＜中国＞ギネス記録5個持つ水族館へ香港から行く1泊2日～まだ笑顔が私にあった時～

＜この記事は約3分で読めます＞

あ。これ本当にだめなやつだ。これ以上ふらふらしたら、身に危険がある気がする。バックパッカーもどきをやっている私には分かった。

何を物騒な書き出しかと思いますね(笑)
どうしても陸路で国境を超えたい衝動が止まらなくなって、その場でいろいろ予約したら結果的に涙が出そうになった、そんな旅の思い出です。

▶今回の旅のコンセプト

週末にふら～っと遊びに行きたいな、なんか超大きい水族館が中国にあるじゃん！いいね、行こう。

と思ったときには水族館のチケットをとっていました。
「長隆海洋王国｜チャムロンオーシャンキングダム」です。中国は珠海（じゅはい）にある5つのギネス記録を持つ水族館。

水族館に行きたかったわけではなくて、中国とマカオの境界の1つを歩いて越えたい！ということでしたが楽しい要素も入れようと思い、水族館を1つ目の目的地に設定。

なんといってもこの旅コンセプトは、「バックパック旅で初心を思い出す！」です。最近は仕事柄もあって苦い旅というのをしてなかったな、と思い《香港→マカオ→珠海→マカオ→香港を1泊2日》という行程でいってきました。

▶1日目（交通）

朝ちょっと寝坊をしたので8時半のフェリーでマカオへ向かいます。

今回もおなじみターボジェットです。1時間くらいでマカオに着きました。さあ、お金を節約旅なのでフェリーターミナルについてからカジノが出している無料循環バスに乗ります。次の行先を考えた結果「ベネチアンホテル」のバスにしました。大きなターミナルを持っているので待ち時間も少なく楽ちんです。

マカオは中継地、ここから中国の珠海に向かいます。ベネチアンからロータスポート行きのバスに乗ろうと思います。

これがまた、人気のないルートなのかぜんっぜん来ないんです。待ち時間長すぎておやつを持ってなかったことを後悔しました。そして無事にマカオ側の境目につきます。

そこから中国側に入境。マカオも香港も中国ではありますが特別行政区、資本主義に近いものがあるんですけどさすがはメインランド。信じられないほどの監視カメラがイミグレーションについて完全写真撮影禁止！なので写真はありません。荷物もクリアして無事に入国～。

ここで問題発生していました。実は入境の際にバスに乗るんですね、5分くらい。当時は6CNYでした、ですが1番細かいお金は10CNYしかない、、、香港ドルとごちゃまぜでもよかったことを知りましたが、後ろの優しいおじさんが両替してくれました。

※香港・マカオは中華人民共和国内の特別行政区のため、入国/出国とは言わず入境/出境という表記です。

一人旅の醍醐味でもありますね。香港は広東語、マカオも広東語、中国本土は北京語。この度は基本的に言葉が通じない戦いになりそうです。

そこから水族館が運行している無料バスに乗ります。1時間に1本、分かってはいたもののイミグレーションの時間は読めず。結果1時間待ちました。

簡体字なのでいつも見慣れているものとは違いますが、だいたい意味は分かります。バスに乗り30分くらいかな？で終点のペンギンホテルに着きました。ペンギンホテルから中を通って（歩き）で海洋王国です。

（ここまで長かったな…もう疲れた…時刻は12時30分。安さのために時間を使いすぎました）

▶1日目（水族館）

やーーーっと到着！目的地でしたが普通に水族館なのでサクサク行きます！

簡単に言うと、水族館＋動物園＋遊園地＋パレード、です。
中華圏あるあるですが基本ごっちゃにします。

ライトでカラフルに展示しています、クラゲ。

超広角にしないと収まらないメイン水槽！（写真ヘタ）

ジンベエザメ！

マンタを頭上に進みます。

再びジンベエザメ！（3匹いたらしい）

魚の量、水槽の大きさだけではなくショーの規模もちょっと意味が分かりません。

正直1番楽しみにしていた「シロイルカ」のショーです！シロイルカって日本だあったのですが、まさかのここではショーをしていました。ちなみにこのショーは目玉になっていて、30分前くらいからの開門と同時にほぼ満席。

3000人くらいだったかな。イルカは6頭。

次はこれ！海獣たちのショーです。セイウチ、アシカなどなど賢い技を繰り広げていました。

さてさて遊園地も兼ね備えているので1人であることは気にせず遊びました。

もちろん絶叫。（苦手なのにあえて乗る）

歩いて暑くて倒れそうだったので…

南極に避難。

と写真を撮り忘れたりした場所もあるんですけど、すべてのショーを制覇しました。困ったのは基本的に中国はキャッシュレスなのでWe Chat Payを持っていない私は現金が使える場所を選びました。

でも基本的にひとり旅の時はほぼほぼ食事をとらず（食べるの忘れて）1日中歩き回るので大きな不便は感じませんでした。最悪ごねればどうにかなります(笑)

1人でテーマパークに行くというのは初めてだったのですが、めっちゃくちゃ楽しみました。1人で…と億劫になっている人にお勧めしたい！自由だから！パレードで遠慮なく手を振って踊っても全然OKだから！はい。

今回の宿（ゲストハウス）は海洋王国とは反対側の半島なので、19時までには出発しないといけません。サクサクと回っていたら18時には出発しました。ちょっと入場料もったいなかったですかね？

あいまいな調べだったので、どのバスにするかで15分悩みました。中国はGoogle使えない（厳密には香港SIMでは使えるんですけど…）ので、百度（バイドゥ）をダウンロードしておくことが大切です。何とかなるでしょ精神でバスを選んだらあっていました、よかった。

▶この先

ちゃんとたどり着くのかな～、と思いつつ乗ったバスで無事に珠海駅までたどり着くもののこの先でゲストハウスを見つけられなくて、久しぶりに旅先で涙を流しそうになったのですが長くなりそうなので次回に…！

次回：泣きそうで高級ホテルに泊まろうとした話。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ライター：haruka