雲海のお寺~お遍路たび㊺~
(この記事は2020年9月4日から四国のお遍路を廻った日記です。)
10月18日
今日は徳島県三好市の宿から、66、67番札所をお参りして、香川県観音寺市の宿までの27キロコース!
納豆大好き!(朝食に納豆が出たら、テンションUP↑)
岡田の大旦那さんとお嫁さんに、「また来ます!」(つい言っちゃった!)とあいさつをしてお見送りをしてもらっていざ出発!
Kさんは歩くのが遅いから、と一足早く先に出て行ってた。
意外と曲道が多いのだけど、目印がしっかりあるので大丈夫!
NO.1はあったのか・・?
雨がやんでいてよかった、遍路道。
雨上がりきのこたち(いきいき)
しばらくして、Kさんと合流。
霧の中の遍路道をゆく。
あなた歩くの早いわねー、と言われるけどたぶん普通。
Kさんは肺を手術をしていて坂道が苦手らしい。
(平坦な道は私より歩くの早い)
ふと後ろを振り返ると、突然の雲海。
雲辺寺の名前通りだねーと言い合う。
木々が大きくなって、お寺に近づく。
最後の階段をのぼって、到着!
香川県入り初のお寺、66番札所「雲辺寺」
日曜日だからか、お参りの人が多かった!
標高911mにある、四国霊場では一番標高の高いところにあるお寺。
(ここで良縁祈願をおたのみなすった、)('ω')
お山の上は紅葉しているー!
深まる秋。(息が白い、!)
友人のお土産に紫陽花で作られた塗香を求める。
雲辺寺は紫陽花で有名らしい。
ドライフラワーの紫陽花も一緒に頂いた。
(小粋!でも持ち運びが・・ザックにぶらさげました)
ロープウェイとかをみたりして、ゆっくりしたいのだけど、この先のお寺と宿まで20キロ近く歩かなくてはいけないので、今回はパス!
お釈迦様の弟子さんの五百羅漢の面白いお顔を足早に見つつ、下山する。
だれかひとり、ふたり、
知り合いに似てる像が必ずある、
らしい・・?
みんな等身大なんですよ!(夜は動いてそう。。)
下界はすっかり晴れていた。
ここからの下り道がながいんだなーーーー!もうこれが。
ひざがくがく。Kさんと話しながら歩けて良かった。
お接待でいただいたお昼ごはんのおむすび🍙
周辺にお店がないので、いつもおむすびを持たせてくれるのだそう。
Kさんと感謝して頂く( ;人;)
またひたすらに下ります。
川の感じも四国四県それぞれに違っていて面白い。
ようやく次のお寺に到着。
67番札所「大興寺」
Kさんは今日で区切り打ちが終了。
JRに乗ってお家へ帰るそう。
電車の時間もあるので足早になるのだけど、
急いでいるときあるある、で道を間違う・・
ふたりで頭を突き合わせて地図と悪戦苦闘していたら
(二人とも方向音痴…)
「乳がん検診は行っておいたほうが良いよ!!」
というお言葉とともに、お接待をいただきました!(笑)
ここらでは、お嫁に来た時にご近所さんにこの「おいり」を配って回るのが習わしなのだそう。
名物おいりちゃんは、ひなあられをもっと優しくしたほんのり甘いお菓子。(わたしも早く配りまわりたいものだわ。。)
Kさんとはここで本当のお別れ。
松本のお家に一旦帰ってまた来月歩くそう。
45番札所でお会いして、二週間。
行き会っては一緒に歩いて、またあうかもね、とお別れして、本当にまた出会って。
不思議なご縁でした。
力みのない己を知っている歩み。
心からお遍路を楽しんでいるその姿は、とても励みになりました。
またいつか、いっしょにお遍路を歩きたいなと思っています。
今日は一人のお宿。
山を越えての27キロ、今日はとっても歩いた。。
夕ご飯の栗ご飯!最高!!
今日も歩けたことにありがとう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます! サポート嬉しいです('ω')☆ これからもよろしくお願いします◎