したいと思います。ちなみに、青いのは5つで、残り2つはシルバーでした。ゴメンナサイ!笑

1.ターコイズのプチピアス/グランドレイク(コロラド州)

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 ロッキーマウンテン国立公園に山登りに行った際、時間が余ったので、山を越えた麓にある、グランドレイクまでドライブしました。アメリカで最も標高の高いドライブウェイと言われている山道をうねうねしながら、壮大な景色が見ていると、1時間超の運転もあっという間。
 グランドレイクの町は、大きな湖の畔にある観光の町。たくさんの人でにぎわっています。手漕ぎボートを借りて、しばしぷかぷか。

 湖沿いの道から一本入ったところに、たくさんお土産屋さんやカフェが並びます。そのうちひとつのインディアンジュエリーのお店で、気に入って買いました。ターコイズの石をシルバーが囲んでいて、ぷちっとしていて小さくて可愛い。

2.ペルー工芸品のピアス/パンギッチ(ユタ州)

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 アメリカ中西部、ブライスキャニオン国立公園から車で30分ほどのところにある、パンギッチという町があります。縦横に一本ずつ大通りがあるだけで、端から端まで500mくらいの小ささ。ただしこの町のCowboy's Smokehouse Cafeのステーキはお安いのに絶品でした。町のはずれの倉庫のようなAirbnbに二泊したら、夜はこぼれるような星空だったのも思い出。

 車で2時間ほどかけて次の町に行ったあとに、同行者がAirbnbに財布を忘れていたことがわかり、さあ大変。また2時間、懸命に運転してパンギッチまで戻りました。果たして無事に財布は見つかったので、休憩がてらカフェをテイクアウト。その横にたまたまあったお土産屋さんで豪華なピアスを見つけたので思わずゲットしました。なぜか「Made in Peru」。後から調べたら、このしだれるような優雅なデザインはペルーの工芸品のようでした。

3.網模様のシルバーピアス/ニューオーリンズ(ルイジアナ州)

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 アメリカに散らばって住む友人たちと現地集合で、ニューオリーンズ二泊三日の旅。バーボンストリートに溢れるような生演奏のジャズや、フレンチクオーターのピンクや水色の可愛い建物、シーフードをたっぷり使った南部伝統のケイジャン料理など、楽しいことをぎゅっとつめこんだ旅行でした。コロナ前最後の旅行になったのが懐かしい。

 帰りはめいめいのフライトで私は最後だったので、一人で早めに空港についてチェックインし、ぶらぶら。普段は空港で買い物をしないのですが、地元のアクセサリー作家の作品を集めたショップで思わず目にとめてしまったデザインのピアスがこちら。うーんうーんと20分くらい悩んで買いました。網目のような模様がなんとも美しく、今もお気に入りでつけています。

4.ナバホ族お母さん手作りピアス/オルジャト=モニュメントバレー(ユタ州)

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 アメリカ中西部のグランドサークルを、11日間かけてドライブしていた時、何もないところに突如現れる天然の大岩の塔、モニュメントバレー。ここはナバホ族の方々が今でも住むエリア。砂埃舞うだだっ広いところに少しだけある町に、ナバホ族のお母さんのお家の一角をつかったAirbnbがあったので一泊。

 物置のような最低限の小屋にベッドが二つ置いてあるだけで、お風呂やトイレはお母さんの住む母屋に借ります。ハエは出るし暑いしで大変でしたが、朝は真ん前にモニュメントバレーがそびえたち、最高の朝日を拝めました。母屋で朝ごはんを食べていると、お母さん手作りアクセサリーコーナーを発見。フープのデザインと色使いが気にってひとつ譲っていただきました。お支払いは送金アプリで、ここだけ近代的だったのも思い出。笑

5.露店のきらきらピアス/ボストン(マサチューセッツ州)

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 太陽燦燦の明るい西海岸も良いのですが、私はやっぱり瀟洒でヒストリカルな東海岸の雰囲気が好き。ボストンはそう思わせてくれる、素敵な町でした。このときの滞在では、バックベイという高級住宅街エリアの家の部屋を借り、秋の紅葉に色づくボストンを市民のような気持ちで堪能しました。

 日曜日の午後、ボストン公共庭園から宿まで帰る途中、高級店が並ぶNewbury Streetを散歩。週末だからか、露店もちらほら。ひときわ人が集まっていたのは、ピアスと指輪のアクセサリーの露店でした。あまりに色んな種類があったので、じっくり吟味して、葉っぱの透かし模様の金色のピアスと、青い石の配色が美しいこちらのピアスをチョイス。シンプルな紺色のタートルネックに合わせて、さっそく夜につけてるんるんでレストランに行きました。

6.南部邸宅の門のモチーフピアス/チャールストン(サウスカロライナ州)

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 南東部、大西洋に面した町、チャールストン。アメリカ独立戦争時には、イギリスとの戦いの舞台の一つにもなった、国内でも古い歴史の町です。町中には、当時のプランテーション農場主が住んだ、カラフルで豪華な邸宅が並びます。太陽がふりそそぐ南向きに据え付けられたテラスが特徴。町中には、観光客を乗せた馬車がかぽかぽとのんびり歩いています。

 このチャールストンの旧邸宅、テラスとともに門の優美なデザインが名物になっています。町のお土産屋さんに行くと、「Charleston Gate Jewerly」という冠で、ピアスがたくさん並んでいました。中でも特に彫りが繊細なこちらをチョイス。こんな美しい門のある豪邸に住んでみたいものです。

7.美術館のピアス/サバンナ(ジョージア州)

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 チャールストンからアムトラック(鉄道)で2時間ほどの町、サバンナ。
 こちらもやはり歴史が長く、石畳にヨーロッパ風の豪邸が立ち並ぶ優雅な街。街のいたるところに小広場があり、真ん中にはオベリスクや独立戦争時の偉人像、噴水があってとても優雅。また、小さなアンティークショップや古地図、古書店がたくさんあって、見ているだけでもワクワクさせてくれます。極めつけは、ヴィクトリア風の豪華なアンティーク家具を備えた、美しいB&B(ベッドアンドブレックファスト)。アメリカでも最高にお気に入りの町です。

 滞在最終日のお昼、最後の時間をどこで過ごそうかと街を歩いていると、美しい近代的な美術館を発見。開放的なホールにはカフェが併設され、初老のおじいさんがギターをかきならし、女性が美声を響かせています。アメリカの古い歌を聞きながら、こちらでブランチがいただきました。食後、横にあるミュージアムショップをぶらぶらしていると、地元作家さんの素敵すぎるピアスを発見。いぶし銀のような渋いシルバーに、紺碧の石が美しいこちらを記念に購入しました。

おわり

 アメリカの町は東から西、北から南まで色んな顔を見せてくれますが、訪れたときの思い出とともにそのときどきでピアスを買って帰るのは、私の密かな楽しみです。
 そのうち、気に入ったB&Bと町の特集もしたいな。

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