見出し画像

静かな絶景の宝庫、山形県飯豊町(いいでまち)のおすすめ観光スポット3選!【春~秋編】


山形県飯豊町は山形県の南部に位置し、全体の約8割を山林が占めており、北部と南部でそれぞれ違った絶景を見ることができます。

今回は春から秋にかけて飯豊町で見ることのできる3つの絶景スポットと、飯豊町の旅情報をご紹介します!


【どんでん平ゆり園】

まず訪れていただきたいのが、約50万本の多様な品種のゆりの花が咲き誇る「どんでん平ゆり園」です。

こちらは東日本最大級のゆり園で、広さ7haの敷地に色とりどりのゆりと季節ごとのお花を見ることができます。

豪雪地帯であるため冬期は休業となっていますが、雪解けの季節から営業が始まり、
ゆりが見ごろを迎える6月中旬~7月中旬にかけては例年「ゆりまつり」が開催されます。


園内にはゆり以外のお花や樹々も多く植えられていますので、春先には桜や藤、初夏にはアナベルなど、お花好きの方には散策するのがとても楽しい施設となっています。

ゆりの開花後は他のお花とのコラボレーションも見られます!


こちらが園内MAPです。

園内にはゆっくり休憩のできるレストハウスやお土産屋さん、植物好きにはたまらない花売店があり、自然豊かな敷地を散策しつつ、幅広い世代で滞在を楽しむことができます。

かなりの広さがあるので、ゆっくり回るとすべて見るのに1~2時間ほどかかるとのことです。


周囲を豊かな山々に囲まれており、新緑の時期以降はカラフルなお花と木々の深い緑、そして空の色のコントラストを楽しめます。

写真好きの方にとっても撮りがいのある素敵なスポットです♪


雨の日の様子も美しいですね。

開園期間中は定休日無しですので、基本的にいつ訪れても大丈夫です。


近年全国の花の絶景を紹介する書籍にも取り上げられるなど注目を集めるどんでん平ゆり園さんですが、

他の観光スポットに比べてまだまだ穴場でゆったりと見て回れます。

訪れた方はそのスケールに大満足される方が多いので、ぜひ一度足を運んでみてください!

—————————————————–

【どんでん平ゆり園】

ウェブサイト:https://dondendaira.com/

Instagram:https://www.instagram.com/dondendaira_lily_garden/


住所:山形県西置賜郡飯豊町大字萩生3341
Tel:0238-78-5587
料金:
大人 700円
中学生以下無料
※季節ごとに変動する場合があります。
営業時間:9:00~17:00
定休日:冬期休業
アクセス:
[車]
■仙台から
仙台(東北自動車道) → 村田JCT(山形自動車道) → 山形蔵王IC
■福島から
福島(東北中央自動車道) → 南陽高畠IC → R113号
■庄内から
鶴岡(月山花笠ライン) → R112 → R287
■新潟から
新潟→R7号 → R113

[鉄道]
■東京駅 → 米沢駅 → 萩生駅 または 羽前椿駅(タクシー有り)
約3時間30分
■新潟駅 → 坂町 → 萩生駅 または 羽前椿駅(タクシー有り)
約2時間30分

—————————————————– 


【田園散居集落景観】


ゆり園からほど近い場所にある2つの展望台から見ることのできるのが、田園散居集落の美しい景観です。

飯豊町は「日本で最も美しい村」連合に加入しており、日本らしさやその地域の伝統風景を今につないだ景色が飯豊町旧豊原地区(今の萩生地区と中地区)を中心に約1,200ヘクタールにわたって広がっています。

春のシーズンの見ごろは5月下旬から6月上旬の田んぼに水が張られる時期で、新緑に包まれた水面に朝日や夕日が反射する様がとても幻想的です。


7月下旬になると稲が青々としてきて、まるで緑のじゅうたんのように一面に広がります!

散居集落を広角的に望むことのできるのは、どんでん平ゆり園内の敷地から一般車で登ることができる「ゆり園展望台」と、専用登山道を10分ほど歩いたところにある「ホトケヤマ展望台」の2箇所になります。

足腰に自信のない方は「ゆり園展望台」を、また自然を感じながらちょっとしたハイキングも兼ねて観光したい方には「ホトケヤマ展望台」をおすすめします♪


春から初夏の時期は町中で見ても田んぼと風景のリフレクションが美しいです。

地元の方がおすすめするのは秋の田園散居集落景観です!

9月上旬には稲が収穫を目前に黄金色に実り、風にはほんのりと秋のにおいが香ります。


山々の紅葉の時期も綺麗ですので、美しい飯豊町の風景として写真に収めてきてください!

—————————————————–

【飯豊町観光協会公式HP 散居集落について】https://www.iikanjini.info/sankyo


【ゆり園展望台】
所在地:山形県西置賜郡飯豊町萩生
※ゆり園展望台は頂上待避所に駐車をお願いいたします。

【ホトケヤマ展望台】
所在地:山形県西置賜郡飯豊町中1956
※必ず専用駐車場をご利用ください

—————————————————– 

【白川湖】


最後に、「白川湖の水没林」の記事でも取り上げた白川湖について、周辺施設と合わせて1年を通しての楽しみ方をご紹介します!

◎白川湖の水没林の記事はこちら♪


白川湖は市街地から少し離れた山の中にあり、周辺には白川湖岸公園をはじめとした自然を活かしたアクティビティを楽しんだり、風景を堪能できるビュースポットが点在しています。

白川湖岸公園内にはオートキャンプ場が併設されており、公園に隣接した温泉施設「白川荘」では宿泊はもちろん日帰り入浴も可能です♪


また、公園より車で約3分のところには山形県源流の森(開園期間4/29~11/30)があり、丸太やワイヤー、ロープで作られた40種類以上のアドベンチャーコースや陶芸教室、リースづくりなどを楽しむことができます。

春から秋にかけては飯豊連峰と豊かな大自然の景色の中をドライブするだけでもリフレッシュできそうです♪


3月下旬~5月中旬に見ることのできるシロヤナギが水面から生えているかのような光景は、春限定の絶景として訪れる人を魅了しています!



©いいでカヌークラブ

夏になると雪解け水が少なくなり水没林の光景は見られなくなってしまいますが、

いいでカヌークラブさんが主催するカヌーやSUPツアーで涼を満喫したり、パークゴルフなど屋外でのレジャーを思い切り楽しめます!


©いいでカヌークラブ

秋には山一面が紅葉し、また違った表情の自然を見ることができます。


豪雪地帯である飯豊町では、冬になると白鳥が飛来し、白川湖は雪と静けさに包まれます。

この時期の白川湖の様子は「水墨画」のようだと言われており、長い冬の時期は3月頃まで続きます。



厳しい冬を超えた飯豊町は、春以降になると雪解け水の恵みが一気に花開きます。

美味しい農作物や、畜産業が盛んで良質な牛肉も食べることができ、絶景と合わせて心もお腹も満足できますよ♪


タビイコでは、2024/3/23~5/19の間、飯豊町と提携してInstagramでフォトコンテストを開催しています!


飯豊町で撮られた風景を「#タビイコフォトコン飯豊町」&「#(スポット名)」を付けて投稿していただくと、

あなたの旅の思い出のお写真が町の公式広報媒体でPRに使われ、

入賞者には飯豊町産米沢牛、つや姫、白川湖カヌー体験などの豪華賞品が贈られます!


【タビイコInstagram】


これからもタビイコではご加入いただいている市町村の隠れた魅力的な観光資源をSNSやWebサイトを通じて発信していきますので、ぜひフォロー&チェックをお願いします!


———————————————————-

【白川湖岸公園】

ウェブサイト:https://www.iikanjini.com/

白川湖の水没林公式Instagram:https://www.instagram.com/suibotsurin.iide


住所:山形県飯豊町数馬218-1付近
料金:
【協力金期間】4月29日~5月7日
【自動車】800円【二輪車】500円
アクセス:手ノ子駅よりお車で20分
※国道113号線から県道4号線へ入り、手ノ子小学校の前を通行するルートをおすすめします。カーナビで白川ダム湖岸公園を設定すると、川西町経由の「菅沼峠」を案内される場合があります。

菅沼峠付近は道幅が狭く、カーブも多いことから、大型車のすれ違いは困難となります。米沢・川西方面から通行する際には十分に注意してください。

駐車場:白川ダム湖岸公園内の指定の駐車場に駐車してください。
※路上駐車は大変危険ですので絶対におやめください。

◆写真撮影する際の注意点◆

白川湖岸公園内にはオートキャンプ場が併設されております。写真撮影の際は有料施設へはお入りになりませんようご配慮をお願いいたします。また、オートキャンプ場やフリーサイトを利用されているキャンパーの方々のご迷惑となりますので早朝のドローン空撮はご遠慮ください。

※たばこの吸い殻や空き缶のポイ捨ては絶対禁止です。
※ゴミの持ち帰りにご協力ください。

問い合わせ先:飯豊町観光協会 0238-86-2411


【その他観光情報サイト】

やまがたアルカディア観光局:https://arcadia-kanko.jp/

いいでカヌークラブ:https://www.iide3.net

—————————————————-

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?